競輪一発勝負
ふるさとダービー観音寺 8R 二次 98年12月06日
× | 1 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差脚 |
| 2 | 小川圭二 | 徳島 | 68期 | 差捲 |
◎ | 3 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 4 | 小倉竜二 | 徳島 | 77期 | 自在 |
| 5 | 竹内久人 | 岐阜 | 37期 | 差脚 |
| 6 | 中村美千隆 | 兵庫 | 80期 | 逃捲 |
| 7 | 山原利秀 | 高知 | 63期 | 自在 |
| 8 | 渡部一之 | 広島 | 65期 | 差捲 |
○ | 9 | 坂巻正己 | 茨城 | 55期 | 差脚 |
太田が位置取り巧く、期待に応えるて1着。
周回は、太田−坂巻−山原、小倉−小川−渡辺、中村−金田−竹内、で山原が関東3番手に入り三分戦の争いになった。
太田は格から前受けで実力を見せる構えであった。赤板で中村−金田−竹内が前に踏み出し、小倉も踏み込んで太田番手勝負を坂巻と叩き合う。
中村が早くも発進して金田と先頭に出切ると打鐘になった。
太田が中村−金田の竹内を牽制して3番手に入る。太田番手の坂巻は小倉に競られて苦戦している。
最終ホームは、中村−金田−太田−(イン坂巻、アウト小倉)−山原−小川−渡辺−竹内、で通過する。
太田が最終2コーナーから発進、金田も牽制するが中村を捕らえて最終センターを回る。山原の捲りは不発。
坂巻は小倉に競り負けてズルズル引き下がる。直線、太田が押し切って1着、中村を利した金田が2着、太田番手を奪った小倉が3着で準決に駒を進めた。
小倉について一言、「自分だけの競争ならば太田番手勝負も良いであろうが、小川と渡辺でラインが出来ているのに残念である。」
同県の小川が気の毒だが、勝負根性には頭が下がります。
太田−金田の車連(3-1)は730円、枠連(3-1)は770円で力勝負車券でした。
75期太田に80期中村が挑戦し、77期小倉が捲る展開。
関東勢の太田には前回優勝の坂巻がマーク誘導する。近畿は待望の機関車80期の中村に金田が乗り込み、中部の竹内が3番手で固める。
地元四国勢は小倉が前で戦い小川との徳島両車に山原が3番手を固めよう。中国の渡辺は四国ラインの4番手を嫌うと関東勢3番手が空いている。
並びは、太田−坂巻、中村−金田−竹内、小倉−小川−山原−渡辺、と並びそうである。
太田が此処でも中段を意識して、最悪の8番手になると沈没してしまう危険もある。中村も番手に金田が付くとなると意識が違うだろう。
小倉も先行はないだろうが、ラインが長くなると展開は変わってきそうである。
太田の実力が一枚上と信じる。80期中村の逃げを見ているだけで無く、先行力を見せてくれるだろう。また、最悪8番手から仕掛けても気を落ち着けて行くだろう。
太田番手の坂巻が観音寺バンクとの相性が良く、太田をリードしてワンツーを決めてくれるだろう。
怖いのは無欲に逃げた中村ラインの突き抜けは金田と竹内に好位置を確保した小倉が絡んだ場合。
中村の先行に太田が抵抗して主導権争いを地元四国ラインが綺麗に捲り切った時だろう。
狙い目は、太田と坂巻の折り返しを本線、中村が逃げて前残りの金田の2着付けで行きたい。
太田=坂巻(3=9)、太田−金田(3-1)、坂巻−金田(9-1)の4点で勝負する。
ふるさとダービー観音寺 11R 銭形賞 98年12月06日
△ | 1 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
| 2 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
◎ | 3 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
| 4 | 米田勝洋 | 千葉 | 62期 | 差脚 |
× | 5 | 高谷雅彦 | 青森 | 67期 | 逃捲 |
| 6 | 石村英之 | 香川 | 51期 | 差脚 |
▲ | 7 | 新田康仁 | 静岡 | 74期 | 逃脚 |
| 8 | 野原哲也 | 福井 | 51期 | 差脚 |
○ | 9 | 加藤忍 | 秋田 | 59期 | 差捲 |
小嶋が最終ホームからの捲り発進で押し切り1着、児玉沈没。
周回は、小嶋−野原−児玉−石村、新田−高木−米田、高谷−加藤、で小嶋が前で受けた。
北日本ラインの高谷が赤板で小嶋を抑えて先頭に出ると、此に南関ラインが続いて、小嶋は6番手に車を素直に下げた。
中段の新田−高木−米田が主導権を握り、高谷−加藤が続いて行く。
最終ホームから小嶋が早くもフル回転で発進、直ぐさま新田を捕らえて先頭に出る。
後続で新田番手の高木が小嶋3番手の地元期待の児玉を弾いて、野原の後ろに切り替えた。
直線、そのまま小嶋が快勝して、高木が小嶋番手の野原を交わして2着に届いた。
勝ち上がりに関係が無いので、気楽に走った様であるが、日本一の機関車は小嶋のスピードが蘇り、しかも運を見方に付けたようである。
小嶋−高木の車連(2-1)は2,460円、枠連(2-1)は2,500円で筋違い車券でした。
小嶋、高谷、新田の三つ巴を、中段好位置から児玉が強襲する。
北日本ラインは好調両車の高谷に加藤で北東北ラインを作ろう。
南関ラインは新田に高木と米田で結束が固い。中部の小嶋には近畿の野原がマークして北陸ラインを作る。
残る地元香川勢は児玉と石村がラインに拘らず前々で勝負しよう。
並びは、小嶋−野原−児玉−石村、高谷−加藤、新田−高木−米田、と想定してみた。
児玉の動きが勝敗の鍵になる。小嶋と高谷が主導権争いになって、中段で児玉が抜け出す。
児玉が内に詰まると捲ってくるラインの餌食になる。
また、石村がピッタリと児玉に付いて行ければ香川両車のワンツーを地元ファンは期待している。
先行車の高谷、小嶋、新田の三つ巴戦はどんな展開になるか。縺れるとGP両車の児玉と高木で力勝負になろう。
私は、小嶋がダッシュ良く逃げて野原が千切れる、番手に高谷が入り込んで、好位置キープした児玉が強襲してくる。
それを新田が捲り高木を引き出す。
狙い目は、児玉から高谷番手の加藤と高谷、新田の捲りが決まった時の高木と新田の折り返し。
児玉−加藤(3-9)、児玉−高谷(3-5)、高木=新田(1=7)の4点で勝負する。