プログラミングしてみよう
その1
2001/11/04 undo
前回は、プログラマになるための必要条件のようなものを並べてみました。必要というほどでもないものも含まれていますけど(^^;;
そうは言っても、最初からそんなに何でもできるようになるわけじゃないでしょう。とりあえず「習うより慣れろ」と言いますので、今回からはプログラミングするための準備を開始しましょう。
プログラミングしてなにかを作成するとき、少なくとも次の3つの重要な項目について選択しなくてはなりません。
- 目的・機能
まずはプログラムを作成して何をやらせたいのかが重要です。最初は何でもかまいませんが、目に見えるかたちにしておくほうがプログラムの完成度が分かって楽しいとは思います。またあとで役に立つものが良いでしょう。
後述の2つの項目を習っているときなどは、課題として与えられるため気にする必要はないのですが、本来は真っ先に考えるべきものです。いわば、プログラミングするための「動機」ですから。
- プラットホーム
辞書ひいてみてくださいね。駅にあるやつじゃありません。それしか載っていないような安物の辞書は捨ててください(^^;
プログラムには「実行環境」と「作成環境」が必要です。実行環境はプログラムを動かす「土台」となります。作成環境はプログラムを作る「土台」となります。これら2つは同一のほうが望ましいことが多いと思います。
要するに、今使っているパソコンでプログラムを作成して、作成したプログラムを動かしてみましょう。最初はそれで十分です。携帯電話で動かすプログラムをパソコンで作ることもできます。まぁ携帯電話でパソコンのプログラムを作る奴はいないと思いますけど\(^O^)/
- プログラミング言語
習ううえでは、最初はかなり重要な位置を占めるかもしれません。なにしろ知らないと何も書けませんからね。しかし、職業プログラマを目指すのであれば、どうせいろいろなプログラミング言語を覚えなくてはならないので、どれを先にやろうといっしょです\(^O^)/
おそらくとっつきやすいのは、知っている人も多く、解説書などもたくさんあって、処理系の入手も簡単な言語でしょう。最初は、特殊な用途、特定のプラットホームでしか動かないものではなく、汎用的なプログラミング言語がいいでしょう。間違っても最初からVisual BASICなどに手を染めてはいけません。
本来のプログラミングでは、これらの項目を慎重に選択する必要があります。たとえば、プログラミング言語には向き不向きがありますので、実現する機能によって選択するものが違ってくることはふつうです。しかし、実際には自分が満足にプログラミングできる言語や使用できるプラットホームはある程度限られています。そのときどきに合わせて、プログラミング言語を自由に選択するためには、いろいろなプログラミング言語を習得しておく必要があるわけです。
たとえば、最近では、CGIなどWebサーバでのプログラムを作成するために使用されるプログラミング言語の主流は、C, perlからpython, ruby, php, javaなどに移っていると思います。しかし、これ1つで全部大丈夫というプログラミング言語はありません。
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