競輪一発勝負



小倉競輪祭 競輪王 優秀 08R 98年11月25日

1馬渕紀明 愛知 68期逃捲
  2伊藤浩 大阪 45期差脚
3太田真一 埼玉 75期逃捲
  4坂巻正己 茨城 55期差脚
  5鰐渕正利 愛知 65期差脚
 6加藤渉 岐阜 67期自在
×7市田佳寿浩福井 76期逃脚
  8俵信之 北海道53期差脚
9戸辺英雄 茨城 51期差脚

太田真一、最終日は捲りの1着で期待に応えた。

 馬渕−鰐渕−加藤抑え主導権を握る。此を市田−伊藤が叩く。3番手馬渕が捲るが、第3コーナーから太田が鋭く捲り快勝する。スポーツ報知を参照。

太田−馬渕の車連(3-1)は1,830円、枠連(3-1)は1,210円で捲り捲り車券でした。



関東の太田、近畿の市田、中部の馬渕、機関車合戦だ。

 関東勢は太田に戸辺と坂巻、中部勢は馬渕に鰐渕と加藤、近畿勢は市田に伊藤、俵はおそらく近畿3番手になりそうである。 同型の、太田、馬渕、市田、と揃って熾烈な藻掻き合いに成りそうである。
 並びは、太田−戸辺−坂巻、馬渕−鰐渕−加藤、市田−伊藤−俵、と想定してみたい。 まず誰が先手を取るかであろう。解らない、太田がスタートで誘導員を追いそうである、中段に馬渕、後方に市田で周回しそうである。 市田が逃げて、太田が巧く中段を取りたい、あまり中段に拘る事もままならない。 小倉ドームは前々で勝負が基本であろう。捲りも早めの仕掛けでなければ成らない。凄い機関車のバトルになりそうである。
 狙い目は、好きなラインからであろう、太田からマーク屋戸辺との折り返し、市田と馬渕の先行屋を絡めたい。

太田=戸辺(3=9)、太田−市田(3-7)、太田−馬渕(3-1)の4点で勝負する。


小倉競輪祭 競輪王 決勝 98年11月25日

  1高木隆弘 神奈川64期差捲
  2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
3児玉広志 香川 66期差捲
× 4本田晴美 岡山 51期自在
  5東出剛 千葉 54期差脚
6大里一将 熊本 60期差脚
 7神山雄一郎栃木 61期逃捲
  8會田正一 千葉 68期差捲
9加倉正義 福岡 68期差脚

吉岡は痛恨の1着失格、加倉と大里の地元九州勢ズブズブのワンツー。

 周回は、神山−高木−東出−會田、本田−児玉、吉岡−加倉−大里、で折り合っている。 東出が高木との神山番手の競りを嫌った感じで一歩譲る。
 赤板で、本田が上昇して神山を抑える。吉岡は3番手で神山を後方に置いて打鐘になる。スローペースで誰も出ない。 第4コーナーから吉岡が発進する、吉岡−加倉−大里−本田−児玉と並んで、神山は4番手の本田のアウト併走から仕掛ける。 番手は東出が取った。
 最終第3コーナーで吉岡が神山の捲りを大きくアウトに膨らませブロックする。神山番手の東出が落車する。 吉岡がゴール線を最初に通過してガッツポーズも、審議になり失格。吉岡マークの加倉が繰り上がり優勝した。 2着は九州3番手の大里でズブズブの中穴になった。スポーツ報知を参照。

加倉−大里の車連(9-6)は5,810円、枠連(6-5)は1,810円でスジ車券でした。



東西横綱の神山と吉岡が互角の戦いで、中部軍団がいない。

 地元の吉岡と加倉が初日から最終日まで一緒に走る番組はまだまだ記念でも地元優先かな、お祭りだから許せましょう。 それに大里が勝ち上がってきてラインを固める。 関東1車と南関が3車で、神山に千葉両車の東出と會田、高木は競輪道に徹し4番手を固めるのか、切り替えての自力優勝もあり得よう。 なんと中部勢が不在になってしまった。中四国で本田と児玉が一発勝負を賭けよう。
 並びは、吉岡−加倉−大里、本田−児玉、神山−東出−會田−高木、と想定してみた。 吉岡が九州のために逃げるのではないだろう、中段に中四国勢で神山は6番手から頭狙いの捲りを打とう。 何としても神山の競輪祭V4を拒みたい。
 展開は吉岡が巧く逃げる、後方の神山の踏み出しに合わせて本田が先捲りし、児玉が神山の前を塞いで、神山を撃沈する。 吉岡は九州V配給係となっているので、加倉と大里のズブズブに妙味を感じるが、大里では力不足か。 本田と加倉で前段の吉岡と加倉を捲り切った時の児玉と本田、加倉が前で残っての折り返しと読んでみた。

加倉=児玉(9=3)、加倉−大里(9-6)、児玉−本田(3-4)の4点で勝負する。



森永さんの予想

 周回中は 神山-東出-會田・高木、本田-児玉、吉岡-加倉-大里、 とにかく吉岡の胸中は去年の轍は踏まないという想いが強いはず。
 前受けの神山を叩いてそのまま先行、直線で加倉との勝負。 早めに動くだけ加倉やや有利として、加倉=吉岡、加倉ー児玉、加倉−本田の4点で勝負。
 本田に取らせてやりたい気持ちもあるけど・・・、メディアドーム初の競輪祭、やはり九州でとって欲しい。

加倉=吉岡、加倉ー児玉、加倉−本田の4点で勝負。



Soccer Boyさんの予想

 並びについては、吉岡−加倉−大里 本田−児玉 神山−東出−高木−会田でどうでしょうか。 (南関の折れ合いに関しては微妙)
 最終バックは吉岡ラインがとり、本田ライン、神山ラインとなり神山に合わせて本田の三角まくりが炸裂。 3日間先行で疲労残りの吉岡の末足が鈍るところを加倉の差込とみます。

結論、本田−加倉、本田−神山、本田−吉岡の折り返しで勝負。