競輪一発勝負



立川記念 前節 決勝 99年01月07日

1金古将人 福島 67期逃捲
× 2小嶋敬二 石川 74期逃捲
  3遠澤健二 神奈川57期差脚
4鰐渕正利 愛知 65期差脚
5鈴木誠 千葉 55期差脚
6佐々木昭彦佐賀 43期差脚
7内林久徳 滋賀 62期差捲
  8落合豊 茨城 69期逃捲
  9波潟和男 東京 57期自在

小嶋が逃げ切り優勝、落合3着を利す波潟は惜しくも2着。

 小嶋の押し切り、落合が地元波潟を引っ張ったようである。どんな風が吹いていたのであろうか。

小嶋−波潟の車連(2-9)は4,100円、枠連(2-6)は3,230円でスジ違い車券でした。



鈴木誠の完全優勝を阻止するのは、西日本ラインだろう。

 先行車は金古、落合、小嶋の3車である。落合には地元波潟が付け、金古には南関勢の鈴木と遠澤がラインを組む、 小嶋には中部で鰐渕番手周りで内林と佐々木も此処からだろう。
 並びは、小嶋−鰐渕−内林−佐々木、落合−波潟、金古−鈴木−遠澤、と想定した。佐々木が地元関東3番手も有りそうでなさそうである、内林ならば動ける。 昨年は鰐渕がインコースを通って2万車券を供給したように、鰐渕にとっては自信の有るバンク、ゲンの良いバンク、運あるバンクであろうし、小嶋番手ならば優勝に近いだろう。 地元波潟から狙うならば、落合が目一杯逃げて中段を縺れさせる事と、落合が中段から早めの捲りを打って届いたときだろう。落合−波潟−金古ライン−小嶋ラインになればだろうか。 日本一の先行屋小嶋が逃げない訳が有るまい。落合が波潟を引き出せば地元根性で自力も出せよう。
 展開は、小嶋ラインが4車と長く主導権を取り、中段に落合が入り、金古ラインが捲り勝負になろう。 最後方から金古が捲り発進するが、落合が合わせ発進すると内林がブロックして、中段が縺れる。 波潟は内を掬うようになるだろう。小嶋番手の鰐渕が優位に立つが、内林も強襲する。鈴木も金古を捨てて直線勝負か。
 狙い目は、小嶋ラインから捲り追い込む内林が優位と見た。対抗に鰐渕、小嶋、佐々木。金古の捲りが綺麗に決まっての鈴木との連帯。 地の利で波潟から広く流しても面白い。

内林−鰐渕(7-4)、内林−小嶋(7-2)、内林−佐々木(7-6)、金古−鈴木(1-5)の4点で勝負する。