競輪一発勝負



千葉記念 後節 特選 98年09月05日

  1濱口高彰 岐阜 59期差脚
2金古将人 福島 67期逃捲
  3岡崎孝士 熊本 77期逃脚
4大河原和彦群馬 58期差脚
5東出剛 千葉 54期差脚
×6小林裕司 千葉 71期逃捲
 7星島太 岡山 66期差脚
  8海田和裕 三重 65期逃捲
9高木隆弘 神奈川64期差捲

細切れ混戦は金古が前段一気飲みで1着、小林利した地元東出は2着。

 周回は、金古−大河原、海田−濱口、岡崎−星島、小林−東出−高木、で赤板を通過する。 先ず岡崎が動いていくと、海田も上昇する、地元南関ラインは後方で落ち着いて構えている。
 前段が入れ替わって、岡崎−星島、海田−濱口、金古−大河原、小林−東出−高木、で打鐘を向かえた。 ピッチが徐々に上がっていくと、内から金古が3番手を取りに入り込む、外から一気に小林−東出−高木が発進し前段を飲み込んで主導権を奪った。
 最終ホームは、小林−東出−高木、岡崎−星島、金古−大河原、海田−濱口、の一列棒状で通過する。 9番手濱口が海田を捨てて内からスルスルと上昇する。岡崎が捲り発進する、その外を金古が捲って直線鋭く伸びて1着。 2着は小林を利した東出、3着は岡崎に乗った星島が突っ込んでいた。
 地元東出の調子が不透明で枠連24が売れていた、そこそこ豊橋記念で落車した影響も無いようである。 高木も東出に遠慮して動けない、濱口は9番手から内を行くタイミングはなかなかの物であったが、着狙いでしかなかった。 岡崎も今一つである、最低だったのが海田でただ走っているだけのようであった。

金古−東出の車連(2-5)は2,050円、枠連(2-4)は820円でスジ違い車券でした。



地元千葉両車で小林に乗る東出だが、金古、岡崎、海田がどう出るか。

 南関勢の東出と高木は小林に前を任せての戦いになる。中部勢は海田に濱口がガードする。 金古の番手が空いているので大河原がゲットする。岡崎には星島がマークしてラインを作ろう。 機関車は海田、金古、小林、岡崎の4車で、細切れ混戦状態の捲り一発勝負になろう。
 並び予想は、岡崎−星島、海田−濱口、金古−大河原、小林−東出−高木、と南関勢が3車になる。 先行は地元の小林が有力であろう。前節決勝は鈴木と滝澤の1番人気が飛んだように、ここも東出と高木のワンツーが決まるとも限らないだろう。 もたもたしているとインに詰まって内で置いてきぼりを食らいそうである。何処からでも狙えそうなスジである。
 狙い目は、「競輪道」に従い千葉ラインは小林を使い捨てる東出と高木、小林が混戦で残る事もある。別線で金古と大河原の一発に期待する。

東出−高木(5-9)、東出−小林(5-6)、金古=大河原(2=4)の4点で勝負する。