競輪一発勝負



寛仁親王稗 前橋 理事長杯 98年10月24日

1後閑信一 群馬 65期差捲
  2小嶋敬二 石川 74期逃捲
× 3神山雄一郎栃木 61期逃捲
  4十文字貴信茨城 75期逃捲
  5高木隆弘 神奈川64期差捲
 6小原則夫 青森 57期自在
 7吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  8北川智博 滋賀 61期自在
9太田真一 埼玉 75期逃捲

太田真一3着、神話が崩れ神山と十文字で決まる。

神山−十文字の車連(3-4)は3,870円、枠連(3-4)は690円でスジ車券でした。



太田真一を利して復活する後閑信一の「しん一コンビ」に賭ける。

 難しい、点と点の勝負になってしまうのか、荒れ模様の理事長杯メンバーになった。 十文字に神山の栃茨ライン、そして太田には後閑が付けて別線で戦いを挑みそうである。 では機関車の吉岡、小島、北川に、高木と小原はどこの番手にも付ける事ができるのであろう。 私ならば吉岡より逃げる小嶋の番手に魅力を感じる。北川は捲り一発が怖いがこのクラスになるとどうであろうか。
 33バンクとなると位置取りに問題があろう、最終バックで先頭に出ていなければそのラインは苦しいだろう。 迷わずSを取るのは北川の性分で間違いないし脚を貯め流れを見て点で勝負するのであろう。しかし北川は横の動きが弱い。 高木が小嶋の番手に入り、小原が吉岡マークになるだろう。
 並びは、北川、吉岡−小原、太田−後閑、十文字−神山、小嶋−高木、と想定してみた。 太田が地元後閑の為にタイミング良く逃げると信じたい。 3番手争いというより、小嶋、十文字、吉岡と前々で勝負してくるだろうし、大変な競争になりそうである。 スジというより点と点の勝負になるのではないだろうか。
 狙い目は、太田から後閑の折り返し、調子の良さで神山に賭けてみたい。が、吉岡の調子が仕上がっているかが鍵になる。

太田=後閑(9=1)、太田=神山(9=3)、の4点で勝負する。


寛仁親王稗 前橋 特選 10R 98年10月24日

1三宅伸 岡山 64期逃捲
2金子真也 群馬 69期逃捲
  3金田健一郎大阪 60期差脚
  4渡邉晴智 静岡 73期差捲
5児玉広志 香川 66期差捲
 6大井崇 茨城 73期逃脚
×7馬渕紀明 愛知 68期逃捲
  8井上茂徳 佐賀 41期差脚
  9會田正一 千葉 68期差捲

児玉の好調ぶりが光る、地元金子2着は立派立派。

児玉−金子の車連(5-2)は1,670円、枠連(4-2)は1,650円で地元ヒモ車券でした。



位置のない南関2車、渡邊と會田の動きに注目だ。

 なんと言っても熊本記念後節完全Vの児玉が完調している。 馬渕もS2になって逃げて逃げて勝星を上げている。対する地元前橋ドームを知り尽くしている金子がどんな勝負を挑んでくるかである。
 西国勢は三宅に児玉と井上がラインを作ろう。中部近畿で馬渕の番手に金田が付けてゴール線に一番近そうである。 地元金子は大井マークが譲れないところと主張して、残る南関の渡邊と會田が結束するのか、どこかの3番手に納まるか、脚見せで見極めたい。 私が番手勝負するならば馬渕マークの金田との競り合いをするだろう。それとも東日本を大切にするとすれば関東ラインを長くして金子を援護したいものだろう。
 並びは、三宅−児玉−井上、大井−金子−會田−渡邊、馬渕−金田、と読んでいる。 逃げるのは馬渕であろう、そこを三宅が捲るという展開になりそうで、金子が隙あらば一気にカマして勝機を狙うような気がする。 三宅の捲りが不発なら児玉が早めに踏み込みそうである。南関両者は前々で切り替えていくだろう。 地元ラインに南関2車が付けると早めに金子が自力を出すと思われるが、馬渕との叩き合いになり三宅の餌食になってしまうだろう。
 狙い目は、三宅マークから自力で踏み出す児玉から、スジで三宅。馬渕の強い逃げを見せたときの折り返し。地元金子の踏ん張りに期待しよう。 児玉は前回直線長い熊本500バンクの完全Vであり、33バンクの仕掛けに間違いがあると沈んでしまうだろ。しかしこのメンバーでは今一番仕上がっている。

児玉−三宅(5-1)、児玉=馬渕(5=7)、児玉−金子(5-2)の4点で勝負する。


寛仁親王稗 前橋 特選 11R 98年10月24日

1東出剛 千葉 54期差脚
× 2山田裕仁 岐阜 61期逃捲
3伏見俊昭 福島 75期逃脚
  4落合豊 茨城 69期逃捲
  5小橋正義 岡山 59期差脚
 6山田英樹 茨城 67期逃捲
 7新田康仁 静岡 74期逃脚
  8田中弘章 福岡 68期差捲
9稲村成浩 群馬 69期自在

山田のいつものような捲りで、頭は東出。

東出−山田の車連(1-2)は2,150円、枠連(1-2)は2,190円でチカラ車券でした。



主導権を握る新田を捲れるのは誰だ。

 地元稲村の調整がどうなっているのか不安であるが、地元前橋ドームに向けて完調していると信じたい。 おそらく伏見の番手が空いているのでそこから自力で勝負と見ている。 南関は新田に東出、茨城両者が落合が前なのか山田英樹が捨て身で前に回るのか二重連カマシでの押し切りを考えたいが、格が一枚下と思われる。 山田裕仁には小橋と田中で西日本ラインを結束しよう。
 並びは、山田裕仁−小橋−田中、伏見−稲村、落合−山田英樹、新田−東出、と考察してみた。 新田が逃げるのではないかと思われるが、伏見も地元の稲村がマークするならば捨て身の覚悟で挑みたい。 伏見と稲村がどこまで調子を戻しているか不安である。それをタイミング良く山田裕仁が小橋を連れて捲れるがどうかだろう。
 狙い目は、地の利で伏見を使って早めに自力勝負に出るであろう稲村を本命にして、スジで伏見。 捲ってくる山田裕仁との裏表と新田が逃げての東出の前残りで決まる。400バンクの考え方になったようだ。

稲村−伏見(9-3)、稲村=山田(9=2)、稲村−東出(9-1)の4点で勝負する。