競輪一発勝負



寛仁親王稗 前橋 ローズカップ 98年10月25日

  1神山雄一郎栃木 61期逃捲
2児玉広志 香川 66期差捲
3太田真一 埼玉 75期逃捲
4東出剛 千葉 54期差脚
× 5後閑信一 群馬 65期差捲
6金子真也 群馬 69期逃捲
 7山田裕仁 岐阜 61期逃捲
  8北川智博 滋賀 61期自在
  9十文字貴信茨城 75期逃捲

機関車十文字に乗った神山が1着、マーク東出が流れ込む。

 周回は、北川−山田、十文字−神山−東出、児玉、太田−金子−後閑、で青板を通過する。 ピッチが緩むと十文字が車間を空けて体勢を整える、太田が前へ出ていくと十文字も併せて出て行き、ペースが緩んで赤板になる。 太田ラインが踏み込んで先頭に出切ると、十文字ラインも巻き返して一気に踏み込んで打鐘になった。
 十文字−神山−東出、太田−金子−後閑、児玉、北川−山田、の一列棒状で最終ホームを通過していく。 何せ久しぶりの迷いの無い十文字の先行で、掛かりが良い。インを付いて北川、アウトから児玉が上昇していく。 太田が渾身の力を込めて捲りに行くが、東出にブロックされてしまった。こうなれば銀行レース間違いなしになった。 神山は十文字を切り離して直線を向かえ楽勝、2着はマーク東出の流れ込み。3着には北川が伸びてきていた。
 太田は、十文字ラインを捲りに行くが東出にブロックされても、踏み直しての4着は立派である。

神山−東出の車連(1-4)は350円、枠連(1-4)は400円でスジ車券でした。



神山人気ならば、太田真一から流したい。

 全ての選手が準決勝の権利を得て、ここはとんでも無い波乱を含んでいると考えたい。 それだけ見応えがあり、結果オーライになるようにしたいものである。(初日はお世話になった方の送別会で見ることができませんでした。)
 十文字には神山と理事長杯でワンツーを決めたようだが、太田も3着と意地を見せてくれたようである。 後閑は同県金子に前を任せての勝負になろう、すると太田の番手には地域的に東出が入るのだろうか。 西日本勢は3車で山田の番手に児玉が納まり、北川は一応こちらから回りそうである。
 並びは、北川、山田−児玉、十文字−神山、金子−後閑、太田−東出、となるのでしょうか。 もし中部勢のように関東勢5車が一致協力することは、神山と後閑の気持ち次第になろう。 決勝戦では無いので気楽に走るのではないだろうか。それならば地元の金子が目一杯かけて後閑とのワンツーもあり得る。
 いつものように太田から狙いを定めたい。東出が番手に入りそうな感じであるが、関東で結束してもらいたいものである。 好調なのは児玉と神山である。後閑は今一歩の精神力が戻って居ないようである。ここは有利に金子を使って地元気分を満喫したい。 損なわけで、太田から東出、後閑、児玉、金子に流してみたい、神山に人気が集中するだろうから裏も抑えたい。

太田−東出(3-4)、太田−後閑(3-5)、太田−児玉(3-2)、太田−金子(3-6)の4点で勝負する。