競輪一発勝負



岐阜記念 後節 特選 98年12月26日

1濱口高彰 岐阜 59期差脚
  2高橋光宏 群馬 56期差脚
3金古将人 福島 67期逃捲
  4十文字貴信茨城 75期逃捲
× 5内林久徳 滋賀 62期差捲
 6菊池仁志 愛媛 47期差脚
 7馬渕紀明 愛知 68期逃捲
  8金田健一郎大阪 60期差脚
9東出剛 千葉 54期差脚

好位置内林が自力で十文字を捲るが、外を馬渕が捲り1着に突き抜けた。

 中部ライン馬渕−濱口、混成ライン金古−東出−菊池を、関東ライン十文字−高橋、近畿ライン内林−金田が抑えて打鐘になる。
 十文字−高橋、内林−金田、イン馬渕−濱口、アウト金古−東出−菊池で最終ホームを通過する。第2コーナーで馬渕が金古をブロックして東出も飛んでしまった。 最終バックで3番手内林が関東ラインを綺麗に金田を連れて捲りきったが、外から馬渕が強力な捲りで近畿両車を捕らえて1着になる。 2着には内林が入り波乱含みの幕が開いた。
 内林の2着付けは正解であったが馬渕のタイミングが填り、濱口も追いつかなかった。

馬渕−内林の車連(7-5)は4,370円、枠連(5-4)は3,010円で捲り勝負車券でした。



先行の馬渕に乗る地元濱口、金古に乗る好調の東出が有力か。

 98年最後の記念競輪になりました。前節は地元山田と山口のワンツーで決まり、後節は濱口が馬渕を使って優勝を狙う勢いがあるだろう。 中部勢は馬渕に濱口で結束するが、近畿勢の内林と金田の機関車が不在であり4車で結束するか微妙であり、菊池の動向も不明だ。 関東勢は十文字の指定席に高橋だ。北日本の金古の番手は南関の東出であろう。どうしても内林と金田そして菊池の番手位置がないのである。
 並びは、馬渕−濱口−内林、金古−東出−金田、十文字−高橋−菊池、と想定してみた。 内林−金田が中部勢と結束するのが筋で、その時の菊池は東出マークになりそうである。 先行は馬渕であろう。金古は捲り勝負で番手東出に気を使いながら頭を狙うと思う。十文字は一歩狙いを下げた、十文字は中途半端な競争で高橋までも道連れにするだろう。
 狙い目は、馬渕の早駆けを金古が捲り込んでの番手東出の差込、内林が早めに中部勢から自力で動いた時、金古の捲りが不発に終わった時の地元濱口と内林のズブズブ車券であろう。

東出−金古(9-3)、東出=内林(9=5)、濱口−内林(1-5)の4点で勝負する。