競輪一発勝負



千葉記念 前節 決勝 98年09月04日

1鈴木誠 千葉 55期差捲
2三宅伸 岡山 64期逃捲
  3山田裕仁 岐阜 61期逃捲
4室井竜二 徳島 65期自在
  5高橋武 神奈川50期差脚
 6川越義朗 神奈川61期自在
7滝澤正光 千葉 43期自在
  8郡司盛夫 神奈川50期差脚
× 9新田康仁 静岡 74期逃捲

してやったり、新田マイペースで500バンク逃げ切り優勝。

 周回は、三宅−室井、山田−郡司、新田−鈴木−滝澤、川越−高橋、で赤板を通過する。 そのままピッチが緩み誰も動かないで打鐘を向かえる、新田が腰を上げて上昇するも仕掛けない。 最終ホームを過ぎて後方を睨みながら満を持して新田が発進する。三宅は内に詰まって動けない、山田は8番手になってしまう。
 このまま新田が頭を取る競争で逃げ切り優勝し、追走の鈴木が2着、山田が強襲するが3着。
 何故、新田は地元勢の為に早めに発進しなかったのであろうか、誰でも優勝を狙っているのである。新田の立派な戦略であった。 500バンクだし鈴木なら差せるとオッズが示していた。まさかの逃げ切りで美味しい車券になりました。

新田−鈴木の車連(9-1)は4,680円、枠連(6-1)は4,740円でスジ車券でした。



滝澤の完全優勝か、好調は神奈川の選抜トリオ。

 地元千葉勢は滝澤が無傷で勝ち上がり、鈴木が新田マークかと思われるが、滝澤と鈴木の前後が微妙になるのかなあ。 三宅には室井が付けて中四国ラインになると考えるのが順当であろう。神奈川トリオは馬が居なければ川越に高橋と郡司の並びだろうが、山田の番手がどうなるのであろうか。 千葉勢と神奈川トリオで別線になると神奈川勢は遠慮せざるを得まい。まさか鈴木と滝澤が新田では無く山田に付けることは考えられまい。
 並びは、三宅−室井、山田−高橋−郡司−川越、新田−鈴木−滝澤、と想定したが不透明であり参考に成るのだろうか。 余談だが、後閑の調子が危ぶまれるが、欠場していないので結果を出して貰いたい。
 室井の調子が良いようである、このメンバーなら狙えないことも有り得まい。また、神奈川の高橋と郡司も好調でワンツーもあるかも知れない。 兎に角、逃げるのは新田しかいないので、新田に乗る千葉勢から狙うのが順当であろう。穴なら室井に臭いものを感じる。
 狙い目は、新田番手の鈴木から滝澤を本線、新田の逃げ残り。三宅の一発で室井の裏表を押さえたい。

鈴木−滝澤(1-7)、鈴木−新田(1-9)、三宅=室井(2=4)の4点で勝負する。