競輪一発勝負
平塚S級後節、函館記念後節、富山記念後節
平塚S級 後節 特選 9R 98年06月27日
△ | 1 | 會田正一 | 千葉 | 68期 | 差捲 |
| 2 | 山口富生 | 岐阜 | 68期 | 差脚 |
| 3 | 紫原政文 | 福岡 | 61期 | 自在 |
| 4 | 大竹慎吾 | 大分 | 55期 | 差脚 |
▲ | 5 | 郡司盛夫 | 神奈川 | 50期 | 差脚 |
| 6 | 井上薫 | 大阪 | 42期 | 差脚 |
◎ | 7 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
○ | 8 | 恩田繁雄 | 東京 | 41期 | 差脚 |
| 9 | 佐古雅俊 | 広島 | 45期 | 差脚 |
期待の太田真一敗れ去り、大竹が1着で大波乱になった。
周回は、紫原−大竹−佐古−會田−郡司−山口、太田−恩田−井上で赤板を通過する。
第2コーナーから太田がゆっくりとペースを上げて先頭に出ると、會田が太田番手勝負に出てきた。
太田−(アウト恩田−井上、イン會田−郡司)−山口、紫原−大竹−佐古で打鐘を向かえた。
第3コーナーで紫原が一気に回転を上げて短くなった隊列で太田を捕らえる。
紫原−大竹−(アウト佐古、イン太田)−會田−(郡司、井上)−(恩田、山口)となって、太田は3番手佐古に蓋をされてしまった。
太田は佐古と併走のまま最終第2センターに向かい内を狙えずに、良いところ無く沈没した。
直線は一番楽をした大竹が紫原を捕らえて1着、2着には得点上位の會田が外を強襲して入る。
2日目の番組から太田真一の名前が消えた。何故、一気に主導権を取りに行かなかったのか、ワールドカップの疲れが災いしているのか。
中途半端な競争をしてしまったものである。バックの援護もなく、自分で佐古を叩けなかったのが逃げ選手の辛い処なのであろう。
一歩引いての巻き返しの余裕があったのではないのか。欠場するからには体調が悪かったのであろう。
大竹−會田の車連(4-1)は7,600円、枠連(4-1)は4,250円でスジ違い車券でした。
太田真一の逃げ1車で、此処は頭鉄板と行きたい。
関東勢は太田と恩田の埼京ラインで、逃げ1車の太田番手を恩田が取ろう。地元南関勢は會田と郡司でラインを固めて埼京ラインを追走するだろう。
西日本勢は山口、佐古、井上で並びそうだが、馬が居ない。九州勢は此処は紫原が自在に動いて大竹がマークするだろう。
並びは、太田−恩田−會田−郡司、紫原−大竹−山口−佐古−井上と想定してみた。
太田が迷わずにマイペースで先行して頭を取るだろう。問題はヒモ探しである。
狙い目は、太田からスジで恩田、會田で充分だろう。押さえに番手捲りを打った會田の頭で太田と地元郡司の突き抜けか。
太田−恩田(7-8)、太田=會田(7=1)、會田−郡司(1-5)の4点で勝負する。
函館記念 後節 特選 98年06月27日
× | 1 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
◎ | 2 | 稲村成浩 | 群馬 | 69期 | 逃捲 |
| 3 | 金古将人 | 福島 | 67期 | 逃捲 |
| 4 | 松岡彰洋 | 三重 | 69期 | 逃捲 |
▲ | 5 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差捲 |
○ | 6 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
| 7 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差捲 |
△ | 8 | 遠澤健二 | 神奈川 | 57期 | 差脚 |
| 9 | 和田誠吾 | 広島 | 55期 | 差捲 |
最終ホーム取った吉岡を、インを掬い鈴木が差し込む。
周回は、金古−鈴木−遠澤、吉岡−和田−稲村、松岡−金田−戸辺で折り合った。しかしコメントを聞かないと並びが分かりません、関東が分かれてしまい、稲村は追い込み型に変更したようだ。
赤板で、松岡−金田−戸辺が上昇すると吉岡ラインを包んで3番手遠澤の横で停まった。中段を狙いたいだろうが、嫌気がさして打鐘を向かえる前に松岡が踏み出される。
松岡ラインが主導権を握って出切る。吉岡が第3コーナーから一気に踏み上げていき、最終ホームを先頭で通過していく。
最終第1センターから金古が捲りを打ってくると和田が其れを叩くが、
インが空いて金古マークの鈴木がインに切り込み、直線で吉岡を完全に捕らえて1着になる。2着は逃げ残った吉岡、3着は吉岡マークの和田。
鈴木の切れ味が此処で本領を見事に発揮した。吉岡も積極的に逃げる、和田も番手の仕事をこなした。
鈴木−吉岡の車連(5-1)は2,250円、枠連(4-1)は2,040円でスジ違い車券でした。
吉岡番手は地域的に和田、金古も地元地区で踏ん張る。
西日本勢は九州の吉岡、中国の和田と近畿は金田、中部の松岡でどんな連係を見せるのであろうか。
関東勢は稲村に戸辺、南関勢は遠澤に鈴木になって、稲村が自力勝負になれば、南関勢は金古の番手に入るだろう。
稲村も戦法に幅が出てきて、金古の番手争いも有り得る。
並びは、吉岡−和田、稲村−戸辺、金古−遠澤−鈴木、松岡−金田と読んでみた。
吉岡が前で受けて、稲村は上位中段キープ、主導権は金古か松岡であろう。此処は金古の先行と見たい。
実力的には吉岡が抜けている、吉岡の番手を和田が守り切れるのであろうか、スッポリと番手に入り込めるのは稲村ではないのだろうかいな。
狙い目は、稲村から番手戸辺と吉岡に振り込んで、押さえは南関両者は遠澤と鈴木の一発に期待したい。
稲村−戸辺(2-6)、稲村−吉岡(2-1)、遠澤=鈴木(8=5)の4点で勝負する。
富山記念 後節 特選 98年06月27日
◎ | 1 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
▲ | 2 | 高橋光宏 | 群馬 | 56期 | 差脚 |
| 3 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
| 4 | 内林久徳 | 滋賀 | 62期 | 差脚 |
| 5 | 星島太 | 岡山 | 66期 | 差脚 |
○ | 6 | 馬渕紀明 | 愛知 | 68期 | 逃捲 |
△ | 7 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 逃捲 |
| 8 | 菊池仁志 | 愛媛 | 47期 | 差脚 |
× | 9 | 濱口高彰 | 岐阜 | 59期 | 差脚 |
33は要らない神山、小嶋ラインは1濱口2小嶋3内林で独占。
周回は、神山−高橋−東出、馬渕−星島−菊池、小嶋−濱口−内林で中部は分裂してしまった。
青板を通過してバックでだらだらとペースが緩み動きが停まる。
赤板で小嶋がペースを早め主導権を取った。小嶋−濱口−内林−馬渕−星島−菊池−神山−高橋−東出の一列棒状で通過し、小嶋がマイペースで逃げていく。
最終ホームで7番手神山が発進すると4番手馬渕も併せて出ると、神山はいっぱいになって馬渕の番手に填って自力勝負を捨てた。
直線で小嶋マークの濱口がキッチリ差して1着、2着は小嶋が逃げ残る。
この並びが読めていたら楽勝に頂けたのであるが、電話投票前売りの辛いところである。小嶋に期待したい。
濱口−小嶋の車連(9-1)は1,140円、枠連(6-1)は1,040円で地元スジ車券でした。
神山と高橋の銀行レース? ここは小嶋の一発に期待したい。
東日本勢は神山と高橋に東出が付ける。中部勢は小嶋が前で馬渕と濱口の並びであろう。
横田が選抜周りになって馬が居なくなった、菊池、星島、内林は中部分断作戦を決行するだろうかいな。
並びは、神山−高橋−東出−菊池、小嶋−馬渕−濱口−星島−内林の中部連帯と読むが、分かりません。
小嶋が主導権を取っての中部の2段ロケットであるが、神山が早めに短走路を怖がらずに仕掛ければすんなり高橋とのワンツーになってしまう。
横田は小嶋と神山相手では苦しいであろう。
狙い目は、北陸地区地元の小嶋の意地で狙いたい、押さえたくないが神山と高橋。
小嶋=馬渕(1=6)、馬渕−濱口(6-9)、神山−高橋(7-2)の4点で勝負する。
山口@富山さんから
馬渕−小嶋−浜口−内林、神山−高橋−東出、星島−菊池です。
星島はやはり、中部分断か、それとも東出も追い上げ狙いかもしれないので
それと、地元には競りにいかず、神山の番手狙いか?
それとも、たんたんと関東の後ろにいるだけなのかでかなりレースは違ってきます。
やはり、高橋−神山1本勝負か
(理由:神山は33だし馬渕にいかれて2段がけだとまくれない、自分の体調を見るために、早めに逃げる、
よって高橋なら、2割くらいさせるとみた。配当も33バンクということで700〜1000円つけばこっちだ)
もしつかなかったら、内林の2着流しでいく、富山バンクの走り方をよく知っているのは、この中では、内林が一番かな成績はよくないけど勝負ところを知っている。初日は狙いです。
高橋−神山1本勝負か