競輪一発勝負



豊橋記念 後節 特選 98年08月29日

  1市田佳寿浩福井 76期逃脚
2金古将人 福島 67期逃捲
  3児玉広志 香川 66期差捲
4渡会宏和 愛知 65期自在
  5本田晴美 岡山 51期自在
×6會田正一 千葉 68期差捲
7濱口高彰 岐阜 59期差脚
  8井上茂徳 佐賀 41期差脚
9高木隆弘 神奈川64期差捲

市田の先行に乗った地元渡会と濱口で、ワンツーを決めた。

 周回は、金古−高木−會田、本田−児玉−井上、市田−渡会−濱口、と並んで青板を通過する。
 赤板手前で、市田ラインが踏み上げると、本田ラインも併せて上昇していく。市田ラインが金古ラインを叩いて先頭に出ると打鐘を向かえた。 市田ライン後位はイン金古、アウト本田で競り合いになる。 これを見ていた児玉が自力で捲くって行くが、市田の掛かりが良く、濱口の横でいっぱいになって最終コーナーを回って直線に出る。 渡会が早めに市田を捨てて地元バンクの1勝を上げる。2着は追走の濱口、3着には不利な展開から金古が伸びてきた。
 市田が主導権を取って、後位が金古と本田でお互いに潰し在ってしまった。これを見た児玉は自力勝負に出るが、市田の力が増していた。 無風で機関車に乗っていた番手の渡会がキッチリと地元で花を咲かせた。金古も3着に突っ込んできて好調をアピールした。

渡会−濱口の車連(4-7)は1,710円、枠連(4-5)は1,510円でスジ車券でした。



前節島野地元優勝で燃える、地元渡会に期待したいが。

 東日本勢は金古に高木と會田で結束しよう。中部近畿勢は市田の番手が地元渡会で濱口は3番手でガードする。 中四国勢は本田に児玉が付けて、位置取りのない井上が3番手に入ろう。
 並び想定、本田−児玉−井上、金古−高木−會田、市田−渡会−濱口。 全日本選抜で吉岡、神山の東西横綱を撃破し実力と自信を身につけた市田が好調を維持しているかである。 前節の島野が優勝したことによって地元渡会もガッツを燃やしていることであろう。此処が本線になる。 児玉も全日本選抜の2着ガッツポーズの恥が出て来るのではないだろうか。本田も今一つ捲の迫力が欠けている。井上も調子は上向き始めたようであるが乗り切れまい。 金古は全日本選抜に合わせて調整したが、優出を高谷と共に落としてしまった。高木も地元小田原で太田に着けて惜敗し欠場の目にあった。
 狙い目は、スジで東日本ラインから高木と金古の裏表とズブズブの高木と會田、押さえは渡会と濱口の地元スジでいきたい。

高木=金古(9=2)、高木−會田(9-6)、渡会−濱口(4-7)の4点で勝負する。