競輪一発勝負
大宮記念前節、玉野記念前節
大宮記念 前節 特選 98年01月13日
| 1 | 海田和裕 | 三重 | 65期 | 逃捲 |
△ | 2 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差捲 |
◎ | 3 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 4 | 馬渕紀明 | 愛知 | 68期 | 逃捲 |
| 5 | 高橋武 | 神奈川 | 50期 | 差脚 |
| 6 | 佐々木龍也 | 神奈川 | 57期 | 差脚 |
○ | 7 | 茂木和臣 | 埼玉 | 63期 | 差脚 |
× | 8 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
注 | 9 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差捲 |
太田の逃げを茂木が差して、埼玉両者のワンツーになった。
周回は、太田−茂木−戸辺−佐々木−高橋、馬渕−(アウト鈴木、イン海田)−金田、で鈴木が馬渕番手に競りを挑んできた。
予想通りの展開になった、馬渕も番手の競りを見ていて踏み込めなかった。太田がマイペースで先行して行けば一列棒状になる。
太田ラインに神奈川両者が付いて5車と長くなり、このまま太田が逃げ切るかと思われたが、此処に調整してきた茂木が太田を交わして1着になる。
佐々木が直線伸びてあわや55かと思われたが太田が逃げ残った。
太田の逃げはまだまだ甘い様である。此の展開でならば、私も現地応援で太田の頭に勝負を賭けていたが裏目に成ってしまいました。
本日の大宮競輪はスジあり、力勝負在り、中穴のオンパレードでした。選抜10Rが一番固い高谷−坂本の青森両者も坂本が千切れる顛末になり、
最終11R特選は鈴木の中部分断の馬渕番手競りで人気を集めてはいたがゴール前で落車という結果になった。
茂木−太田の車連(7-3)は800円、枠連(5-3)は810円で地元スジ車券でした。
太田の主導権に期待する、後方は中部と南関で縺れそうである。
先行車は中部の海田と馬渕、地元関東の太田の3車であり、南関3車に馬が居ないので競りが見られそうだ。
関東ラインは太田の指定席に運に乗る同県の茂木と3番手にマーク屋戸辺で並びそうである。
南関勢は鈴木、佐々木と高橋で結束するが馬渕の番手に競り合いそうである。高谷が選抜周りになる番組では仕方在るまい。
中部は馬渕に海田の連係で金田が中部近畿と言うことで3番手になる。
並びは、鈴木−佐々木−高橋、太田−茂木−戸辺、海田−金田−井上、と想定する。
大宮の500バンクは逃げると殺されるが二の脚が使える長い直線がスジを打ち消してくれる事がある。
太田は大宮記念97年1月FAC、大宮S級97年8月BB@では優勝しているが、大宮500バンクの1着が少ないのである。
今回の記念はグランプリを目指す年明けの始めての競争で地元に賭ける意気込みを見せてくれるだろ。
また3月西武園の日本選手権競輪が待ちかまえているので、埼玉選手会の意地を期待する。
中部近畿勢と南関勢が後方で競り合って行けば、主導権を握った太田がそのまま関東での123独占が濃厚である。
狙い目は地元太田ラインを本線にして茂木の裏表とズブズブの茂木とマーク屋戸辺。もう一点は中部ラインの3番手の金田の強襲であろう。
鈴木にも注意したいが馬渕の番手を荒そうと長い500バンクである末脚が届くだろうか?
太田=茂木(3=7)、茂木−戸辺(7-8)、太田−金田(3-9)の4点で勝負する。
玉野記念 前節 決勝 98年01月13日
△ | 1 | 十文字貴信 | 茨城 | 75期 | 逃捲 |
× | 2 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
○ | 3 | 星島太 | 岡山 | 66期 | 差脚 |
| 4 | 梶應弘樹 | 愛媛 | 57期 | 差脚 |
◎ | 5 | 三宅伸 | 岡山 | 64期 | 逃捲 |
| 6 | 会田正一 | 千葉 | 68期 | 差捲 |
注 | 7 | 山口幸二 | 岐阜 | 62期 | 差脚 |
| 8 | 岡崎孝士 | 熊本 | 77期 | 逃脚 |
▲ | 9 | 高橋光宏 | 群馬 | 56期 | 差脚 |
岡崎が捲りで優勝、勝負を賭けた地元岡山両者は89着惨敗。
岡崎−高橋の車連(8-9)は7,480円、枠連(6-6)は3,210円でゾロ目車券でした。
十文字と岡崎で逃げ争い、三宅が捲る展開に期待したい。
東日本3車、中部1車、四国2車、中国2車、九州1車でどんな並びになるのであろうか。
東日本勢は十文字に高橋と会田で並ぶだろう。地元岡山は特選の屈辱を三宅と星島で晴らせるだろうか、其処に児玉と梶應が付けてラインを作る。
岡崎の番手は恵まれた中部の山口が佐々木不在で頂きます。
並びは、十文字−高橋−会田、岡崎−山口、三宅−星島−児玉−梶應、の三分戦であると想定したい。
岡山両者でワンツーを決めてくれるだろう。十文字と岡崎の激闘が想定され、それを余裕で捲る三宅伸を見たいものである。
三宅ラインが4人と長くなると主導権を奪いに行くかも知れないが、その時は児玉が「競輪道」に徹して追込屋の仕事をしてくれるだろう。
怖いのは特選同様に十文字かも知れないが、決勝は岡崎であって見物であろう。
狙い目は、岡山両者のワンツー裏表、ズブズブの星島と児玉。特選同様に別線で十文字と高橋をご祝儀で求めたい。
一度在ることは二度在る。
三宅=星島(5=3)、星島−児玉(3-2)、十文字−高橋(1-9)の4点で勝負する。