競輪一発勝負



西武園「日本選手権競輪」特選 11R 98年03月22日

1鈴木誠 千葉 55期差捲
2井上茂徳 佐賀 41期差脚
  3馬渕紀明 愛知 68期逃捲
4太田真一 埼玉 75期逃捲
5吉岡稔真 福岡 65期逃捲
 6萩原操 三重 51期差脚
×7児玉広志 香川 66期差捲
  8伏見俊昭 福島 75期逃脚
  9濱口高彰 岐阜 59期差脚

伏見のハコを取って、太田の番手捲りでガッツポーズ。

 周回は、伏見、吉岡−井上、太田−鈴木−児玉、馬渕−濱口−萩原で折り合った。 伏見が正攻法、児玉は地元の太田ラインの3番手に回った。太田が中段に入って実力を出し切れるのであろうか、不安が過ぎる。
 赤板を通過して、馬渕が踏み上げていく、太田もこの動きを落ち着いて見て一気に踏み込んで吉岡と並んだ。 伏見が突っ張って吉岡と車間が空いた処を太田が入り込んだ。馬渕が外からやって来る、鈴木は太田の動きにマーク出来ずに千切れる。 結果、太田は伏見の番手を取りきった。
 伏見−太田−馬渕−濱口−鈴木−吉岡−井上−児玉で最終ホームを通過する。最終バックで太田スパートして伏見を捕らえて先頭に出る。 後続の馬渕と濱口がハウスして両者が落車する。鈴木は此を避けるために気力が失せた。外を児玉と吉岡が強襲してきた。
 太田が後続の事故で引き離して1着、2着は児玉、3着に吉岡になって、買えない車券になり、私も沈没しました。 兎に角、今日の太田は巧かった。脱帽である。

太田−児玉の車連(4-7)は7,350円、枠連(4-5)は1,260円で太田ライン車券でした。



「真の一着」さんから

 今日は、サボらず西武園へ行きました。(苦笑) 今日の太田は、打鐘前の1センターで私も「ヤバイ」と思いましたが、思った瞬間に伏見の番手に入れましたね。 こうなったら「間違いなく太田だ!」に変わり、番手捲って千切って勝ち上がりですもんね。 今日は運もあったし力も出し切れた、という感じでしょうか。
 太田ももう、しっかり地元ダービーに照準を合わせて調整した成果か、もう本来の太田、という感じがしました。
 次のゴールデンレーサー賞では、とにかく先行して欲しい。私は着は今回に関しては問わないつもりです。
 私は最終レースはBSで見ていたのですが、太田君よ、君がウイニングランをした際、「太田〜、優勝しろよ〜!!」と叫んだら、ガッツポーズで私に返してくれたね。 信じてるからね。
 ところで、やはりタイトルレースになると地元への声援がすごいですね。2月の大宮の準記念ではがっかりしましたけれど、今度は気分良かったです。



太田は調整完了で、吉岡や馬渕なんか敵では無いぞ。

 東日本勢は伏見と太田の機動型に鈴木の3車で団結である。中部勢3車は馬渕に昨年覇者の濱口に萩原で結束する。 一方の九州コンビは吉岡と井上に児玉が一応此処の3番手に位置するなだろうか。
 並びは、伏見−太田−鈴木、馬渕−濱口−萩原、吉岡−井上−児玉と想定しているが、児玉は吉岡−井上ラインに付けるかどうかである。 伏見が太田と同期で前で勝負してくれると読んでいるが、どうなるか解りません。
 児玉のコメントは「太田ライン3番手か、伏見番手」、太田のコメントは「自力か、伏見番手」と語っているそうだ。 すると、太田−鈴木−児玉、伏見、馬渕−濱口−萩原、吉岡−井上が有力な並びと言えそうである。九州ラインは2車であろう。 吉岡も只のS1機関車に成りつつあるのであろうか、此処で奮起して貰いたい物である。
 太田は大宮バンクを練習に使用していので、西武園バンクはどうなのだろうか。西武園バンクは捲りに回ると不発になる恐れがあるので、逃げてくるであろう。 吉岡も絶好調ではなく逃げる自信が無く捲りになるだろう。馬渕も濱口を引き出すべく主導権を握りたい。
 狙い目は、太田から鈴木の裏表と伏見に入れ込んで、押さえに九州鉄壁の吉岡と井上を求めたい。

太田=鈴木(4=1)、鈴木−児玉(1-7)、吉岡−井上(5-2)の4点で勝負する。



山口@富山さんの予想

 展開予想  伏見−児玉、太田−鈴木、吉岡−井上、馬渕−浜口−萩原と読む
 先行は伏見か太田、先行争いして、負けた方の番手は勝った方の3番手にいくそして、勝った先行選手は末脚なくして、ズブズブ また馬渕が先捲くりの場合に浜口をからめ、馬渕が遅めの捲くりなら吉岡の捲くりが届くケースを想定して

児玉=鈴木、児玉=浜口、鈴木=浜口、吉岡=馬渕で勝負


西武園「日本選手権競輪」特選 10R 98年03月22日

1十文字貴信茨城 75期逃捲
2東出剛 千葉 54期差脚
  3山田裕仁 岐阜 61期逃捲
  4小川巧 岡山 57期差捲
5稲村成浩 群馬 69期逃捲
 6西郷剛 兵庫 69期逃捲
7金古将人 福島 67期逃捲
  8小川圭二 徳島 68期差捲
  9海田和裕 三重 65期逃捲

自力を捨てた山田と稲村は沈没、金古ラインが混戦を征する。

 周回は、金古−東出−小川巧、十文字−稲村−小川圭二、海田−山田−西郷で青板を通過する。
 赤板を過ぎて後方の海田−山田−西郷がゆっくりと上昇してくると、中段の十文字−稲村−小川圭二も車を外に出していく。 十文字が先頭に出るが、外から海田がそれを横目で見ながら主導権を取りに行った。前段の金古−東出−小川巧は引いて下げる。
 打鐘では海田−山田−西郷−十文字−稲村−小川圭二−金古−東出−小川巧になる。 金古が内に入り込んで、海田ライン−(アウト十文字ライン、イン金古ライン)で中段は併走になった。
 最終バックで十文字がアウトに回ると、山田が十文字を叩くために車を外に出した、そこで内が空いた。 金古が海田の番手に填るように入り込み山田を叩きのめす。東出は内を付いて強襲する。
 1、2着写真判定の結果は東出1着で金古が2着のスジ書き通りに決まった。3着は逃げ残った海田である。
山田は下手くそな番手の仕事をして沈没、自力で行く気が無ければ要らないし、特選であるから余裕なのでしょう。 十文字も自らが主導権を握れなかったのが敗因である。東出の巧さが光った。

東出−金古の車連(2-7)は1,710円、枠連(2-5)は1,620円でモロ筋車券でした。



中部を嫌って東日本勢から狙いを定めたい。

 十文字、山田、稲村、西郷、金古、海田と自在機動型が集合してしまった。関東勢は番手宣言をした稲村が十文字マークでいくだろう。 南関の東出は当然空いている北日本の金古マークで折り合いそうである。中部勢は海田に山田で前後は微妙であるが、海田と読みたい。 近畿の西郷が中部ラインを固めるかどうかで、中四国の小川両人が別々に3番手に回るのか解らない。
 並びは、十文字−稲村−小川圭二、金古−東出−小川巧、海田−山田−西郷と想定したい。コメントで変更があります。 十文字を操縦する番手の稲村でいけそうだ、別線の東出が番手に付ける金古も意地で十文字を眼中に入れて勝負を賭ける。 果たして、山田の捲るが届くだろうか。
 狙い目は、稲村を本命にして主導権を取る十文字の裏表、関東の3番手中段キープで捲り追い込みの金古と東出の裏表で勝負したい。

稲村=十文字(5=1)、東出=金古(2=7)の4点で勝負する。



山口@富山さんの予想

根拠はないが

小川圭二=海田、小川圭二=東出で勝負