競輪一発勝負



岐阜記念 後節 決勝 98年12月28日

  1岡崎孝士 熊本 77期逃捲
2東出剛 千葉 54期差脚
3内林久徳 滋賀 62期差捲
  4紫原政文 福岡 61期自在
× 5金田健一郎大阪 60期差脚
 6齋藤勝 広島 53期差脚
7馬渕紀明 愛知 68期逃捲
  8渡邊泰夫 大阪 62期差脚
  9佐々木昭彦佐賀 43期差脚

九州の団結が結ばれて、123着を独占した。

 周回は、東出、馬渕−内林−金田−渡邉、岡崎−紫原−佐々木−齋藤、で東出が誘導員マークになった。 赤板で馬渕が東出を交わして先頭に出る、後方の岡崎ラインもゆっくり上昇を始めた。 馬渕が踏み込むと東出が馬渕番手をターゲットにする。岡崎が発進してラインが先頭に出切るとピッチを下げて打鐘になった。
 岡崎−紫原−佐々木−齋藤、馬渕−(イン東出アウト内林)−金田−齋藤で最終ホームを通過する。 第2コーナーで東出が内林を競り落として馬渕番手を取りきる。最終バックで馬渕絶好の捲り展開になるが、九州3番手佐々木の横までで不発に終わった。 岡崎の連日の先行策で力が復活したようである。
 直線は、岡崎を番手紫原とマーク佐々木が捕らえて九州123独占で終わった。

紫原−佐々木の車連(4-9)は3,090円、枠連(4-6)は2,290円でズブズブ車券でした。



2分戦を征するのは、地元地区の捲る馬渕ラインか。

 先行は九州の岡崎と地元中部地区の馬渕の2車になった。東出に馬が居なくなり番手競りもあり波乱含みである。 九州の岡崎には紫原と佐々木で団結し、4番手に渡邉で西京ラインを結成しよう。 中部の馬渕には内林と金田に齋藤が付けて中部近畿ラインで勝機を狙う。さてさて東出の動きに注目であろう。
 並びは、岡崎−紫原−佐々木−渡邉、東出、馬渕−内林−金田−齋藤、と想定してみた。 先行は岡崎が有力である。馬渕は先行が無いので決勝戦の2分戦ラインで逃げるかも知れない。 2分戦で主導権を争うようになると、共倒れにて位置のない東出が浮上する。馬渕は頭狙いで早めの捲りを打ちそうである。
 狙い目は、馬渕からマーク内林との折り返し、早めの捲りで内林と金田のズブズブ、縺れたときの東出から内林を押さえたい。

馬渕=内林(7=3)、内林−金田(3-5)、東出−内林(2-3)の4点で勝負する。