競輪一発勝負



青森「全日本選抜」 11R 優秀 98年08月02日

1三宅伸 岡山 64期逃捲
  2金田健一郎大阪 60期差捲
3太田真一 埼玉 75期逃捲
  4小川巧 岡山 57期差捲
5神山雄一郎栃木 61期逃捲
 6小川圭二 徳島 68期差捲
×7鈴木誠 千葉 55期差捲
  8横田努 熊本 69期逃捲
  9本田晴美 岡山 51期自在

神山が太田を乗り捨てて1着、太田は援護無く6着。

 周回は、太田−神山−鈴木−小川圭二、三宅−本田−小川巧、横田−金田、で折り合った。
 赤板で横田−金田が踏み上げて、2番手神山と並ぶ、太田が突っ張り先行で打鐘前から脚を使い発進した。 再度、横田が意地の踏み直しで最終ホームで太田を捕らえる。
 横田−金田、太田−神山−鈴木−小川圭二、三宅−本田−小川巧で第2コーナーを通過する。 三宅が捲り発進する、これに併せて神山が捲り追い込むと勢いで1着、2着には三宅の捲りに乗った本田が入った。
 太田の逃げも良かったが、車間を空けていた神山には残念な裏切り行為である。以前、十文字が乗り捨てられたように太田もそうなったのである。 残念なのは鈴木がマーク仕切れずに、横一線の混戦になった良い競争であった。救いは太田が6着に残って準決に行けたことであろう。

神山−本田の車連(5-9)は990円、枠連(4-6)は780円で神山スジ違い車券でした。



太田の藻掻きで、神山、鈴木との123独占を期待したい。

 東日本勢は太田、神山、鈴木で連係がありそうな、なさそうな、あれば太田が前で、神山と鈴木で並びそうである。 なんと岡山がトリオになって、三宅−本田−小川巧でガッチリ強力に連係しそうである。 残る3車は横田に金田番手で小川圭二が此処の3番手になるか問題である。
 並びは、太田−神山−鈴木、三宅−本田−小川巧、横田−金田−小川圭二、と読んでみるが当たるだろうか。 太田が神山を引き連れて先行逃げで戦って粘りたい処であろう。三宅も岡山がトリオとなって主導権を奪って行こう。 怖いのは前段縺れての、気楽な横田である。
 狙い目は、太田が目一杯藻掻いて逃げる、鈴木と神山が横の動きを見せてくれると期待したい。 よって太田と神山の裏表と神山と鈴木のズブズブ車券、押さえに太田を利する神山と捲りダッシュ快調三宅を少々。

太田=神山(3=5)、神山−鈴木(5-7)、神山−三宅(5-1)の4点で勝負する。


青森「全日本選抜」 12R スタールビー賞 98年08月02日

× 1児玉広志 香川 66期差捲
  2高木隆弘 神奈川64期差捲
  3市田佳寿浩福井 76期逃脚
4高谷雅彦 青森 67期逃捲
  5後閑信一 群馬 65期差捲
 6新田康仁 静岡 74期逃捲
7吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  8加倉正義 福岡 68期差捲
9金古将人 福島 67期逃捲

恐るべき福井の市田佳寿浩が、吉岡をスジで捲りきる。

 吉岡−加倉、市田−児玉、新田−高木、高谷−金古−後閑で赤板を無風で周回した。 市田が吉岡を追い出すように巧く踏み上げる。まんまと吉岡は市田の策に填り先行発進してしまった。  隊列は周回通りで市田は3番手の絶好位置をキープした。吉岡のF1?先行では7番手から地元高谷の捲りは届かない。 新田が踏み上げると児玉がこれに併せて叩く、市田が絶好のタイミングで吉岡を3番手から綺麗に捲りきった。  児玉も市田を追走するのが一杯で交わせない。

市田−児玉の車連(3-1)は2,510円、枠連(3-1)は2,490円でスジ車券でした。



牛若丸が波乱の眼になりそうである。

 地元勢は金古が前で高谷が番手勝負であろう。市田には児玉が番手を張る。 吉岡には同県の加倉がハコ周りになる。南関の高木は好調新田を信じてマークするだろう。 勝ち上がりに関係ないので気楽に競争を楽しむコンビが有利かなあ。
 並び予想は、吉岡−加倉、市田−児玉、金古−高谷−後閑、新田−高木、であろう。 市田、新田と徹底先行タイプに吉岡或いは金古が捲りを打てるかである。神山さえ逃げる市田を捕らえることが出来なかった。 早め、早めで縺れそうである。脚を貯めたスジが狙い目であるが、解らない。金古に取っても地元高谷を引き出す競争をするだろう。
 狙い目は、地元スジで金古を利する気合いはいる高谷の裏表に児玉と吉岡の組み合わせだろう。 地元勢に吉岡、新田、市田が、どんな競争を楽しませてくれるだろうか。

高谷=金古(4=9)、高谷−児玉(4-1)、高谷−吉岡(4-7)の4点で勝負する。