競輪一発勝負



岐阜記念 前節 特選 98年12月20日

1高木隆弘 神奈川64期差捲
2本田晴美 岡山 51期自在
× 3山田裕仁 岐阜 61期逃捲
  4海田和裕 三重 65期逃捲
  5會田正一 千葉 68期差捲
6郡山久二 大阪 55期差捲
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8滝澤正光 千葉 43期自在
  9山口幸二 岐阜 62期差脚

太田の全力疾走で、中部軍団競争にならず沈没。

 周回は、山田−山口−海田、本田−郡山、太田−高木−會田−滝澤、で折り合った。山田が前で自力勝負する並びであろう。 赤板を通過して、太田ラインが上昇すると、本田も中段位置取りで踏み込んで、山田ラインを抑えた。 打鐘で太田が先頭に立ち、後方が一列棒状になってから、一気に発進した。
 最終ホームは、太田−高木−會田−滝澤−本田−郡山−山田−山口−海田、で一列棒状のまま通過する。 第2コーナーから後方の山田が捲り発進するが、中段の本田に先捲りを打たれて競争をさせて貰えなかった。 太田の掛かりが良いのである。太田番手の高木が本田をブロックして飛ばした。
 ゴール線は太田が押し切ったかと見えたが写真判定の結果、高木が1着、太田は2着になった。3着もラインの會田で東日本で123独占した。 太田に見事な先行を久しぶりに見ることが出来た。山田と本田の捲りを不発にさせるのであるから本来の勝負強さが出たようだ。

高木−太田の車連(1-7)は1,440円、枠連(1-5)は1,330円でスジ車券でした。



グランプリ4車を相手に、太田が先行押し切りで決めたい。

 太田にはGP出場の高木が番手に入って、會田と滝澤がラインを結成する。 地元中部GP出場の山田と山口が海田機関車を使ってグランプリへの意識を高めたい。捲り屋本田は混戦を仕留めるだろうか。
 並びは、太田−高木−會田−滝澤、本田−郡山、海田−山田−山口、と考えてみた。 會田と滝澤の千葉勢、海田の位置、本田の捲りに郡山が付けるのか、色々な思案が生まれる。
 逃げるのは太田であろう、敵が強いほどガッツを出して貰いたい。最近の競争は力を出し切れずに取りこぼしが目立ているようだ。 此処は南関勢が番手の仕事師になって、本田の捲りをブロックし、最後方から山田の捲りも不発にしよう。
 狙い目は、太田から高木との折り返し、太田番手の高木と捲ってくる山田、前段混戦になって本田の捲り一発と郡山の流れ込み。

太田=高木(7=1)、高木−山田(1-3)、本田−郡山(2-6)の4点で勝負する。