競輪一発勝負



観音寺記念 後節 特選 99年04月14日

× 1小嶋敬二 石川 74期逃捲
2小倉竜二 徳島 77期自在
  3三宅伸 岡山 64期逃捲
  4堤洋 徳島 75期逃脚
  5山口幸二 岐阜 62期差脚
 6馬場圭一 香川 45期差脚
7太田真一 埼玉 75期逃捲
8遠澤健二 神奈川57期差脚
9香川雄介 香川 76期自在

小嶋が見事な捲りで圧勝、太田は勝負を捨てた。

 周回は、三宅−馬場、太田−遠澤、堤−小倉−香川、小嶋−山口、で地元香川勢が別れての並びになった。 6番車馬場圭一の意地が見たいものである。小嶋−山口の中部ラインが上昇していくと赤板になった。 太田が小嶋を見ながら第2コーナーで踏み込んで、三宅を交わして先頭に出ると打鐘を聞く。 太田はピッチを上げて踏み込んで行く、遠澤はきっちりとマークする。3番手が三宅ラインと堤ラインで併走し、後方に小嶋ラインが置かれ、願ってもいない展開になった。
 中段を混戦にして逃げろ太田! が太田は弱かった。四国若手トリオの堤が意地で太田を最終ホームで捕らえた。太田は内に押さえられて撃沈してしまった。 堤−小倉−香川で第1センターを回る。三宅が捲り発進する、大外を小嶋が最終バックから猛スピードで捲り込んで、難なく前段を飲み込んでしまった。 山口もマークするだけで流れ込み2着。勝負強い小倉は山口マークに切り替えて3着。
 どうしたんだ太田、地元四国勢に遠慮があったのであろうか。力が尽きたとも思えない、情けない弱い太田を見てしまった。 マークした遠澤に申し訳ないではないのだろうか、絶好の先行体勢だったのに残念である。

小嶋−山口の車連(1-5)は990円、枠連(1-4)は520円で中部スジ車券でした。



地元四国地区と小嶋と太田の70期代バトル競争だ。

 澤田を特選メンバーに加えていないが、動ける車が揃って面白い競争を見せてくれるだろう。 地元地区は堤が先頭で小倉と香川で結束すると考える。東日本勢は太田と遠澤の2車で問題は無い。 中部は小嶋に山口が絶好の位置だ。中国の三宅のは馬場がピッタリマークする。
 並びは、堤−小倉−香川、三宅−馬場、太田−遠澤、小嶋−山口、と想定した。当日の番組を見て考えて貰いたい。 先行は堤か、太田か、小嶋か、三宅はどちらかと言えば捲りに回るだろう。
狙い目は、75期太田を軸にしてマーク遠澤、74期小嶋との逃げ逃げ車券の折り返し、ご祝儀で小倉と香川の地元車券。

太田−遠澤、太田=小嶋、小倉−香川の4点で勝負する。