競輪一発勝負
小倉競輪祭 競輪王 ダイヤモンドレース 98年11月22日
○ | 1 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 逃捲 |
| 2 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
△ | 3 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
| 4 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
| 5 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 逃捲 |
▲ | 6 | 加倉正義 | 福岡 | 68期 | 差脚 |
| 7 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
◎ | 8 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 9 | 小橋正義 | 岡山 | 59期 | 差脚 |
強い神山、前段吉岡と加倉を直線強襲で飲み込んだ。
周回は、太田−神山−東出、吉岡−加倉−小橋、山田−児玉−高木、で南関勢は別れて3番手の並びになった。
青板を過ぎてバックから山田がゆっくりと前へ動き始める、吉岡ラインを捕らえ、太田後位までで進むと赤板を向かえた。
太田は山田の動きを見て踏み込み先頭を渡さない。第2コーナーから山田が踏んで、太田ラインを捕らえ先頭に出ると鐘を聞いた。
山田のペースが緩み、後方の吉岡が一気に発進し、最終ホームで山田を捕らえるが山田は番手を加倉と競るようになる。
太田ラインは大きく水を空けられてしまった。
吉岡−加倉−小橋−児玉−高木、山田は内で後退していく、太田は捲るが車間を詰めるのが一杯で不発。
児玉が捲り上げる、太田を捨てた神山がその外を強襲して、地元福岡コンビを捕らえて1着になった。
2着は写真で加倉が吉岡を交わしていた。
吉岡の積極的な迷いのない逃げの競争は立派である。それ以上に神山の外からの強襲がゴール線に届いた、凄い。
本当なら加倉と吉岡の地元福岡のワンツーをファンは期待していたのだけれど、それ以上に凄い脚を見せてくれた。
神山−加倉の車連(1-6)は4,940円、枠連(1-5)は1,090円でスジ違い車券でした。
太田を使う神山が有利、地元の意地を見せる吉岡。
東日本勢4車は神山と太田の関東勢に東出と高木の南関勢である。
西日本勢5車は地元吉岡と加倉に小橋で、山田に児玉である。
並びは、吉岡−加倉−小橋、太田−神山−東出−高木、山田−児玉、と想定した。
勝ち上がりに関係ないレースなので、南関勢の東出と高木、小橋、児玉は、好きなように動けよう。
勿論、吉岡の先行が見られるかも知れない。でも此処は太田が主導権を取って神山が有利に脚を貯めて行けそうである。
まして関東南関で結束するならば、吉岡、山田も油断は出来まい。
狙い目は、太田が主導権を取ってマーク神山との折り返し。地元両車の地の利で吉岡と加倉の裏表あたりだろう。
縺れると山田の捲りの餌食になり、小橋あるいは児玉が隙間から強襲してくるであろう。要するに何処からども狙える。
太田=神山(8=1)と吉岡=加倉(3=6)の4点で勝負する。
森永さんの予想
勝ち上がりに関係ないレースの為、マーク屋が無理をする必要はこれ〜ぽっちも無い。
逆に先行屋は多少無理して先行して自分の調子みることができるが・・・
周回中は、山田-児玉、吉岡-加倉-小橋、太田-神山-東出-高木、
南関両者は並び微妙も事故点少ない東出が無理が利く分前か。
初戦先行した吉岡は無理に先行する事は無いだろうし、山田はいつものように捲り狙い。
とすると先行するのは太田で堅い。そ〜すっと、吉岡が捲ろうが、山田が捲ろうが、
神山はそれに合わせりゃいいだけで、あとは後ろが差せるかどうか。
(人に薦める)予想は神山=東出 、自分が買うとしたら東出−神山 1本