競輪一発勝負
平塚記念 前節 決勝 99年05月02日
◎ | 1 | 遠澤健二 | 神奈川 | 57期 | 差脚 |
▲ | 2 | 森田進 | 埼玉 | 57期 | 差脚 |
| 3 | 本田晴美 | 岡山 | 51期 | 自在 |
注 | 4 | 前田拓也 | 大阪 | 71期 | 差脚 |
○ | 5 | 金古将人 | 福島 | 67期 | 逃捲 |
| 6 | 小林大介 | 群馬 | 79期 | 逃捲 |
| 7 | 井上薫 | 大阪 | 42期 | 差脚 |
| 8 | 長谷部純也 | 茨城 | 57期 | 差脚 |
× | 9 | 新藤敦 | 神奈川 | 62期 | 差脚 |
金古は最悪7番手に置かれて、地元勢も沈没した。
周回は、金古−遠澤−新藤、本田−井上、小林−森田−長谷部−前田、と並んで回を重ねる。
前田が同県井上マークではなく、小林ラインの4番手を選んだ。赤板前の4角から小林ラインがゆっくりと上昇する。
先頭に出ると、本田は中段5番手、金古は後方7番手になって打鐘を聞いた。
最終ホーム、小林−森田−長谷部−前田、本田−井上、金古−遠澤−新藤、の一列棒状で通過する。
金古が捲り発進するが、小林の回転が良いぞ。4番手の前田が金古が来る前に先捲りを打つ、金古は前田を追走するようになる。
前田が小林を捕らえると森田が切り替える。金古は外に膨らむ、ゴール線は前田と森田が抜け出し、金古は3着に届くのが一杯だった。
前田は選抜A準決Aで調子が良く意識はしていたが、森田がヒモになるとは読めなかった。
本田−井上−前田では捲り3番手は用無し。金古−遠澤−新藤−前田では地元勢に先捲りが打てないので用無し、残るは関東勢の4番手の選択だ。
なにか4番手を選ぶ根拠があり、優勝を狙う自信があったようだ。
前田−森田の車連(4-2)は7,040円、枠連(2-4)は1,050円で先捲り車券でした。
金古を利す、地元ホームバンク遠澤と新藤に期待したい。
関東勢は小林に森田と長谷部で結束する、森田と長谷部の前後は微妙だ。地元ホームバンク遠澤と新藤は特選同様に金古を使うだろう。
西日本勢は本田に大阪両車の前田と井上で並ぶが、本田が動かなければ大阪コンビの切り替えが有りそうだ。
並びは、小林−森田−長谷部、本田−前田−井上、金古−遠澤−新藤、と想定した。
先行するのは小林であろう、位置取り巧い本田がいるので金古率いる地元コンビが後方を嫌って先行策にでると関東勢は用がなくなる。
本田が駆けると番手前田が早めに仕掛けて大阪両車の綺麗なワンツー結果のなったりしたら大変である。穴をあけるのは前田であろう。
地元遠澤も充分に気合いが入っている。遠澤がいるために金古の番手が回ってこない新藤が気の毒である、此処は奮起強襲を見たい。
狙い目は、金古を使う地元勢の遠澤から金古の折り返し、突き抜け無いだろうけれども新藤の意地に賭けてみる。
別線では小林が逃げて中段を金古と本田で叩き合った時の小林番手の森田から捲る金古に付けたい。
遠澤=金古(1=5)、遠澤−新藤(1-9)、金古−森田(5-2)の4点で勝負する。