競輪一発勝負



西武園記念 前節 決勝 99年04月25日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2後閑信一 群馬 65期差捲
× 3佐々木龍也神奈川57期差脚
4森田進 埼玉 57期差脚
  5齋藤登志信山形 80期逃捲
6前田拓也 大阪 71期差脚
 7齋藤秀昭 群馬 78期逃捲
  8大河原和彦群馬 58期差脚
  9山口幸二 岐阜 62期差脚

太田は齋藤登志信に叩かれ沈没、佐々木龍也が優勝。

 周回は、齋藤秀昭−後閑−大河原、太田−森田、齋藤登志信−佐々木−山口−前田、で前田は中段の太田ライン3番手を嫌い、山口マークに変更した。 青板を通過してバックから早くも後方の齋藤登志信が車を上げる。
 赤板で齋藤登志信が齋藤秀昭と並び踏み込んで先頭に出る。太田が此を押さえて先頭に出る、すぐさま群馬ライン齋藤秀昭がダッシュを見せて主導権を奪い打鐘を聞く。 太田は群馬ライン追走から仕掛ける作戦のようだ。しかし齋藤登志信が4番手位置アウトに並んで太田を内に押さえ込んだ。太田は勝負権を失い、競争が出来ないで沈没する。
 齋藤秀昭−後閑−大河原を最終2角から、齋藤登志信−佐々木−山口が捲り発進する。前田は千切れ気味になる。 3角で齋藤登志信が齋藤秀昭と後閑の番手捲りを見事に飲み込み直線に勝負になる。佐々木が齋藤登志信を差し込んで優勝、3着もラインの山口が流れ込んだ。
 地元の太田優勝に期待をしたが、絶好調の佐々木龍也が機関車に恵まれて優勝してしまった。齋藤登志信はS1クラスに慣れてきたようである。注目株である。

佐々木−齋藤登志信の車連(3-5)は1,220円、枠連(3-4)は1,900円でスジ車券でした。



地元埼玉2車と群馬3車で関東分裂、穴は佐々木の逆転一発。

 機関車は太田、齋藤秀昭、齋藤登志信、の3車である。太田には森田で埼玉車券になる。 群馬勢3車は、齋藤秀昭−後閑−齋藤登志信でえあろう。残る山口と前田は空いている3番手に行くだろう。
 並びは、齋藤秀昭−後閑−大河原、太田−森田−山口、齋藤登志信−佐々木−前田、と想定した。 太田は中段を奪っての捲り勝負で優勝を狙う、優勝がターゲットであり、優勝で無かれば着は意識しない。
 狙い目は、太田から森田、佐々木の折り返し、佐々木と前田の筋違い車券か。

太田−森田(1-4)、太田=佐々木(1=3)、佐々木−前田(3-6)、の4点で勝負する。