競輪一発勝負



高松宮杯 選抜 5R 98年6月02日

1濱口高彰 岐阜 59期差脚
  2堤洋 徳島 75期逃脚
  3菊池仁志 愛媛 47期差脚
  4郡山久二 大阪 55期差捲
5太田真一 埼玉 75期逃捲
 6朝内正幸 静岡 50期差脚
7海田和裕 三重 65期逃捲
8波潟和男 東京 57期自在
× 9池尻浩一 福岡 63期差捲

やはり500バンクに弱いか、太田5着惨敗。

競争を見ていません。

池尻−菊池の車連(9-3)は2,330円、枠連(6-3)は1,900円の車券でした。



頑張れ、太田真一! 特選周りの意地を見せてくれ!

 先行自在屋は四国の75期は堤、関東75期の太田、そして中部の海田の3車である。 太田の後ろは埼京で波潟と南関の朝内は586となろう。 海田の後ろは中部近畿となって濱口と郡山は714になる。 堤の後ろは四国で菊池と位置のない九州の池尻が此処に付けて行って239だろう。
 並びは、太田−波潟−朝内、堤−菊池−池尻、海田−濱口−郡山の三分戦と想定したい。 人気は地元中部近畿ラインであろう。太田は決して悪くは無いと思いたいが、特選H二予Gと結果が出ていないのが残念である。 ここも、「競輪一発勝負」が心中している太田から狙いを定める。75期同志のバトル合戦には成らないであろうが、堤も先行するとは限るまい。 太田が逃げて海田が捲る展開と読む。波潟が太田を巧く操縦してワンツーを期待して見たい。池尻が切り替えて来そうだ。

太田−波潟(5-8)、太田−池尻(5-9)、海田=濱口(7=1)の4点で勝負する。


高松宮杯 東日本王座決定戦 98年6月02日

  1後閑信一 群馬 65期差捲
2高木隆弘 神奈川64期差捲
× 3稲村成浩 群馬 69期逃捲
4金古将人 福島 67期逃捲
  5高橋光宏 群馬 56期差脚
 6関根幸夫 神奈川59期自在
7東出剛 千葉 54期差脚
  8金子真也 群馬 69期逃捲
9神山雄一郎栃木 61期逃捲

波乱! 神山、稲村、高橋が落車して前にいた後閑が1着。

 金古−関根、金子−後閑−稲村−高橋、神山−高木−東出で最終ホームを通過した。
 第1センターで3番手の群馬勢金子がダッシュして後閑までが先頭に出切るが、金古が稲村を叩く、其処に神山が強烈な勢いで外を捲ってくる。 その時、金古に弾かれた稲村と神山が接触して両者が落車して、高橋も避けることが出来ずに落車した。
 直線、後閑が金子を捕らえて1着、2着は金子が残る。好調の高木が3着に突っ込む。落車原因の金古が4着入線したが失格になった。 いづれにしても神山が消えたのである。

後閑−金子の車連(1-8)は11,860円、枠連(1-6)は1,780円の群馬万車券でした。



競輪王国「群馬」が4車で、神山を封じ込めるだろうか。

 関東勢5車は、群馬が後閑、稲村、高橋、金子と4車、東横綱の神山が東日本大座決定戦に駒を進めた。 南関勢3車は、神奈川が高木と関根で自在脚がある2車、千葉の東出。北日本は金古1車のみと寂しい。 群馬4車が纏まるのであろうかが問題である。
 並びは、正直いって解らない。神山の番手が解らない。 群馬が分断すれば、神山−後閑−稲村があるが正直言って後閑は神山の番手に拘るまい。すると東出が神山の番手を主張しよう。 金古には神奈川両者だろうか。
 金子−後閑−稲村−高橋、金古−高木−関根、神山−東出と考えて見たい。選手紹介を見てから狙いを定めよう。 調子からして、稲村、高木、金古、神山の4車であろう。先手先手で隊列が短くなって神山が楽勝の捲り勝利と思える。
 狙い目は、神山と東出を本線にして、稲村、高木、金古から神山の2着付けを押さえてみたい。何故なら500走路であるからだ。

神山−東出(9-7)、稲村−神山(3-9)、高木−神山(2-9)、金古−神山(4-9)の逃げ逃げで狙いたい。


高松宮杯 西日本王座決定戦 98年6月02日

  1山田裕仁 岐阜 61期逃捲
2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
3金田健一郎大阪 60期差捲
  4井上茂徳 佐賀 41期差脚
  5市田佳寿浩福井 76期逃脚
 6伊藤浩 大阪 45期差脚
 7小嶋敬二 石川 74期逃捲
× 8内林久徳 滋賀 62期差脚
  9小橋正義 岡山 59期差脚

徹底先行は市田−内林の3番手争いで吉岡が沈没した。

 スタートで迷わず吉岡が自信を持って正攻法の位置を取る。
周回は、吉岡−井上−小橋、小嶋−金田、山田−伊藤、市田−内林の並びで細切れ捲り合戦になると思われた。
 打鐘で4番手の小嶋−金田が踏み込む、車間を空けていた山田−伊藤が外に出るとペースが緩んで、後方の市田が一気にスパートする。 引いていた吉岡が市田−内林の3番手を狙いに出て、一旦は填ったが、山田が内から其れを許さない。山田の番手伊藤が並んだ吉岡を弾き飛ばす。 吉岡も負けじと踏み直してくると、山田は緩んだ内を掬ってスルスルと最短距離で市田−内林を捕らえた。一方の吉岡はアウトから捲りに行くが力足りずに伸びないで終わる。
 山田がイン強襲で1着、2着には市田を交わした内林、3着には外強襲で小橋が伸びてきた。500バンクで良くあるイン強襲車券であった。 とにかく、神山に続いて吉岡も沈没してしまった。しかも同じ「1−8」という結果が人生を物語った。

山田−内林の車連(1-8)は5,190円、枠連(1-6)は2,690円で500イン強襲車券でした。



宮杯に強い吉岡から別線へ狙いを定めたい。

 九州勢2車は吉岡に井上、中部勢2車は小嶋と山田、近畿勢4車は市田に金田、伊藤、内林、中国1車は小橋 吉岡と井上の3番手に小橋が付けそうである。小嶋と山田の3番手に内林が付けるのではなかろうか。
 並びは、吉岡−井上−小橋、小嶋−山田−内林、市田−金田−伊藤と想定するが、近畿勢が地元内林を引き出す作戦(市田−内林−金田−伊藤)も考えられる。 特選のドジは踏まないと吉岡に期待したいが、今の市田がフル回転したら恐怖感を吉岡に与えよう、まして7番手に置かれたら苦しいと思う。 小嶋と市田の主導権争いが生じたら吉岡の頭鉄板になってしまう。二次予選の井上は吉岡番手キープしたが、3番手の伊藤に交わされてハコ3の出来では不安である。 吉岡から狙うならスジ違いが有力だろう。山田も小嶋の番手周りでは踏み込みのタイミングが解るか、解るまい。 一番怖いのは市田の番手選手からと思いたい。それは金田か地元の内林である。
 狙い目は、吉岡から金田と内林の裏表に期待する。

吉岡=金田(2=3)、吉岡=内林(2=8)の4点で勝負する。



Yoshikawaさんから

 西日本王座決定戦についての情報を教えます。並びは、吉岡の番手は井上、3番手に小橋。これはしかたない。 市田の番手は内林、3番手に伊藤。ここで問題なのが金田。金田の位置は、どこなのか?  なんと小嶋の番手て゛勝負である。山田 は3番手になるだろう。勝負はどうなるのか。4着までは確実に決勝進出なので、みんな仕掛けが遅くなるだろう。 ここで逃げるのは小嶋だ。たぶん市田は逃げないと思う。1次予選で内林に借りがある市田だが、ここは吉岡よりも先に捲る作戦かと思います。 うまく行けば市田の頭だが、そんなに競輪は甘くない。7番手から吉岡が強烈に捲くってくる。井上が千切れなければ、吉岡ー井上、吉岡ー小橋で決まりだ。 井上が切れたときは、吉岡ー金田の折り返しと、吉岡ー山田の折り返しだ。穴車券は、市田の頭流しと内林の頭流しだ。