競輪一発勝負
別府記念 前節 特選 99年05月13日
○ | 1 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差脚 |
| 2 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 逃捲 |
| 3 | 横田努 | 熊本 | 69期 | 逃捲 |
| 4 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差脚 |
△ | 5 | 加倉正義 | 福岡 | 68期 | 差脚 |
× | 6 | 新藤敦 | 神奈川 | 62期 | 差脚 |
| 7 | 小倉竜二 | 徳島 | 77期 | 自在 |
▲ | 8 | 佐々木昭彦 | 佐賀 | 43期 | 差脚 |
◎ | 9 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
太田真一の見事な先行で押し切り、ラインで123独占。
周回は、太田−鈴木−新藤、横田−加倉−佐々木、小倉−山田−金田、と並んだ。山田が小倉マークに付けて勝負を捨てた。
小倉−山田−金田がゆっくりと上昇して行き赤板を通過する。太田は誘導員を外してピッチを緩める。
誰も先に出たくない様だ、太田が腰を上げて先行体勢を整え、踏み込んでいく。中段が小倉ラインと横田ラインの奪い合いになる。
中段が縺れ打鐘を聞く、太田は先行発進する。中段はイン横田ライン、アウト小倉ラインで叩き合っている。
太田の文句のない先行展開になった、マイペースで先行する太田にマーク鈴木が車間を空けてガードする。
4番手以降が縺れたまま、最終バックを回る。最終コーナーもそのままで新藤が外に振る。
ゴール線は、太田と鈴木の一騎打ちになり、太田が押し切り1着、鈴木、新藤と入り込んで123独占した。
久しぶりに太田らしさが蘇った、展開の綾もあった。
太田−鈴木の車連(9-1)は3,070円、枠連(1-6)は800円でスジ車券でした。
太田に期待する、単騎小倉の動きに注目したい。
東日本勢は太田の先行で鈴木と新藤がラインを形成する。地元九州勢は横田を機関車にして加倉と佐々木で必勝祈願である。
中部近畿勢は金田が山田を足場にする。小倉は先行番手狙いで、太田の番手を奪う作戦だろう。
並びは、横田−加倉−佐々木、太田−鈴木−新藤、小倉、山田−金田、と想定した。
先行は太田と横田の何れかであろう、山田の先行は無いと過信は出来ないが捲り頭狙いと考える。
太田も頭と大きな数字の競争が続いているが、特選は先行で見せ場を付くって貰いたい。
横田も地元九州勢でラインが出来るので、逃げる時は覚悟を決めての捨て身の先行になるだろう。
山田は金田と2車のラインで8番手に置かれると苦しい展開が待ち受ける。小倉は先行番手勝負の競争を前回アピールし、引き続き頭から抜ける調子を維持しているだろう。
狙い目は、先行勝負の太田から番手鈴木の折り返し、ズブズブの鈴木と新藤の突き抜けを押さえる。
別線で早掛け横田に乗る加倉と佐々木のワンツー当たりだろう。小倉は調子を見てから買いたい、人気になる山田は後方に置かれ消した。
太田=鈴木(9=1)、鈴木−新藤(1-6)、加倉−佐々木(5-8)の4点で勝負する。