競輪一発勝負
西武園記念 後節 決勝 99年04月29日
| 1 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
注 | 2 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
◎ | 3 | 茂木和臣 | 埼玉 | 63期 | 差脚 |
| 4 | 坂本勉 | 青森 | 57期 | 差脚 |
| 5 | 菊池仁志 | 愛媛 | 47期 | 差脚 |
| 6 | 有坂直樹 | 秋田 | 64期 | 自在 |
○ | 7 | 稲村成浩 | 群馬 | 69期 | 自在 |
| 8 | 平田崇昭 | 福岡 | 55期 | 差脚 |
× | 9 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
小嶋ライン3番手6番車の有坂が、吉岡に併せて踏み上げ優勝。
周回は、吉岡−平田、小嶋−菊池−有坂−坂本、稲村−茂木−戸辺、で周回を重ねる。
後方7番手から稲村が上昇して赤板を通過する。稲村は3番手小嶋と並び押さえ込む、小嶋は車を下げて行くと打鐘を聞く。
2角から小嶋が発進して、最終ホームで吉岡を捕らえて主導権を握る。
小嶋−菊池−有坂と出切ると坂本は吉岡に叩かれて沈没する。最終2角から稲村が捲りダッシュを見せるが、吉岡が此に併せる、有坂が吉岡に併せる。
ゴール線は有坂、吉岡、平田、茂木の順で通過した。茂木も吉岡ラインに切り替えて4着と地元の意地を見せてくれた。
有坂は選抜B準決Aで勝ち上がり自ら動けるので、北日本の車券をスジで折り返し押さえていたが、坂本が吉岡に叩かれて有坂をマーク仕切れなかったのが残念だ。
稲村は後手を踏んでしまった、地元茂木に特選は差されているので仕掛けが遅くなって沈没してしまったし、小嶋の先行も強力であり3番手有坂が全てに置いてシナリオ通りの展開で優勝した。
本日はオケラになり、明日は仕事に出て、立て直したい。
有坂−吉岡の車連(6-1)は22,150円、枠連(5-1)は1,190円で黄色の6番車券でした。
特選のご祝儀で、地元茂木の優勝が濃厚だ。
地元関東勢3車が特選と同様に稲村に茂木と戸辺で結束する。吉岡には同県で平田がマークする。菊池は小嶋の番手からだろう。
北日本勢は有坂と坂本で、小嶋番手に切り込みも考えられる。
並びは、小嶋−菊池、稲村−茂木−戸辺、有坂−坂本、吉岡−平田、と想定したが、菊池が吉岡ラインにつくと北日本勢が小嶋を脚にするだろう。
吉岡の準決は先行車の3番手に追い上げて捲る戦法で、自力にまだまだ不安があるようだ。それは吉岡自身の気持ちの病気で完治していない。
ただ同県の平田が付くことによって逃げるかも知れないぞ、敵は日本一の小嶋であり叩き合ったら共倒れになろう。
稲村も準決は内に押さえられてしまったが、力で3着に入ったのは好調そのものであろう。茂木も縦の脚に地元根性が入り込んでいる。
戸辺も同様に直線強襲から準決を勝ち上がった。此の関東ラインが目立って好調である。
狙い目は、稲村を使う茂木から折り返して、戸辺の流れ込み。別線から小嶋の逃げ粘り、特選のご祝儀で地元茂木から狙う。
茂木=稲村(3=7)、茂木−戸辺(3-9)、茂木−小嶋(3-2)の4点で勝負する。