競輪一発勝負
青森「全日本選抜」 09R 特別優秀 98年08月04日
| 1 | 濱口高彰 | 岐阜 | 59期 | 差脚 |
| 2 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差捲 |
| 3 | 後閑信一 | 群馬 | 65期 | 差捲 |
| 4 | 小川巧 | 岡山 | 57期 | 差捲 |
| 5 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 6 | 本田博 | 鹿児島 | 67期 | 逃捲 |
| 7 | 新藤敦 | 神奈川 | 62期 | 差脚 |
| 8 | 須田雄一 | 栃木 | 56期 | 差脚 |
| 9 | 菊池仁志 | 愛媛 | 47期 | 差脚 |
太田は主導権を取て後閑を引き出すが、力尽きて5着。
本田−菊池−小川−濱口−新藤−鈴木−太田−後閑−須田で周回する。
最終ホームは、太田−後閑−(イン新藤アウト須田)−鈴木−濱口−本田−菊池−小川の縦長で通過した。
2角捲りで本田が捲る、後閑後位は新藤が競り勝った。後閑は並んだ本田に併せて、太田を庇いながら踏み込んで1着。
2着には鈴木が内を付いて入線、本田の捲りに乗った小川が外を伸びて3着。太田は5着あたりだろうか。
後閑−鈴木の車連(3-2)は700円、枠連(3-2)は670円で力の車券でした。
青森「全日本選抜」 11R 決勝 98年08月04日
○ | 1 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
▲ | 2 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差捲 |
| 3 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
| 4 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 逃捲 |
△ | 5 | 市田佳寿浩 | 福井 | 76期 | 逃脚 |
| 6 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
| 7 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
× | 8 | 本田晴美 | 岡山 | 51期 | 自在 |
◎ | 9 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
小嶋逃げ粘れず惜敗、スジの山田と児玉のワンツー。
号砲で睨み合いの牽制から周回は、吉岡−本田、市田−金田−戸辺、小嶋−山田−児玉−高木で青板を通過した。
高木が上昇して小嶋の番手を奪うと山田は素直に車を児玉マークに下げた。この高木の動きで小嶋は押し出されるようにして残り2周になった。
市田ラインも併せて上昇すると、先頭の吉岡もピッチを上げる。2角で市田が吉岡を押さえ打鐘を聴く、その外を一気に小嶋が発進してマークは高木−児玉−山田が追走する。
最終ホーム、小嶋−高木−児玉−山田、市田−金田−戸辺を吉岡が捲り発進する。
吉岡は高木に叩かれ、競り合いになり両者が消えた、空いた中を児玉が巧く掬って、一杯になった小嶋を捕らえてのゴールでガッツポーズを見せてくれた。
山田がインから強襲して1着写真判定にり、山田がガッツポーズ児玉を突き刺していた。
吉岡の捲りも後一歩及ばず、市田は吉岡に被されて動きが停まった。機関車日本一の小嶋が目一杯だったのが残念だった。
児玉は番手の仕事には目もくれないで脚を温存、高木は吉岡を叩くのに全てを尽くしてしまった。
児玉以上に王者の貫禄は山田であった。小嶋の番手を取っていたら、恐らく高木同様に吉岡叩きに脚を使い果たして優勝は無かっただろう。
更に山田は児玉をマークすることによってこの競争で一番脚を蓄えることが出来たのだろう。
結果として主導権を取った小嶋ラインの大勝利であろう。市田は経験不足に泣いた、吉岡は踏み込むタイミングに迷いが無かったのか。
山田の初タイトルおめでとう。吉岡と神山の2強時代もそろそろ終演を迎えようとしている。
山田−児玉の車連(4-7)は3,120円、枠連(4-5)は1,660円でスジ車券でした。
俺の太股を見てくれ、無傷の完全優勝だ。
東日本から勝ち上がったのはなんと高木と戸辺の2車ある。残念ながらに東北地区は残れなかった。
神山が当然勝ち上がってくると気合いを入れた戸辺も位置が無く苦戦する。高木は自力もあるので優勝のチャンスを伺う。
近畿勢は神山と吉岡を破った市田に金田がマークしよう。中部勢は小嶋に山田が結束したいところである。
児玉が吉岡ではなく中部ライン2段ロケットの3番手を主張している。そう高木が余裕で小嶋番手勝負に出る。
九州の吉岡の後ろが空席になって、本田晴美が俺が行くと宣言した。
コメントを参考にした並びは、吉岡−本田、市田−金田−戸辺、小嶋−(高木、山田)−児玉になると思われる。
小嶋の後ろが競りになると先行ダッシュで千切れるのではないのだろうか、するすると上昇した小嶋の番手に誰かが幸運に入ろう。
吉岡か、市田か、であろう。或いは小嶋の先行で一番楽をするのは児玉ではないだろうか。
吉岡は市田と小嶋の叩き合いを捲る展開に持っていきたい。
狙い目は、気合い乗る小嶋の完全優勝でヒモは吉岡との裏表、早めに吉岡が小嶋を捕らえると今の吉岡では本田なら差されるだろう。
すんなり市田が捲って金田だろう。兎に角オッズ次第で再検討したい。
小嶋=吉岡(4=9)、本田−吉岡(4-7)、市田−金田(4-1)の4点で勝負する。
山口@富山さん
展開予想 吉岡−本田晴、小嶋−山田−児玉、市田−金田−高木、戸辺
非常に面白いメンバーです。動きが読みづらいのは、まず、戸辺です。
空いている吉岡の3番手は考えにくい(吉岡は捲くり勝負でしょう)となると高木や児玉と競ってまで3番手は考えにくくそうなると腹をくくって小嶋の番手で山田と競るでしょう。
児玉にしたって、実際は小嶋の番手狙いかもしれません、高木は多分市田の3番手で納得するような気がしますが、
小嶋がいるだけに市田が先行する(できる)のは五分五分と考えると、小嶋の番手勝負もあると思います。
コメント次第というとこでしょうか?
吉岡がSR賞で捲くられるのを見て、加倉−吉岡で勝負していた私にとっては、外れとまさか吉岡が捲くられるなんていう気持ちで大変悲しかった。
正直いって明日は吉岡が獲って、オールスターでグランドスラムと思います。(思いたい。)
先行は、市田と小嶋で争うと思う。特に小嶋は譲らないでしょう。
弥彦ふるダビで市田に先行されて悔しい思いをし、「先行したほうが悔いがなくて良かった」と言った言葉を小嶋が忘れてないと思います。
市田も小嶋は捲くれないと考え譲れないでしょう。
捲くりなら吉岡のF1捲くり炸裂です。先行は最近しかけが早くなおかつ末が甘いところもありますが、
ハイペースの先行争いは間違いないのでスピードが乗っての捲くりなら吉岡でまず問題なし、
明日はどちらが先行しようが関係なし、SR賞の汚名をはらすために、H7年度のGPレースで見せたあの素晴らしい捲くり(意地の捲くり)が炸裂します。
F1は復活し、いよいよ第2ステージ(第2次黄金期)を迎える。吉岡時代復活にすべてをかけたい。
SR賞の借りは、5車身くらい千切って返す。それが吉岡です。
また、去年の全日本選抜で4位になって「表彰台は次にとっておく」と言った、好漢本田晴美の差し切りも多少考慮する。
本田なら許せるし、今回はしぶとく勝ち上がっているのも買える。
曲者高木と今回は徐々に調子を上げている山田をヒモに
吉岡=本田、吉岡−高木、吉岡−山田で勝負する。