競輪一発勝負



豊橋記念 後節 決勝 98年08月31日

1児玉広志 香川 66期差捲
  2市田佳寿浩福井 76期逃脚
3高木隆弘 神奈川64期差捲
  4渡会宏和 愛知 65期自在
5金古将人 福島 67期逃捲
 6高橋健二 愛知 30期差脚
×7本田晴美 岡山 51期自在
  8會田正一 千葉 68期差捲
9濱口高彰 岐阜 59期差脚

東日本は金古ラインのズブズブで高木と會田で決まった。

 周回は、金古−高木−會田、本田−児玉、市田−渡会−濱口−高橋、と並んで青板を通過する。
 最初に動いたのは本田と児玉で上昇し先頭に出ると赤板になる。ペースが緩くなり牽制状態に入った。 市田の動きに併せて金古も踏み込んでいくと打鐘になった。市田の番手に金古が填る格好に見えたが、高木と渡会が離れている。
 最終ホームは、イン金古−高木−會田、アウト市田−渡会−濱口で金古と市田の主導権争いになる。 金古がインで競り勝つと番手高木が市田をブロックして抜け出す。本田がバックから捲ってくるが不発に終わる。
 直線は高木がご馳走様で優勝、中を割って入った會田が2着、金古が逃げ残る。 市田が期待していた程に調子が落ちているようである。本田もいつもの本田であった、児玉も掻き回せないほど前段が掛かっていたようだ。 競輪はスジが原則なのであろうか。

高木−會田の車連(3-8)は1,680円、枠連(3-6)は1,230円でスジ車券でした。



洪水で大変な、福島67期金古を軸に流したい。

 決勝メンバーは、特選メンバーから井上が脱落、選抜から高橋が勝ち上がっての入れ違いが在っただけである。 東日本勢は金古に高木と會田で特選同様な展開にはしたくないと結束して作戦を練ってくるだろう。 近畿の市田に中部勢3車がどのような並びになるかである、地元渡会が番手で同県高橋が3番手で濱口が折り合うのであろうか。 中四国勢は本田に児玉で並ぶだろう。
 並びは、金古−高木−會田、本田−児玉、市田−渡会−高橋−濱口、と想定したい。 準決を見ていて金古は會田に交わされる、本田も必死で捲るが高木に掬われてしまった、市田は逃げても持たない機関車になって物足りない。 豊橋バンクは動ける選手の頭が多いと聞く、番手は高木、児玉、渡会と動ける選手がいるので難しい。 特選同様に東日本ラインの金古、高木、會田から狙いたい。決勝戦の市田は頭勝負に来るのではないだろうか、すれば切り捨てたい。 本田も準決の疲れが残っているのではないだろうか。
 狙い目は、金古と心中するつもりで、高木、本田、児玉、濱口に流してみたい。

金古−高木(5-3)、金古−本田(5-7)、金古−児玉(5-1)、金古−濱口(5-9)の4点で勝負する。