競輪一発勝負



オールスター 一宮 ドリームレース 98年9月25日

1児玉広志 香川 66期差捲
× 2神山雄一郎栃木 61期逃捲
  3小嶋敬二 石川 74期逃捲
4後閑信一 群馬 65期差捲
  5鈴木誠 千葉 55期差捲
 6滝澤正光 千葉 43期自在
7吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  8十文字貴信茨城 75期逃捲
  9山田裕仁 岐阜 61期逃捲

久々の神山と後閑のワンツーで、8番手の吉岡沈没。

 十文字−神山−後閑、吉岡−児玉、小嶋−(山田、鈴木)−滝澤で、南関勢は小嶋番手勝負に出た。 赤板で吉岡が上昇する、それを十文字−神山−後閑が叩いて行く。最終ホームで小嶋がカマし先行で、鈴木が千切れてしまった。 その後位の神山が綺麗に捲くって楽勝、2着は後閑が流れ込んでの競争になった。

神山−後閑の車連(2-4)は740円、枠連(2-4)は660円で一番人気でした。



東西の横綱で決まったりしそうな感だが、地元中部の意地を見たい。

 機関車は、十文字、神山、小嶋、山田、吉岡、と5車と揃った。 並びが確定しているのは、関東勢の十文字−神山−後閑、地元中部勢は小嶋−山田、吉岡には児玉がマークしそうだ。 問題は南関の滝澤と鈴木の動向である。鈴木−滝澤と並べば関東には競れないから中部分断で小嶋の番手勝負になろう。 南関両者が空いている3番手で別れる事も考えられる。
 並びは、十文字−神山−後閑、小嶋−(山田、鈴木)−滝澤、吉岡−児玉。
     十文字−神山−後閑、小嶋−山田−鈴木、吉岡−児玉−滝澤。
 山田が一歩引いて自力勝負に賭けると山田自身が生きて浮上がある。小嶋番手に拘ると山田は要らないだろう。 十文字は世界戦でも成績が悪くスランプ状態から抜け出せないでいよう、そこに神山が付ける。神山が十文字を乗り捨てるタイミングで後閑浮上があろう。 後閑も納得のいく成績が残っていない。吉岡も勝率を落としている、児玉が調整完了かも知れない。 東西の横綱で決まったりしそうな感じもある。
 地元中部地区の小嶋が積極的に主導権を取りに行くだろう。番手が山田と鈴木の競りになって両者共倒れの可能性が大きい。 すれば、吉岡の一捲りで決着しそうだ。同じく十文字と小嶋の逃げ争いになっても吉岡が優位であろう。 何故なら、神山は十文字次第、山田は南関勢次第、脚を貯めるのは吉岡と児玉であろう。また、後閑が展開を冷静に見ることができれば押さえたい。
 狙い目は、吉岡と児玉の裏表、東西横綱の吉岡と神山、3番手イン強襲後閑と吉岡で、吉岡に全てを託してみたい。

吉岡=児玉(7=1)、吉岡−神山(7-2)、吉岡−後閑(7-4)の4点で勝負する。


山口@富山さんの予想

 吉岡−児玉、十文字−神山−後閑、小嶋−山田、までは、わかるのだが、千葉勢はどうするのか? 鈴木−滝沢で並び小嶋の番手狙いか別々に吉岡、小嶋ラインの3番手にいくか、自称日本一の先行屋の3番手・4番手で我慢するか、 滝沢−鈴木で往年の2段駆(こりゃないと思うが、見てみたい!)
 私は、華レースということを考えると小嶋ラインの3番手・4番手で我慢の可能性が高いんじゃないかなと思う。 もし隙あれば追い上げでしょう。これから、この中期は特別も多いし事故点を付けたくないと考えると思いますが。
 先行は、十文字も防府を見ていると譲らない気がしますし、小嶋もそうでしょう。 壮絶な叩き合いを吉岡がまってましたとばかりに捲くり。 追走の児玉ですが、防府を見ると、捲くりでも差します。 しかも、吉岡も先行争い中に捲くらないと、どちらも番手からの発進がありますから、2角回った時点で捲くる感じでしょう。 すかさず吉岡ラインに切り返そうな千葉勢
 押えに、忘れたときに決まると自分で考えていた、一度も1・2を決めたことがないのに、ラインと呼ばれているアトランタライン、十文字=神山を押さえ
 大ファンの吉岡はタイトルを獲ると信じているのでここは、あっても2着 吉岡が頭ならヒモは神山のような気がします。

児玉−吉岡、児玉−神山、児玉−鈴木、児玉−山田