競輪一発勝負
西武園記念 後節 決勝 98年07月26日
| 1 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
◎ | 2 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 3 | 馬渕紀明 | 愛知 | 68期 | 逃捲 |
| 4 | 稲積秀樹 | 富山 | 55期 | 差脚 |
○ | 5 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差捲 |
| 6 | 佐藤康紀 | 青森 | 73期 | 自在 |
× | 7 | 内林久徳 | 滋賀 | 62期 | 差脚 |
| 8 | 中井達郎 | 静岡 | 74期 | 逃脚 |
注 | 9 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
太田真一の見事な先行だが、吉岡ラインに直線破れる。
周回は、事故点の為に前受けの内林、吉岡−児玉−中井、太田−鈴木−佐藤、馬渕−稲積のたいれつにから、
馬渕と稲積が上昇して内林を加えて、馬渕−稲積−内林、吉岡−児玉−中井、太田−鈴木−佐藤の綺麗な三分戦が出来上がった。
赤板前に太田ラインが踏み込んで主導権を奪うと。太田は3日間連続の先行発進態勢を整えて踏み込んでいった。
かなり自信がある力強い掛かりである。馬渕が捲るも不発、大外を吉岡が捲り追い込みで直線一騎打ちになった。
結果は吉岡ラインの123であった。ギヤを1枚上げた児玉が吉岡の内から強襲して1着、2着に吉岡、なんと3着には3番手の中井も突っ込んでいた。
太田真一の先行の掛かりは最高の力を出し切った感じである。この勢いで青森「全日本選抜」でいい成績を残して貰いたい。
児玉−吉岡の車連(9-1)は520円、枠連(9-1)は520円で実力スジ車券でした。
自力勝負の地元埼玉太田真一が、記念競輪の連続優勝だ。
太田真一が準決逃げ切りVで優参してきたが、残念ながら地元埼玉では1車になってしまった。
太田の番手には鈴木誠と中井の南関勢が後続を牽制することを願いたい。
中部近畿勢は特選と同じに馬渕に稲積と内林で吉岡を玉砕したいと二匹目のどじょうを狙いたい。
吉岡には児玉がハコで回るであろう。青森の佐藤が太田ラインの4番手を嫌えば、綺麗な三分戦になるだろう。
並び予想、太田−鈴木−中井−佐藤、吉岡−児玉、馬渕−稲積−内林、の三分戦と思われる。
ここも太田が主導権狙いで先行逃げ切りで突っ張りたい。吉岡の力からしても後方に置かれれば特選と同じ9着に沈むこともあるのが「競輪」である。
馬渕の役を太田がする。中段を狙って捲り勝負は太田らしくないし巧くは行かないだろう。
吉岡も逃げる作戦はあるのだろうか、地元太田に対してそれは無いと読んでいる。
狙い目は、太田真一から鈴木の裏表、太田と内林、児玉で勝負したい。
太田=鈴木(2=5)、太田−内林(2-7)、太田−児玉(2-9)の4点で勝負する。
児玉−吉岡の車連(9-1)は520円、枠連(9-1)は520円で実力スジ車券でした。