競輪一発勝負



京王閣記念 前節 特選 98年10月06日

  1伏見俊昭 福島 75期逃脚
2鈴木誠 千葉 55期差脚
× 3神山雄一郎栃木 61期逃捲
  4伊藤浩 大阪 45期差脚
  5高橋光宏 群馬 56期差脚
 6波潟和男 東京 57期自在
7本田晴美 岡山 51期自在
8渡会宏和 愛知 65期逃捲
9新田康仁 静岡 74期逃脚

伏見の使い捨てで、神山と波潟で銀行レースになった。

 周回は、本田−伊藤−度会、新田−鈴木、伏見−神山−波潟−高橋、で折り合った。 伏見と神山の並びは世界選手権帰りというふれ込みだ。高橋がよくぞ4番手で我慢したものである。 また、本田の番手は伊藤が前で度会は勝負を捨てた3番手になった。
 赤板で後方待機の伏見が上昇して神山の為に主導権を奪って機関車の役割を果たす。 これを封じようと新田が鈴木を連れて行くが、伏見が目一杯の逃げで波潟の横までで先頭に出きれない。 快調に伏見が飛ばしていく、意地で新田が再度のダッシュで踏み込むが番手鈴木がいなくなる。 さらに本田がターボー捲りを討つが、神山がブロックし伏見を捨て波潟をつれてゴール線に向かった。 神山と波潟がそのまま抜け出してワンツーを決めた。3着には本田が入った。
 勝負を終わってみれば、なんとすんなり決まったものかとがっかりした。 鈴木も新田が行ってしまったので本田に切り替えたのは良いが納得がいかない。一瞬本田の捲りが届き、神山が2着になっていれば良かったもの。 すべては結果論である。

神山−波潟の車連(3-6)は460円、枠連(3-5)は290円で地元スジ車券でした。



自力選手が揃って、捲くり合戦になろう。

 自力選手は本田、神山、度会、新田、伏見と楽しみな一戦になりそうである。 関東は神山に地元の波潟が主張して番手収まって高橋が3番手、 南関は新田に鈴木が、中部近畿は度会に伊藤が、そして伏見は神山に使われそうである。本田は前々で行くだろう。
 並びは、新田−鈴木、本田、度会−伊藤、伏見−神山−波潟−高橋、と読んでみた。 新田と伏見の主導権争いを中段位置取りの本田が綺麗に捲くりが決まると読んだ、が神山がオールスター惨敗の屈辱を晴らすべく本命を背負う。 資金的に余裕があれば神山と波潟の一本で勝負したいものである。競輪に絶対がなく展開次第で6番車も勝ち得る。 オールスターは残念ながらの2着は本田が気分良く絶好の捲くり展開になるのではないだろうか。
 狙い目は、本田から渡会、神山、押さえに伏見には負けられない新田先行で鈴木の裏表かな。

本田−渡会(7-8)、本田−神山(7-3)、新田=鈴木(9=2)の4点で勝負する。