競輪一発勝負
松阪記念後節、小松島記念前節
松阪記念 後節 特選 98年07月19日
△ | 1 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 逃捲 |
| 2 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
○ | 3 | 濱口高彰 | 岐阜 | 59期 | 差脚 |
× | 4 | 伊藤浩 | 大阪 | 45期 | 差脚 |
| 5 | 出口眞浩 | 神奈川 | 63期 | 差捲 |
| 6 | 松井一良 | 青森 | 61期 | 差脚 |
▲ | 7 | 菊池仁志 | 愛媛 | 47期 | 差脚 |
| 8 | 阿部康雄 | 新潟 | 68期 | 差捲 |
◎ | 9 | 海田和裕 | 三重 | 65期 | 逃捲 |
地元海田和裕の見事な気合いに、其処退け其処退け。
周回は、三宅−菊池−出口−東出、海田−濱口−伊藤、阿部−松井、となって周回する。南関は出口が東出の前で切り替えて動く競争もあるぞと表現しているのであろうか。
阿部と松井は馬が居ない不気味な要素を秘めている。
そのまま一列棒状のまま赤板を通過してから、海田ラインが上昇する。三宅と海田が並んだ処で、三宅がなんと地元の海田に突っ張り先行する。
海田も気合いを入れて負けずに主導権争いになった。海田が前を取りきって濱口が続くと出口がスルスルと海田番手に追い上げてきた。
海田の後位が縺れて(イン濱口−伊藤、アウト出口−東出)で併走していく、外を三宅が発進してくる。
海田が見事に逃げ切り、2着には脚を貯めていた伊藤が入り、濱口は番手の仕事で疲れたようだ。
海田−伊藤の車連(9-4)は8,270円、枠連(6-4)は3,130円で交わしライン車券でした。
地元海田に期待したが、得点上位三宅の一発が怖い。
東日本勢4車は機関車不在で並びは見えない、南関の東出と出口、松井と阿部である。地元中部近畿勢は負けられない三重の海田に濱口が番手に付て、伊藤が3番手でラインを固めたい。
中四国勢は三宅に菊池である。こうなると東日本勢の切り替え乱戦模様だろう。
並び予想、三宅−菊池、海田−濱口−伊藤、出口−東出、松井−阿部と考えてみた。
逃げるのは海田ラインの長い十文字と思われ中段を巡る攻防が競争の鍵になる。すんなりと地元海田が中段をキープ出来ると信じよう。
すれば松阪バンクを知っている海田の仕掛けで狙いたい。好調かな三宅の捲り一発が綺麗に決まる。
西武園記念優勝で復活したの東出、と出口は事故点に泣いて横の動きに制約を受けている。
狙い目は、地元の利で海田と濱口の裏表とズブズブの濱口と伊藤、三宅の捲り一発が決まれば三宅と菊池、で行けそうだ。
海田=濱口(9=3)、濱口−伊藤(3-4)、三宅−菊池(1-7)の4点で勝負する。
小松島記念 前節 決勝 98年07月19日
◎ | 1 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
注 | 2 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 逃捲 |
| 3 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
○ | 4 | 梶應弘樹 | 愛媛 | 57期 | 差脚 |
| 5 | 會田正一 | 千葉 | 68期 | 差捲 |
| 6 | 米崎賢治 | 徳島 | 67期 | 差捲 |
△ | 7 | 馬渕紀明 | 愛知 | 68期 | 逃捲 |
▲ | 8 | 森内章之 | 熊本 | 64期 | 差脚 |
× | 9 | 堤洋 | 徳島 | 75期 | 逃脚 |
東横綱の神山に死角が無かったが、ヒモが森内で縺れた。
周回は、馬渕−森内、神山−高木−會田、堤−児玉−米崎−梶應、となった。
四国勢の並びは児玉を中心にしてラインを固め、神山を撃沈したいところである。何故、米崎は同県堤番手を主張しないのか、児玉は堤の番手を米崎に譲らないのだろうか。
全ては神山撃沈に向けての布陣と読みたい。
馬渕−森内が動いて、中段に上昇して赤板を通過し、堤ラインも此に付ける。馬渕が先頭に出るとピッチが緩んで、神山は7番手に下がった。
馬渕が発進すると外に大きく膨らんだ内を神山が掬って3番手をキープした。
堤がアウトから巻き返すが、それを児玉が退けて後位が縺れた。第1センターから神山が捲り発進すると、高木は千切れてしまった。
神山が馬渕を捕らえて1着、2着は馬渕を利した森内が入線して高木は強襲して3着までが一杯の展開になった。
神山−森内の車連(2-8)は6,470円、枠連(2-6)は2,360円でスジ違い車券でした。
地元四国ラインの結束で、神山を撃沈させたい。
東日本勢は神山と高木に會田が準決が通過して特選と同じ布陣になった。中部の馬渕に九州の森内が並んでいこう。
問題は四国勢の並びである。一番前は堤で番手は同県の米崎か、折り合って児玉か分からない。考え方として徳島両者で並び、児玉はそれに拘るまい。
梶應が児玉の番手捲りに期待してマークしよう。
並び予想、神山−高木−會田、馬渕−森内、堤−米崎−児玉−梶應と想定したが四国勢の並びは結束はどうなるのであろうか。
神山に死角があるとすれば、堤と馬渕が出しぶった時に逃げて番手に交わされる競争だろう。また、7番手に置かれて児玉の番手捲りで外に叩かれた時だろう。
ここはラインが長くなった堤が先行しそうである。しかし堤が地元で優勝を意識して準決のような捲りを考えると、神山先行の餌食になってしまうのだろうか。
馬渕も侮れない。
狙い目は、児玉から梶應、堤と神山に振り込んで、押さえに馬渕と森内を仕込んで遊んでみたい。
児玉−梶應(1-4)、児玉−堤(1-9)、児玉−神山(1-2)、馬渕−森内(7-8)の4点で勝負する。
JRA小倉さんの予想
並びは、そのとおりだと思います。
展開的には、四国勢の先行を5番手から神山がまくる形が有力でしょう。(馬渕は神山の前では何もできません)
そうなると、頭はほぼ堅く、紐も高木、児玉くらいしか考えにくいです。
当たり前の予想になってしまいましたが、2−1,2−3の2点。
地元地区ということ及び配当から、2−1厚めでいくくらいしかないでしょう。