競輪一発勝負



青森「全日本選抜」 10R 特選 98年08月01日

  1十文字貴信茨城 75期逃捲
  2山田裕仁 岐阜 61期逃捲
× 3児玉広志 香川 66期差捲
  4金田健一郎大阪 60期差捲
5高木隆弘 神奈川64期差捲
 6一丸安貴 愛知 70期逃捲
 7本田晴美 岡山 51期自在
  8横田努 熊本 69期逃捲
9高谷雅彦 青森 67期逃捲

地元高谷のほくろが渾身の捲りで、ねぶたに輝いた。

 残念ながら競争を見る事が間に合いませんでした。高高コンビで決まった様である。高谷の期待が高まった。

高谷−高木の車連(9-5)は1,890円、枠連(6-4)は1,700円で実力スジ車券でした。



点と点で線になるのかなあ、地元高谷に期待する。

 先行自在屋は十文字、山田、一丸、本田、横田、高谷となんと6車が集合した点と点の勝負で線になるのだろうか。 地元バンクの高谷が何処まで調整を完了したかである。競争得点もどん尻で6番車待遇であるが9番車に人気を集めたい処である。
 東日本勢は高谷と十文字に高木の3車で、ここは十文字の番手に地元高谷で高木がガードする並びを期待したい。
中部近畿勢は山田と一丸に金田で、一丸が前で山田に金田の並びを考えているが、山田が自力で前を回るのがスジかもしれない。 残る中四国勢は本田に児玉で横田がどう考えているかである。東日本ライン、中部ラインとも二段掛け模様になると横田が前で本田に児玉という作戦が良いだろう。
 並びは、十文字−高谷−高木、一丸−山田−金田、横田−本田−児玉、という並びに期待を込めたい。 兎に角、並びがどうなるかであろうか、勝手気ままに考えてみた、一つの楽しみである。
 児玉の調子が一番良いであろう。前回の小松島で吉岡を交わしたガッツは見逃せないし、気合いが違うような気がする。 十文字次第になるかも知れない高谷であるが、此処はジャン先行で地元高谷の意気込みをアピールして貰いたい。
 狙い目は、高谷に期待を込めて高木と児玉の裏表でズバリ占いたい。

高谷=高木(9=5)、高谷=児玉(9=3)の4点で勝負する。


青森「全日本選抜」 11R 特選 98年08月01日

  1松岡彰洋 三重 69期逃捲
  2菊池仁志 愛媛 47期差脚
× 3新田康仁 静岡 74期逃捲
  4小川巧 岡山 57期差捲
5太田真一 埼玉 75期逃捲
 6小川圭二 徳島 68期差捲
7後閑信一 群馬 65期差捲
  8山口富生 岐阜 68期差脚
9吉岡稔真 福岡 65期逃捲

太田の捲りを利した、後閑が新フレームで吉岡を破る。

 周回は、吉岡−菊池、太田−後閑−小川圭二、松岡−山口、新田−小川巧で青板を通過する。 第4コーナーから新田が車を上げて赤板を通過する、太田の前にでて様子を伺う。
 吉岡がペースを緩めると新田は外に膨れて第2コーナーを回る、空いた内を掬って太田が上昇して先頭にでる。 新田も負けじと太田を押さえて先頭に出て、太田は3番手を取った。が、アウトから松岡が踏み上げて上昇、吉岡も此処に付けて来ている。 松岡の番手をイン新田、アウト吉岡で競り合いになった。太田は最悪の7番手まで下がって最終ホームを通過した。 吉岡は第3コーナーで松岡を捕らえると番手は新田で続いていく。太田は渾身の力で捲るが届かない。
 太田の捲りに乗った後閑が踏み込んで1着、新田が吉岡を押さえて2着、吉岡は3着入線で目的を果たした。 後閑はこの競争で、縦の一瞬の切れ味が新フレームによって完成されたようだ。吉岡も苦しい展開で脚を使い果たしたのか。 新田には侮れない粘り根性があった。正直いって、太田が後閑を連れて前段の縺れた展開を一捲りで飲み込むと期待したが、持ち味を出せずに沈没した。

後閑−新田の車連(7-3)は2,280円、枠連(5-3)は2,210円で差し差し車券でした。



東日本結束で新田に太田と後閑で、吉岡を撃沈だ。

 東日本勢は新田、太田、後閑の3車で結束して、新田に太田と後閑のラインが見られるのだろうか。 中部勢は松岡、山口で、松岡番手は山口で並びそうである。 中四国勢は菊池、小川巧、小川圭二の3車で、小川圭二に菊池で3番手に小川巧ときそうである。 しかし吉岡の番手が空席である、此処は四国勢3番手の小川巧が地域的に狙いたいところであろう。
 並び、新田−太田−後閑、松岡−山口、小川圭二−菊池、吉岡−小川巧が順当な考えであろう。 また、南関1車新田と九州1車吉岡がドッキングしたら大変だ。吉岡はラインに拘る事もあるまい。
 太田真一は地元西武園記念で3日間連続で逃げた競争は立派であり、そこそこ逃げ粘っているのである。 特選は馬渕ラインで沈没C、準決は逃げ切りで@、決勝は吉岡ラインで沈没Cで調整完了と見ている。 番手に後閑がついて最強のラインになると信じたい。吉岡は九州勢が不在で点勝負になりそうである。
 狙い目は、太田真一から後閑の裏表、新田と吉岡に振り込んで見たい。

太田=後閑(5=7)、太田−新田(5-3)、太田−吉岡(5-9)の4点で勝負する。


青森「全日本選抜」 12R 特選 98年08月01日

× 1市田佳寿浩福井 76期逃脚
2神山雄一郎栃木 61期逃捲
3鈴木誠 千葉 55期差捲
  4加倉正義 福岡 68期差捲
5金古将人 福島 67期逃捲
 6梶應弘樹 愛媛 57期差脚
 7戸辺英雄 茨城 51期差脚
  8海田和裕 三重 65期逃捲
  9三宅伸 岡山 64期逃捲

市田が加倉を連れて逃げ切る、神山は力不足で沈没。

 周回は、三宅、神山−戸辺−梶應、市田−加倉、金古−鈴木、海田、で赤板を通過してしまった。 私の並び予想では考えられない展開になった。なんとなんと、三宅が単騎前受け、海田が最後方待機。
 第2コーナーから市田が後続を連れて上昇すると、神山も踏み込むが引いて打鐘になった。インを突いて三宅が前段を伺う。 市田がゆっくりと後位を見ながら巧くピッチを調整して上げていく。
 最終ホームは、市田−加倉、金古−鈴木、三宅−梶應、海田、神山−戸辺、で8番手に神山は置かれてしまった。 市田が目一杯に藻掻き踏み込んでいく、神山も踏み込んで行くがなかなかスピードに乗れないで、4番手鈴木に飛ばされて撃沈した。 3番手金古が市田を捲り追い込みで頂きと思いしも、なんとゴール線は態勢そのままで市田−加倉−金古−鈴木が横に拡がって通過した。
 市田の成長は大関クラスまで上昇したようである。逃げて良し、捲くって良し、展開を自分で左右しているのであろうか。

市田−加倉の車連(1-4)は2,590円、枠連(1-4)は1,840円で先行スジ車券でした。



神山を飛ばせ、北日本地区の金古に期待したい。

 此処も難解で面白い番組を3つも組んでくれて感激である。 解る組み合わせは、栃茨で神山と戸辺コンビが久々に見られる、金古にはいつものように南関の鈴木誠、 三宅には地域的に梶應が番手、残る中部近畿は市田と海田で結束しそうで、九州1車の加倉は何処でも3番手になるが何処か前々勝負と読んだ。
 並び予想は、神山−戸辺、金古−鈴木、三宅−梶應、市田−海田−加倉、と勝手に考えてみた。 福井記念を欠場して羽を休めてしまった神山は自信喪失気味と思われる。配分が立て込んでいてこそ調子を上げるのが神山であり、 此処を取りこぼして徐々に調整しながら決勝戦に行くのであろう。市田が一番乗れていそうである、 神山不参加の地元福井記念で完全優勝は見事であり、疲れと気が抜けているのでは無いだろうか。
 狙い目は、ズバリ金古から鈴木の裏表と神山と市田をヒモにしたい。

金古=鈴木(5=3)、金古−神山(5-2)、金古−市田(5-1)の4点で勝負する。