競輪一発勝負



和歌山記念 後節 特選 99年01月06日

1吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  2海田和裕 三重 65期逃捲
3伏見俊昭 福島 75期逃脚
  4伊藤浩 大阪 45期差脚
  5滝澤正光 千葉 43期自在
6西川親幸 熊本 57期差脚
7高木隆弘 神奈川64期差捲
  8富永益生 愛知 66期逃捲
× 9岡崎孝士 熊本 77期逃捲

九州トリオ(岡崎−吉岡−西川)沈没、高木と海田の差し脚で決着。

 なんとなんと驚きました。吉岡は勝負を捨てて9着、西川8着、岡崎7着で完璧に飛んでしまった。
 

高木−海田の車連(7-2)は5,180円、枠連(5-2)は4,890円でスジ違い車券でした。



岡崎を使う吉岡が優勢、中部も二段駆けで挑む。

 この時期は好調な吉岡が岡崎を足場にして、西川がガードする九州ラインが強力である。 中部近畿勢も海田と富永の二段駆けに伊藤がマークする。東日本勢は伏見を目標に高木と滝澤の南関が勝機を狙う。
 並びは、岡崎−吉岡−西川、海田−富永−伊藤、伏見−高木−滝澤、と想定してみた。 勝ち上がりに関係ない特選競争であるが、GP組2車の吉岡、高木、と山口欠場ながらも豪華に和歌山記念後節を盛り上げよう。 昨年覇者山田はGP勝利後は気合い落ちで勝負にならなかったように山口も同様かと考えていた。 誰だって7000万円が懐に入り込めば、運も下がるだけであろう? 欠場とは寂しい。
 展開は、東日本勢が前で受けて、中段に中部近畿勢、後方に岡崎ラインで周回する。 岡崎が上昇すると、海田も併せて踏み込み、ペースが緩み、打鐘で岡崎が発進、海田−富永−伊藤が内に包まれて競争をさせて貰えない。 吉岡が岡崎を使って、最終コーナーで岡崎を切り離して綺麗に西川とのワンツーを決めて、貫禄を示すだろう。示して貰いたい。
 狙い目は、吉岡から西川と岡崎の九州勢、伏見を利した高木、吉岡不発の時は高木と伏見か滝澤のワンツーになろう。 伊藤も地元地区で気合いが入るであろうが、後方に置かれて捲るようになる苦しいであろう。

吉岡−西川(1-6)、吉岡−岡崎(1-9)、吉岡−高木(1-7)、高木−伏見(7-3)の4点で勝負する。