競輪一発勝負
伊東記念前節、西宮記念前節
伊東記念 前節 準決 9R 99年02月28日
△ | 1 | 伊藤保文 | 京都 | 71期 | 自在 |
| 2 | 金川光浩 | 静岡 | 56期 | 差脚 |
× | 3 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差脚 |
| 4 | 梶原亜湖 | 静岡 | 73期 | 逃捲 |
○ | 5 | 伏見俊昭 | 福島 | 75期 | 逃脚 |
| 6 | 眞原健一 | 神奈川 | 69期 | 自在 |
▲ | 7 | 星島太 | 岡山 | 66期 | 差脚 |
| 8 | 馬場圭一 | 香川 | 45期 | 差脚 |
◎ | 9 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
太田真一、連日の先行に拍手喝采を送る。
周回は、伊藤−星島−眞原、太田−鈴木−馬場、伏見−梶原−金川、で青板を通過する。
いいぞ太田は自力勝負である。伏見に地元静岡勢が付いた。第3コーナーから伏見が上昇していくと、太田も此を許さずに上昇する。
第4コーナーで太田は踏み込み先頭で赤板を通過する。
太田−鈴木−馬場、伏見−梶原−金川、伊藤−星島−眞原、と一列になってピッチが緩くなる。最後方の眞原が内から単騎で上昇していくと打鐘になった。
太田−鈴木−馬場としっかりラインが出来上がったが、眞原が追い上げて鈴木マークに入り、金川も切り替えて、最終ホームになった。
伏見は戦力が衰えずるずると下がって圏外になる。伊藤は第2コーナー捲り発進するが、太田の掛かり良く不発になった。
ゴール線はキッチリと鈴木が太田を捕らえて「先行番手」有利で1着通過、太田は立派な2着に逃げ粘る。3着は地元金川が巧みな位置取り眞原を交わし強襲した。
鈴木−太田の車連(3-9)は560円、枠連(3-9)は470円で一番人気車券でした。
なんだこれは、太田番手と伏見番手は誰だい。
地元静岡勢は梶原に金川である。太田が伏見の番手を宣言するか、自力で勝負するか解らない。鈴木がどうするかで決まろう。
西日本勢は伊藤に託して星島と馬場でラインを結束する。
並び1、梶原−金川−眞原、伏見−太田−鈴木、伊藤−星島−馬場
並び2、梶原−金川、太田−鈴木、伏見−眞原、伊藤−星島−馬場
兎に角、並びは読めません。梶原が伏見なり太田の番手主張も有り得るし、西日本勢の馬場も南関が結束すると、太田か伏見の番手が空いて、願ってもいないことだろう。
太田も伏見を相手に先行は辛いところが有るだろう、気楽に好調伊藤が脚を貯めて捲り込んで突き抜けるかも知れない。
狙い目は、特選を見事に先行逃げ切った太田から伏見、鈴木、伊藤、星島に流し込みたい。静岡両車のワンツーに妙味があろう。
太田−伏見(9-5)、太田−鈴木(9-3)、太田−伊藤(9-1)、太田−星島(9-7)の4点で勝負する。
西宮記念 前節 特選 99年02月28日
○ | 1 | 内林久徳 | 滋賀 | 62期 | 差捲 |
| 2 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 逃捲 |
| 3 | 小橋正義 | 岡山 | 59期 | 差脚 |
△ | 4 | 十文字貴信 | 茨城 | 75期 | 逃捲 |
| 5 | 水島章 | 大阪 | 57期 | 差脚 |
◎ | 6 | 西郷剛 | 兵庫 | 69期 | 逃捲 |
| 7 | 山口富生 | 岐阜 | 68期 | 差脚 |
▲ | 8 | 高橋光宏 | 群馬 | 56期 | 差脚 |
| 9 | 本田晴美 | 岡山 | 51期 | 自在 |
地元西郷に逃げに意地を見たが、外強襲の山口が頭に突き抜けた。
周回は、山田−山口、本田−小橋、西郷−内林−水島、十文字−高橋、で青板を通過する。
第2センターから十文字が高橋を連れて上昇していくと、山田は誘導員を退かして踏み上げて赤板を回る。
十文字が先頭に出ると、本田も中段を取りに動いている。山田は素直に引いてしまう、その時、アウトバンクを使って西郷が一気に発進して打鐘になり、主導権を奪った。
西郷−内林−水島、十文字−高橋、本田−小橋、山田−山口、の並びになる。本田が徐々に踏み上げて十文字を捕らえて並んで最終ホームを通過する。
本田はなかなか西郷を捕らえる事が出来ないまま、その外を山田が捲り込んでいく。
最終コーナーを回ると、本田を利した小橋との岡山コンビのワンツーで決着かと思いしや、外から山田に乗った山口が鋭く伸びてゴール線を突き抜けた。
西郷の先行で、内林が何かできた、しなければ成らなかったのである。本田の動きも良かった。
山口−小橋の車連(7-3)は4,400円、枠連(5-3)は4,220円で捲り番手番手車券でした。
先行有利で地元西郷ラインと十文字ラインに期待したい。
西宮、伊東、と33バンクの記念が同時に開催されている。先行有利に違いは無いが、西宮バンクにはどんな風が吹くのだろうか。
近畿勢は西郷に内林と水島、中部勢は山田に山口、西京勢は本田と小橋の岡山コンビ、関東勢は十文字を信じて付いていく高橋であろう。
伊東と同じように自在屋が4車と細切れ混戦レースになろう。
並びは、西郷−内林−水島、山田−山口、本田−小橋、十文字−高橋、と想定した。
先行するのは西郷と十文字のどちらかで、本田は中段好位置からの捲り、山田も捲り一発に賭けそうである。
中部近畿で何か作戦があるのでは無いだろうか。十文字の先行を西郷が許さないで争うと捲りが飛び込んでくる。
伊東特選と同様に考えると、西郷が先行して内林が番手仕事師になり、ヒモが十文字になったりしてね。
危ない車券であろう。昨日は風が強く吹き荒れている。本日の風は地元に見方するのであろうか。
狙い目は、地元西郷から内林の裏表、市田に対する十文字の意地に期待して高橋との折り返しあたりだろうか。
西郷=内林(6=1)、十文字=高橋(4=8)の4点で勝負する。