競輪一発勝負



向日町記念 後節 決勝 98年09月16日

× 1東出剛 千葉 54期差脚
2神山雄一郎栃木 61期逃捲
3遠澤健二 神奈川57期差脚
  4内林久徳 滋賀 62期差脚
  5小川巧 岡山 57期差捲
 6北村貴幸 群馬 71期差脚
 7鰐渕正利 愛知 65期差脚
  8伊藤龍也 神奈川72期逃捲
  9御嶽俊二 東京 57期差脚

地元地区の意地、絶好調S2内林が自力で神山を捲り優勝。

 周回は、神山−御獄−北村、伊藤−遠澤−東出−小川、内林−鰐渕、で折り合って青板を通過した。 内林−鰐渕が4番手まで上昇して、伊藤を牽制すると、伊藤は素直に引いて車を下げた。
 神山−御獄−北村、内林−鰐渕、伊藤−遠澤−東出−小川、で赤板を通過すると、伊藤ラインが踏み込んで先頭に出ると内林も前々でこれに乗って上昇し、神山は7番手まで下げてピッチが緩むと打鐘になった。 第2センターから伊藤が発進するが、直ぐさま神山も巻き返しに出た。神山−御獄を最終バックから内林が自力で捲り、直線で神山を捕らえて優勝した。2着に神山、3着には小川が入った。
 内林の好調が目に焼き付いた。神山の巻き返しが早かった分、内林が自力に出たのが幸いしたのであろう。見応えのある内林であった。

内林−神山の車連(4-2)は1,560円、枠連(4-2)は1,520円で捲り逃げ車券でした。



西日本勢に機関車不在で、神山番手が縺れそう。

 東日本勢、関東勢は神山、北村、御獄、南関勢は東出、遠澤、伊藤と6車が勝ち上がった。 西日本勢は内林、小川、鰐渕の3車で機関車が居なくなった。
 並びは、すんなり関東は神山−御獄−北村、南関が伊藤−遠澤−東出、さてさて小川−内林−鰐渕がどうなるかである。 番手勝負するなら神山番手勝負であろう。恐らく神山の後位は競りに成りそうである。
 神山の番手が競りになるなら後位は連絡みが無くなろう。逃げるのは伊藤でマークは同県の遠澤である。東出が此処の3番手で良いなら狙って行きたい。 神山もマークしてくれる選手を大切にするであろうから気を使い果たし、最終的には遅めの単騎で捲りであろう。 主導権を取ったラインの番手選手から神山への折り返しが本線になる。
 狙い目は、伊藤を利す遠澤から神山の折り返し、遠澤と東出、東出と神山、縺れると伊藤が逃げ粘るかも知れない。

遠澤=神山(3=2)、遠澤−東出(3-1)、東出−神山(1-2)の4点で勝負する。