競輪一発勝負



ふるさとダービー弥彦 伊夜日子賞 98年07月05日

  1滝澤正光 千葉 43期自在
  2岡崎孝士 熊本 77期逃脚
× 3神山雄一郎栃木 61期逃捲
  4山口富生 岐阜 68期差脚
5太田真一 埼玉 75期逃捲
 6豊岡弘 長崎 69期差捲
7阿部康雄 新潟 68期差捲
8恩田繁雄 東京 41期差脚
  9金古将人 福島 67期逃捲

余裕の神山が捲り圧勝、マーク地元阿部が人気に応えた。

 神山−阿部、金古−滝沢−山口、太田−恩田、岡崎−豊岡で折り合って周回する。ただ神山が正攻法の前受けで埼京ラインと分断した。
 赤板でペースが緩み、岡崎と太田が上昇してくる、金古がインを掬って動く。まさしく細切れ捲り合戦である。 太田が打鐘直前で一気に発進するマークは恩田である。3番手の位置がみんな前々で欲しい処である。案の上は岡崎と金古で奪い合う。あっさり金古が岡崎を弾いた。 神山は不動の姿勢で其れを見守って脚を貯める。
 最終ホームを通過すると金古が早くも第1センターから捲り初めて第2センターで太田を捕らえると、神山が外を一気に捲ってくる。 神山の番手は地元の阿部康雄で豊岡が岡崎から切り替えて3番手に黄色の6番車で7番車をマークしていた。
 ゴール線は勢いに乗った神山、阿部、豊岡で流れ込んだ。人気通りの結果で、とても阿部では神山を差せる余力は無かった。
 太田が逃げた、恐らく差のない9着に沈んだと思うが立派である。いつものように末脚に課題が残っている。

神山−阿部の車連(3-7)は350円、枠連(3-5)は320円で本命車券でした。



番手不利な、捲り一発勝負の競争になりそうである。

 東日本は太田に恩田の埼京ライン、神山の番手を地元の阿部が主張すると考えられ、太田と神山は分断される可能性が高い。 すると金古の番手には滝沢がマークするだろう。 西日本勢は岡崎と豊岡の九州コンビになって、道中ここに山口がつけていき何処でも3番手があるので切り替え勝負で挑もう。
 並びは、太田−恩田、神山−阿部、金古−滝沢、岡崎−豊岡−山口と想定している。 太田真一に逃げて貰いたい、後続は捲り合戦になって叩き合う展開に持って行きたいものである。初日の感触が良い。 神山は勝ち上がり戦には強いものがあるが、ここも地元の阿部がマークしてビックなプレゼントをするであろうか。 岡崎の捲りも綺麗であった。金古の競争展開の読みも怖い存在である、増して滝沢がマークするとなると面白そうである。
 狙い目が難しく、何処からでも行けそうである。此処は太田真一から流したい。 神山、恩田であろう。ご祝儀に一番人気だろう神山と阿部の裏目を押さえたい。

太田−恩田(5-8)、太田=神山(5=3)、阿部−神山(7-3)の4点で勝負する。