競輪一発勝負



松山記念 後節 特選 99年03月13日

  1内林久徳 滋賀 62期差捲
2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
× 3児玉広志 香川 66期差捲
4加倉正義 福岡 68期差脚
  5稲村成浩 群馬 69期自在
 6岡崎孝士 熊本 77期逃捲
 7山口幸二 岐阜 62期差脚
  8梶應弘樹 愛媛 57期差脚
  9高木隆弘 神奈川64期差捲

地元地区児玉が外を鋭く伸びて1着、落ち武者になった吉岡。

 周回は、岡崎−吉岡−加倉−児玉−内林−山口、稲村−高木−梶應、で四国勢は別れての戦いになった。 赤板を通過して、第2コーナーから稲村−高木−梶應が上昇し、打鐘になる。岡崎は引いて行くと九州勢は後方まで下がる。 児玉はするすると先手ラインの高木と梶應の間に入り込む。
 稲村−高木−児玉−梶應−内林−山口、を外から間を置かずに、岡崎−吉岡−加倉が巻き返すが、稲村の掛かりが良く岡崎は先頭に出切る事が出来ない。 稲村の後位が併走になり最終バックを回る。内林も捲るが時すでに遅し、さらに岡崎が一杯になり吉岡も踏む処なく落ちぶれる。
 3番手の児玉が最終第2センターから車を外に持ち出してゴール線を強襲して1着になった。高木が稲村を交わして2着をキープした。 吉岡は落ちる処まで落ちてしまったのであろうか。あんなに岡崎が捨て身で頑張っていたのにね、どうした吉岡!!

児玉−高木の車連(3-9)は1,970円、枠連(3-6)は1,270円で児玉頭車券でした。



九州ラインが結束して、岡崎番手の吉岡が優勢か。

 九州勢が岡崎を使える吉岡と加倉の二段駆けに、地元四国勢の児玉と梶應が中段好位置から仕掛ける。 東日本勢は稲村が自力勝負で一発頭狙いにマークは高木になる。機関車のいない同期ラインの内林と山口も何らか仕掛けてくるだろう。
 並びは、岡崎−吉岡−加倉、児玉−梶應、稲村−高木、内林−山口、となろう。先行は岡崎と稲村の二分戦に近い格好で、勝負は500バンクの直線だ。 先行は岡崎で、吉岡の引き出しに全力を傾けよう。中段の位置取りに縺れが生じて、タイミングさえ間違えなければ吉岡が番手捲りで加倉を連れてのワンツー狙いが正当だろう。 ただ、すんなり折り合うと吉岡が早めに岡崎を捨てると波乱になろう。児玉、高木と伏兵が揃っている。
 狙い目は、吉岡から加倉の折り返し、地元地区児玉の強襲で吉岡との折り返しでいける。

吉岡=加倉(2=4)、吉岡=児玉(2=3)の4点で勝負する。