競輪一発勝負



防府記念 後節 特選 98年09月13日

1十文字貴信茨城 75期逃捲
  2新藤敦 神奈川62期差脚
3児玉広志 香川 66期差捲
  4滝澤正光 千葉 43期自在
  5加倉正義 福岡 68期差捲
 6山口富生 岐阜 68期差脚
7三宅伸 岡山 64期逃捲
  8横田努 熊本 69期逃捲
9阿部康雄 新潟 68期差捲

一気のカマシ先行で、十文字ラインの123になった。

 周回は、横田−加倉−山口、三宅−児玉−滝澤、十文字−阿部−新藤、で南関勢は別れて3番手の並びになった。 青板で早くも十文字−阿部−新藤が上昇して先頭誘導員に付ける、三宅−児玉−滝澤も上昇する。 赤板で横田が主導権を取った、第2コーナーから十文字が一気にカマシ先行発進する。 打鐘では十文字−阿部−新藤、横田−加倉−山口、三宅−児玉−滝澤の一列棒状である。三宅は7番手に取り残された。 最終ホームから三宅が捲くって行くが、横田も併せて踏み込んでいく、当然のように後続が乱れる展開になった。 ゴール線で十文字を捕らえた阿部がご馳走様の1着、新藤が流れ込んで2着、十文字が見事に3着に逃げ粘った。
 やっと十文字らしい競争が見ることが出来た、準決が楽しみである。

阿部−新藤の車連(9-2)は2,320円、枠連(6-2)は2,250円でズブズブ車券でした。



75期十文字に期待したいが、地元地区三宅の踏ん張りがあろう。

 75期生も最近は滅法に影が薄くなりかけたが、太田が向日町で今年記念V2を征して、十文字も世界戦帰りだが気合いを入れて頑張って貰いたい。 東日本勢は十文字に阿部と滝澤に新藤、中部は山口、中四国勢は三宅に児玉、九州勢は横田に加倉のメンバー構成になった。 馬渕がS2に落ちて中部の機関車が不在になったので山口1車と寂しい。
 並びは、十文字−阿部、滝澤−新藤、三宅−児玉−山口、横田−加倉、と考えたが中部の山口が何処を回るかである。 山口は加倉と68期同士で九州の3番手とも考えられる。
 十文字のカマシ先行が見られるのではないだろうか、見たいのだ。三宅と横田が中段で縺れてそのままかな。 三宅も元気一杯でこのへんで優勝が在りそうである。三宅には児玉がマークするのでどうしても三宅は遅めの仕掛けで頭狙いになるだろう。 横田の近況も悪くは無いが車券に結びつかないのが残念である。
 狙い目は、東日本ラインから十文字と阿部の裏表、地元地区の三宅と児玉で良いだろう。

十文字=阿部(1=9)、三宅=児玉(7=3)の4点で勝負する。