競輪一発勝負



西宮記念 後節 特選 99年03月03日

  1金田健一郎大阪 60期差脚
  2鰐渕正利 愛知 65期差脚
  3神山雄一郎栃木 61期逃捲
  4三宅伸 岡山 64期逃捲
  5遠澤健二 神奈川57期差脚
 6澤田義和 兵庫 69期逃捲
 7米田勝洋 千葉 62期差脚
  8伊藤浩 大阪 45期差脚
  9小嶋敬二 石川 74期逃捲

先行日本一の小嶋が不調、神山が捲り楽勝。

 周回は、神山−遠澤、小嶋−鰐渕、澤田−金田−伊藤、三宅−米田、の細切れ4分戦になった。 注目は米田が何故に神山の番手遠澤をマークせずに、三宅の番手に付けたのかである。米田は33バンクに弱い神山ラインの3番手を嫌ったのである。 それは競争に対しての強い精神力の表現と感じて拍手を贈る。予想は間に合わずに記載していませんが、神山と遠澤を一番先に恥じ入るが消去した。
 青板を回って、早くも後方の三宅−米田がゆっくりと前へ上昇していく、それに澤田−金田−伊藤が続いて、なんと神山の3番手に入ろうとしているではないか。 小嶋も蓋をされるようになったが、内から3番手に入ろうとする。何故だ、小嶋は前で戦わなければ勝てないのである、すでに勝負を捨てた弱い小嶋になった。 神山が押し出されるように誘導員を外して踏み上げて赤板を通過した。
 神山−遠澤−(イン小嶋−鰐渕、アウト三宅−米田)−澤田−金田−伊藤、となって澤田が一気に発進して神山を捕らえると打鐘になった。 小嶋は戦う意欲が無いまま呆然状態であった。私の買っている鰐渕も沈没してしまった。
 澤田−金田−伊藤、神山−遠澤、三宅−米田、小嶋−鰐渕、の並びで最終ホームを回る。小嶋も捲るが不発。4番手の神山が車を外に持ち出し遠澤を連れて澤田ラインを飲み込み、三宅−米田も追走する。 そのまま神山が位置取り巧く、前段の抵抗も無く、楽勝した。遠澤は追走が一杯の2着、三宅マークの米田が遠澤マークと同様の言いようのない3着。

神山−遠澤の車連(3-5)は320円、枠連(3-4)は390円で一番人気車券でした。