競輪一発勝負



武雄記念 後節 決勝 98年04月23日

  1市田佳寿浩福井 76期逃脚
  2平田崇昭 福岡 55期差脚
3佐々木昭彦佐賀 43期差脚
  4西川親幸 熊本 57期差脚
5長谷部純也茨城 57期差脚
 6森内章之 熊本 64期差脚
7吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  8阪本正和 長崎 70期逃捲
9太田真一 埼玉 75期逃捲

吉岡は「競輪道」に徹して、地元佐々木のVを導く。

 市田−西川−森内の上昇を、打鐘前から吉岡−佐々木−平田−阪本が突っ張る。 太田はインを突くが失敗、市田も仕掛けられず、番手佐々木と平田のズブズブ車券になった。
 太田と市田を寄せ付けずに捨て身で先行して、地元武雄の佐々木昭彦を優勝に導いた。 結果は好調平田にも交わされて3着になったのは立派なことである。しかし太田も市田も新参者で遠慮があったのだろうか。

佐々木−平田の車連(3-2)は4,950円、枠連(3-2)は4,600円でスジ車券でした。



九州勢が地の利を生かして6車だが、太田の完全優勝だ。

 九州勢は福岡2車は吉岡と平田、熊本2車は西川と森内、長崎1車は阪本、地元の佐賀1車は佐々木昭彦である。 関東勢2車は太田と長谷部。市田は単騎になるのであろう。九州勢の中から優勝者を、できれば地元の佐々木に花を持たせる為に一致団結するだろうか。 おそらく吉岡ラインと阪本ラインの2つに分かれそうである。阪本ラインは市田と太田ラインを潰す宿命を与えられた。 吉岡と佐々木が一番人気では競輪は詰まらない。
 並びは、市田、太田−長谷部、吉岡−佐々木−平田、阪本−西川−森内と想定する。 太田が優勝する展開は、赤板から市田を先行させて番手に食らいつく事であろう。 市田の先行の掛かりが良く、最終バックで市田を乗り捨てて一気に番手捲りでゴール線を通過する。 吉岡もBAと頭が無い、太田は@@の逃げての完全優勝を目指して調子と自信が漲って来ていよう。 西武園ダービーの練習の効果が遅れてやって来たようだ。
 狙い目は、太田から長谷部、佐々木、吉岡に流してみたい。押さえは優勝に強い吉岡と佐々木の本命車券。

太田−長谷部(9-5)、太田−佐々木(9-3)、太田−吉岡(9-7)、吉岡−佐々木(7-3)の4点で勝負する。