競輪一発勝負



四日市記念前節、武雄記念前節


四日市記念 前節 特選 99年04月17日

  1山田裕仁 岐阜 61期逃捲
2稲村成浩 群馬 69期自在
  3児玉広志 香川 66期差捲
  4横田努 熊本 69期逃捲
5戸辺英雄 茨城 51期差脚
6新藤敦 神奈川62期差脚
×7水島章 大阪 57期差脚
  8紫原政文 福岡 61期自在
9鈴木誠 千葉 55期差脚

打鐘先行で山田が押し切り、マーク水島が流れ込む。

 周回は、稲村−戸辺−鈴木、児玉、横田−紫原−新藤、で赤板を通過する。 2角から横田ラインが上昇していくと、先頭の山田が誘導員を外して突っ張る様に踏み込むと打鐘が鳴った。
 山田−水島、横田−紫原−新藤、児玉、稲村−戸辺−鈴木、と並びが入れ替わった。 7番手に置かれた稲村ラインが捲り込んで行く、勢いに乗れず山田の後位までで外併走の苦しい展開に稲村は泣いた。 山田が先行状態、稲村は山田を捕らえる事が出来ないと戸辺が割り込んで水島を内に押し込む。横田は競争にならないで沈没した。
 山田が打鐘先行で押し切ってしまった。2着に水島が離れずに流れ込んできたのが幸いか。新藤が縦脚を見せて3着は好調気配を与えた。

山田−水島の車連(1-7)は930円、枠連(1-5)は690円で中近スジ車券でした。



気楽に稲村先行で東日本ライン、伏せ兵は水島だ。

 東日本勢は関東で稲村にマーク屋戸辺が続き、南関の鈴木と新藤が此のラインに道中付けて切り替え含みであろう。 中部近畿勢は水島が山田の後位をキープ出来そうである。九州勢は横田に紫原が乗って、位置に拘らない児玉も地域的には此処であろう。
 並びは、山田−水島、横田−紫原−児玉、稲村−戸辺−鈴木−新藤、と想定した。児玉と南関勢の位置取りはどうのようになるのか。 先行は横田か稲村であろう、山田がそれを捲る展開になりそうである。近況から積極的に先手を取らざるを得ない番組なら稲村がお奨めだろう。 すると番手戸辺がきっちりとマーク追走する。怖いのは3番手に入るだろう鈴木の捲り追い込みと新藤の流れ込みだ。 外を山田が捲り込むが、児玉が併せて先に仕掛けると山田は脆く共に沈没する。山田に乗った水島がスピードを上げ突っ込む事が出来るだろうか。
 狙い目は、先行稲村の押し切りでマーク巧者戸辺の折り返し、3番手4番手の南関の突き抜け、山田の捲りに乗る水島が好調ならば流したい。

稲村=戸辺(2=5)、稲村−水島(2-7)、鈴木−新藤(9-6)の4点で勝負する。


武雄記念 前節 特選 99年04月17日

1小橋正義 岡山 59期差脚
  2十文字貴信茨城 75期逃捲
× 3出口眞浩 神奈川63期差捲
4本田晴美 岡山 51期自在
  5齋藤秀昭 群馬 78期逃捲
 6西川親幸 熊本 57期差脚
 7伏見俊昭 福島 75期逃脚
8加倉正義 福岡 68期差脚
  9山口富生 岐阜 68期差脚

九州勢が付いた伏見が齋藤を捲り、加倉を引き出した。

 周回は、十文字−山口、本田−小橋、齋藤−出口、伏見−加倉−西川、で関東の十文字と齋藤は連係をさせてもらえず、 九州勢は伏見を機関車にして並んだ。赤板手前で伏見が上昇を始める。 伏見−加倉−西川が先頭に出きると、78期齋藤が許さずに抑えて主導権を握って打鐘になる。
 最終ホーム、齋藤−出口、十文字、伏見−加倉、山口、西川、本田−小橋、と入り乱れ混戦団子状態になった。 伏見が2角から発進して、3角で齋藤を捲りきる。伏見には地元地区の加倉が追走を意地する。出口が齋藤を捨てて、巧みに切り替える。 ゴール線で加倉が伏見を交わして1着、伏見が2着に残って、離れて出口が3着、岡山コンビは何も出来ずに完敗した。

加倉−伏見の車連(8-7)は1,750円、枠連(5-6)は580円でスジ車券でした。



75期伏見と十文字ならば、本田の捲りで決めて貰いたい。

 機関車は75期伏見、75期十文字、78期齋藤の東日本3車であり、並びが混沌する。 伏見には出口、齋藤と十文字で連係し、位置のない地元九州勢が付けよう。本田には同県の小橋で縺れる前段を綺麗に捲り一発でワンツー狙いだろう。 山口は位置が無く前々で関東分断を企みたい。
 並びは、伏見−出口、本田−小橋−山口、齋藤−十文字−加倉−西川、と考えたが自由競争を参考にして貰いたい。 先行は伏見であろうが、齋藤と十文字に地元ラインが付いて長くなると伏見との主導権争いになって、本田の餌食になりそうだ。 75期同志で十文字と伏見のバトルが見物である。ただ脚を貯めた出口と加倉の強襲が妙味である。
 狙い目は、展開は先行が縺れて、捲りが綺麗に決まっての番手小橋と本田の折り返し。前段の脚を貯めている出口と加倉が残りそうだ。

小橋=本田(1=4)、小橋−出口(1-3)、小橋−加倉(1-8)の4点で勝負する。