競輪一発勝負



西武園「日本選手権」特選 11R 98年03月21日

1戸辺英雄 茨城 51期差脚
  2小嶋敬二 石川 74期逃捲
3小橋正義 岡山 59期差脚
4本田晴美 岡山 51期自在
  5遠澤健二 神奈川57期差脚
 6松岡彰洋 三重 69期逃捲
7神山雄一郎栃木 61期逃捲
  8細川洋 神奈川69期差脚
× 9金田健一郎大阪 60期差捲

神山逃げる、なんと戸辺が差し込んでしまった。

 小嶋−松岡−金田、本田−小橋−細川、神山−戸辺−細川の順で青板を通過する。
 赤板から神山が上昇してくると、小嶋も車を外に出して踏み込んで、小嶋は譲らないで番手松岡を内に神山が叩くが、落ち着いて神山は引いた。
         (外)神山−戸辺−遠澤
 (内)小嶋−松岡−金田、本田−小橋−細川
 から一気に神山がスパートする。最終ホームで小嶋を交わすと、戸辺−遠澤と出きる。 最終第1センターでは、神山−戸辺−遠澤−小嶋−松岡−金田−本田−小橋−細川の1列棒状になり、神山のトップスピードが熱くなった。 本田が捲りを打つが7番手では西武園バンクでは時既に遅しであった。また、小嶋も二の脚を使い巻き返しに藻掻くがどうしようもない。
 ゴール線で始終無風の戸辺が神山を差し込んで1着になってしまい、裏目千両ではなく、二千両の車券になり場内を騒然とさせる。 遠澤は3着入線するが、内で細川とハウスして失格、細川は落車した。

戸辺−神山の車連(1-7)は2,010円、枠連(1-5)は2,010円で裏目二千両車券でした。



本田の捲り一発で小橋から狙う、押さえに栃茨本線。

 関東勢は不動栃茨コンビの神山と戸辺である。それに南関勢の神奈川両者は遠澤と細川でラインを結束するだろう。 一方中部勢は小嶋に松岡と機動型2車になって前後は読みづらいが小嶋と読む。それに近畿の金田がガッチリと3番手を固めそうだ。 残る岡山両者は本田と小橋である。
 並びは、小嶋−松岡−金田、本田−小橋、神山−戸辺−遠澤−細川を想定したい。 小嶋が主導権を取って、位置取りに拘る本田が中段になり、神山は捲り勝負になる展開だろう。 最後方に置かれても南関の切り替えが無いと信じて6番手であり、西武園は500バンクイメージであったが改装されて33に近い400バンクであり、 主導権を取って逃げが有利である。しかし、逃げるにしろ捲るにしろ神山の本命は揺るがないであろう。だが、絶対は有り得ないのです。
 狙い目は、神山を嫌って見たい。金田と小橋が横で何らかの仕事をして神山を飛ばすのでは無いだろうか。 スジを鉄則にして下り気味の岡山コンビの一発、番手巧者の金田と小橋の裏表、押さえに神山と戸辺で狙いたい。

小橋=本田(3=4)、小橋−金田(3-9)、神山−戸辺(7-1)の4点で勝負する。



山口@富山さんの予想

 小嶋の先行は間違いないほぼ藤森さんと狙い目は一緒、 華レース(勝ち上がりにあまり関係のないレース、一応負けても勝ち上がれる権利はある)の小嶋の先行はズブズブで買えが鉄則、 それに、小橋の調子がいまいち分からないので大目に買う、本田が4番手捲くりなら捨て難い。 それと、普通なら神山の取りこぼしはなさそうなので、遠沢の突っ込み

松岡=金田、松岡=本田、金田=小橋、松岡=本田、金田=小橋、神山−遠沢で勝負