競輪一発勝負



大宮記念 後節 特選 99年01月15日

1小橋正義 岡山 59期差脚
× 2東出剛 千葉 54期差脚
3神山雄一郎栃木 61期逃捲
  4滝澤正光 千葉 43期自在
5本田晴美 岡山 51期自在
 6海田和裕 三重 65期逃捲
 7金古将人 福島 67期逃捲
8茂木和臣 埼玉 63期差脚
  9山口幸二 岐阜 62期差脚

神山が本田に蓋をされて競争出来ずに惨敗。

 周回は、金古−東出−滝澤、海田−山口、本田−小橋、神山−茂木、で赤板を通過する。 神山では無く、ラインの長い金古が素直に誘導員を追った。この時に神山が先行するだろうと誰でもが認識していた。 第1センターで神山がゆっくりと車を上げていく、4番手の海田も併走しながら踏み込んで先頭に出ると打鐘になった。
 神山が踏み込んで先頭に出るが、発進しようか後方を伺っている隙に、7番手に引いていた金古が一気に東出と滝澤を連れて発進し、最終ホームでは本田が巧みに切り替える。 神山が前年のAAAを意識して迷いが生じた、「逃げたら地獄の大宮バンク」、もう勝負を捨てたようだ。
 金古−東出−滝澤、(アウト本田−小橋、イン神山−茂木)、海田−山口、で最終バックを過ぎる。 神山は本田に蓋をされて踏むに踏み込めない失速状態になった。東出が後段の縺れを見て、金古をかばうために射程圏内の車間を空けて行く。 本田の踏み込みを見て、東出が踏み込むが金古をかばった分、本田に頭を食われた。
 本田晴美の裁きを中途半端な競争をしていた神山が受けたようである。立川記念で本田を狙っていたが買えない車券であった。
 当たりが無くなってしまった。「競輪一発勝負」の狙い目を外せば当たる予想になってしまいました。 訪問してくれる皆様にはご迷惑をお掛けしています。「檄文」も届いています。マイペースでいきますのでよろしくお願いします。

本田−東出の車連(2-5)は5,930円、枠連(2-4)は12,700円で神山沈没車券でした。



神山番手は地元好調な茂木、GP山口は海田に任せて乗る。

 神山がGP同様に連続4回の2着を大宮でも再現するのか、それとも得意の500m走路で沈没か。 本田と小橋の岡山GPコンビ、海田にはGP一発屋の山口でラインを固める。 金古にはいつものように足場のない南関両車の東出と滝澤で並ぼう。神山の番手指定席は森田ではなく茂木である。
 並びは、神山−茂木、本田−小橋、海田−山口、金古−東出−滝澤、と想定した。 神山が前で受けて番手は地元の茂木、中段に岡山コンビと中部勢、後方は金古が率いる千葉両車であろう。 金古にしろ、海田にしろ、神山を逃がしての戦いは避けて行きたいだろう。 500バンクで逃げたら地獄なので、誰も先行しないペースになると、ズドンと神山の押し切りも考えたい。
 狙い目は、神山とマーク茂木の折り返し、金古が逃げての東出。神山先行で本田の捲りが決まった時の小橋との連係が注意したい。

神山=茂木(3=8)、神山−東出(3-2)、小橋−本田(1-5)の4点で勝負する。