無茶をしたの足はちょっとだけ捻ってしまっていた為、散々叱っておいた。
 もっとも、がそれを何時も聞き流してるのは知ってるから、あんまり効果がないことは分かってるんだけど……

 それにしても、あんなに一人で階段の上り下りはしないようにって言ってるのに、授業以外のところでこんな無茶をするなんて
 挙句に足を捻ってた事にも、本人気付いてなかったんだけど……
 そりゃ、元々可笑しくなってる方の足だから仕方ないかもしれないけど、何で自分の痛みにはこんなにも無頓着なんだろう。

 だから、心配なのに、はきっとそんな事さえ気付いてないんだろうね。
 お願いだから、無茶な事だけはしないで欲しい。


 そう、誰かを庇って、傷付くなんて本当は………







「あれ?お客さん??」

 怪我をしたを抱えて何時ものように家まで帰って来た玄関を開けた瞬間、不思議そうにが首を傾げる。
 を降ろして玄関に視線を向ければ、確かに並盛中指定の靴が一足置かれているのが見えた。

 でも、このサイズを見る限り、男の物じゃない。
 しかも、これはどう見ても女子指定の靴。

「お帰りなさい、ツっくん、ちゃん。それがね、リボーンくんが並中の女の子と一緒に帰って来たんだけど……」

 複雑な表情でその靴を見詰めていたオレに、母さんがキッチンから顔を覗かせて靴の持ち主がどうしてここに居るのかを説明する。

 説明する瞬間、2階の方に視線を向けたのが気になるんだけど……

「ただいま、母さん……並中の女の子?誰だろう??」

 そんな母さんにが素直に挨拶を返してから、不思議そうに首を傾げて2階へと視線を向ける。
 その視線だけでも、十分分かるんだけど、母さんオレの部屋にその子を入れたって事だよね?

 どうしてリビングに通さなかったんだろう。
 普通女の子を、息子の部屋に通すなんて事しないだろう、母親なら特に!!

「ほら、リボーンくんが連れて来たから、一応ツっくんの部屋に通したんだけど……」
「母さん知らない女の子を勝手にオレの部屋に通さないでよ」

 内心で考えていた通りの言葉を母さんが口にするのに、オレは不機嫌そのままに盛大なため息とついて文句を口にした。
 本当に、何考えてるの母さん!まぁ、まだオレの部屋なだけましかもしれないけど、これでの部屋に無断に通したって言うのなら、これ以上のお小言を言う所だったんだけどね。

「でも、今はリボーンくんの部屋でもあるでしょ……ほら、リボーンくんのお友達みたいだったから……」

 文句を言ったオレに、母さんがモゴモゴと言い訳を口にして、様子を伺うように上目遣いでオレを見詰めてくる。
 そんなそっくりな顔で、オレを見るのは止めて欲しいんだけど……

「だからって、オレの許可なく部屋に通さないでよ!」
「ごめんなさい!それでね、飲み物を準備したから、ツっくん持って行ってくれないかしら……」

 内心複雑な気持ちを隠しながら、それでもしっかりと次がないように文句を言えば、素直に謝罪する母さんが続けてお願い事を口にした。

 って、どう考えても反省してるように見えないんだけど……
 思わず、そんな母さんの態度にもう一度盛大なため息をついても仕方ないだろう。

「えっと、俺が持っていこうか?」

 そんなオレの様子に、が恐る恐る口を開く。
 全く、で何を考えてるんだろう。誰が来てるのか分からないのに、顔を出そうとしないで欲しいんだけど……
 そう思って、再度ため息をつく。

が持っていく必要はないよ。オレが持っていくから……それに、を2階に一人で上がらせる気はないって何時も言ってるでしょ!」

 そして当然の言葉を拒否すれば、シュンとする。

 本当、何でそんな事を言うのかがオレには分からないんだけど……
 には、階段上るなって、オレがあんなに何度も言ってるって言うのに、部屋に持って行くだなんて

「有難う、ツっくん!はいこれ!ちゃんとツっくんの分もあるから、一緒に上でくつろいでらっしゃいね」

 オレが頷いた瞬間、母さんが嬉しそうに持っていたそれを押し付けてくる。
 しかも続けて言われたその言葉に、オレの方がギョッとしてしまった。

 全く、母さん本気で何考えてるの!人の部屋に勝手に人を通した上に、更ににまで挨拶に行けって言うの?!
 があの学校でどういう存在か知らないから言えるのかもしれないけど、これ以上厄介な相手は増やしたくないんだけど

「……分かった。はまず荷物を部屋に置いて来ていいよ。来てる人を確認してからどうするか考えるから……」

 厄介な事を言ってくれら母さんに、再度ため息をついてから妥協案と言うように一つ提案する。

 来てる相手によっては、絶対に会わせられない。

 それに、を一人で階段の上り下りをさせる訳にもいかないから、まずは様子見としてオレが確認してくる事にする。
 オレの申し出にが素直に頷いて、部屋に向かうオレを見送るその様子に、思わず苦笑を零してしまった。

 本当、何処まで分かってるんだろう、は……

「ただいま」
「戻ってきたみてぇだぞ」

 自分の部屋の前で一度ため息をついてからドアを開ければ、偉そうなリボーンの声が聞こえてくる。

「お邪魔してます、ツナくん」

 そして聞こえて来た声に視線をそちらへと向ければ、そこに座っていたのは笹川京子。

「ああ、京子ちゃんだったんだ」

 そこに居る人物が誰だか分かって、ちょっとだけ肩の力を抜く。
 だが、どうしてここに笹川京子が居るんだろうか??

「金を返すために寄ってもらったんだ」

 疑問に思った瞬間、リボーンがそれを口にする。

「お金?」
「うん、大した事じゃないんだけど……」

 どうやら、リボーンが財布を忘れてコーヒー屋で色々あったらしいんだけど、結局笹川京子が代わりにお金を払うと言う事で問題は解決したらしい。
 オレとしては、コーヒー屋でツケで買い物しようとする子供もどうかと思うんだけど……

「なんにしても、リボーンが世話になったみたいで、ごめんね」
「ううん、知らない仲でもないから気にしないで、それに大した事もしてないし……」

 にこっと可愛らしく笑う笹川京子に、オレは複雑な表情で返す事しか出来ない。

「そうだった、これ大したものじゃないんだけど、飲み物とお菓子。何もないけど、ゆっくりしてってよ」

 だからオレに出来たのは、持っていたお盆をテーブルに置いて作り笑顔を浮かべる事だけだった。

 別に、笹川京子が嫌いな訳じゃない。
 女子の方ではまだ普通に話ができる方だ。オレとの事を何故か応援している不思議な子ではあるけど

「そうだな、折角だし、どうだここで運試しにロシアンルーレットでもしねぇか?」

 どう対応するべきかを考えあぐねているオレに、リボーンが行き成り拳銃を取り出して信じられない事を口にした。

 ちょっと待て!ロシアンルーレットって確か……
 リボルバーに弾を一発だけ入れてシャッフルし、それを自分のこめかみにあてて引き金を引く、まさに命がけの運試し。

「って、何考えてるんだよ!」

 こいつの持つ銃が本物だと知っているだけに、そんな危険なことを許すわけにはいかないと慌てて反論しようとした瞬間

「おもしろそー!!!」

 と、滅茶苦茶嬉しそうに笹川京子が両手を叩いて喜んでいる。

 信じられない笹川京子のその反応に、思わず驚いて凝視してしまっても仕方ないだろう。
 も、もしかしてこの子って……

「心配するんじゃねぇぞ、弾はパーティー用のだ。安全だぞ」
「当たり前だろう!」

 そんな笹川京子に、リボーンが持っていた銃を撃てばびよーんと出るのはバネの先に舌を出した良く分からない動物の頭。

「きゃーカワイイ!!」

 それを見た瞬間、嬉しそうにはしゃぐ笹川京子の気持ちがオレには良く分からないんだけど……

「ねぇ、やろうよ、ツナくん」

 嬉しそうにオレを誘ってくれるのは嬉しいけど、正直言ってその銃を持っているのがリボーンなだけにそんな怪しいゲームには参加したくはない。

「悪いけど、オレ遠慮しとくよ。二人で楽しんでくれる?」

 疲れたようにそう言えば、残念そうな表情を見せるけどどうやら、それよりもゲームの方に興味心身なのだろうあっさりと納得した。

「それじゃ、私とリボーンくんで一緒にやりましょう!」

 無邪気に言う笹川京子を前に、リボーンが頷いて暫くはどちらもが楽しそうにゲームをする。

 いや、その前に何でこんなゲームを楽しそうにしてるんだ、この子……
 リボーンの正体を知らないと言っても、普通女の子が喜んでするゲームじゃないだろう。

「あ〜っ、後一発って事は、勝負つかなかったね」
「もう一回やるか?」
「勿論!」

 一周回って、最後の一発が残ってしまった状態となり、もう一度初めから勝負をするという二人に思わずため息をついてしまう。

「悪いけど、オレはの部屋に行って来るから」
「そう言えば、くんの部屋って……」
「一階にあるよ。の足だと階段の上り下りは大変だからね」

 こんな下らないゲームを見ていられなくって、立ち上がると部屋を出て行こうとした時に、笹川京子からの質問。
 それに返事を返せば、残念そうな顔をしたのはどうしてだろう?
 それが少しだけ気になったけど、『くんに宜しく』と言う笹川京子の言葉に頷いて、自分の部屋を出ての部屋に向かう。
 の部屋の前で足を止め、ドアをノックする。

、入るよ」

 それから、返事を聞く前に一声掛けてからドアを開いて中へと入った。

「ツナ、誰が来てたんだ?」

 部屋に入った瞬間見えたのは、の着替え中の姿。
 白い肌が目の前にあるのに、一瞬ドキリとして思わず顔を逸らしてしまうけど、そこで部屋を出る訳にいかずのベッドへと腰を降ろして大きく息を吐き出した。
 そんなオレの様子に、はTシャツとGパンと言うラフな格好に着替えてから心配そうに声を掛け来た。

「笹川京子」
「京子ちゃん?だったら、問題ないよね」

 の質問に、簡潔にフルネームを口にすれば、不思議そうにが首を傾げる。
 問題ない?問題ありまくりなんだけど、あの子。

「何かあったの?」

 内心で考えた事が表情に出ていたのだろう、訳が分からないというようにが再度質問してくる。

「……京子ちゃん、リボーンと話が合うらしくって……」
「へぇ、それはちょっと意外かも……」

 の質問にゆっくりと口を開けば、意外だと言うようにが少しだけ驚いたように口を開く。
 まぁ、見た目は大人しそうな女の子に見えるんだから、当然といえば当然かもしれないけど

 実際、オレ自身もかなり驚いたし

「しかも、オレが部屋に入った瞬間ロシアンルーレットを嬉々として始めちゃって……」
「えっと、ロシアンルーレットって確か……拳銃に弾を一発だけ入れてシャッフルして、自分の米神に当てて撃つってヤツだよね?そ、それを京子ちゃん、リボーンとしちゃったの??!!」

 続けて今の状況を説明すれば、信じられないというようにが声を上げる。

 そうだろうね、相手があのリボーンだと言う時点で、無謀と言うよりも命知らずと言ってもいいし……
 まぁ、流石に一般の女の子相手にリボーンがどうこうするとは思いたくはないんだけど

「一回目は、勝負がつかなくって今は二回目……」

 疲れてるから思わず淡々と話をしている中、それを遮ってくれるように銃声が聞こえてくる。

 ……人が、少しだけは信用していたって言うのに、見事に人の信頼を裏切ってくれやがって!
 何がパーティー用だ!本物にすり替えやがったな。

「って、やっぱり本物でやってたの!!」
はそこに居て、様子はオレが見てくるから!」
「ツナ!」

 銃声を聞いて慌てて部屋を飛び出そうとするを慌ててベッドに座らせてから、盛大なため息をついて自分が行くと言って部屋のドアノブに手を掛けようとした瞬間、外から異様な気配を感じて慌ててそのドアから離れる。
 その瞬間、そのドアが部屋の外から破壊されて倒れてきた。
 ドアの前に立っていたのは、額に炎を灯らせて下着姿で立っている笹川京子。

「私、二人が幸せになるところを見ないと、死んでもしにきれない!!」

 そして、行き成り言われたのは訳の分からない言葉。

 いや、オレとの幸せは君には関係ないと思うんだけど……
 しかも、死にきれないって事は……

「京子の後悔は、おまえ等みてぇだな」
「リボーン!どう言う事、京子ちゃん一体どうしちゃったんだよ!」

 オレが状況を確認している中聞こえてきたのは暢気な声。
 その声に、が必死で状況説明をしてもらおうと声を掛ける。

「どうして、ツナくんとくんの部屋が一緒じゃないの!!!」

 だがその台詞に続いたのは、笹川京子の訳の分からない叫び声。
 そう言えば、部屋を出る前にの部屋の事を聞いてきたような……その時、残念そうな顔をしてたけど、その理由がそんな理由?

「……リボーン、お前京子ちゃんに死ぬ気弾撃ったんだな」
「オレは撃ってねぇぞ。京子が自分で撃ったんだからな」

 一人だけ状況が分かってないはこの際置いて置いて、オレはリボーンへと呆れたように声を掛けた。
 だが返されたのは、全く悪いと思っていないリボーンの返事。

 確かに、ロシアンルーレットしていたんだから、撃ったのは笹川京子本人かもしれないが、その原因を作ったのは間違いなく目の前のこの子供。
 分からないのは、笹川京子が何故服を着てないのかと言うことだけだ。

 オレがあの死ぬ気弾を撃たれても、服は着たままで額に炎が灯るだけだと言うのに

「あれが本来の死ぬ気弾を撃たれたヤツの姿だぞ。お前が異常なんだ」

 疑問に思った瞬間、リボーンがそれを説明するように口を開く。

 オレが異常ね……まぁ、別にいいけど……
 それよりも、このままでいくとの部屋が滅茶苦茶にされるんだけど
 何、あの怪力……なんで、自分を制御出来てないんだ?

「しかたない」

 笹川京子が何かに触れる度に、それが簡単に壊れて行くのには驚くしかない。
 今の笹川京子が暴れている理由が、オレとが同じ部屋じゃなかったからって……確かに、同じ部屋って言うのは限りなくオイシイんだけど、オレとしては理性が持たないんだけど……

「あれを使うしかないな」

 流石に、家を壊される訳にはいかないから、慌てて笹川京子を止めようと立ちはだかった瞬間、リボーンが何かを考え付いたように口を開く。
 そして取り出したのはアタッシュケース。
 それを開いて、中に入っている物を取り出すのを横目で見ながら、必死で笹川京子を引き止める。

 流石に、下着姿って言うのは、目に毒なんだけど……勿論、興味はないけどね。

「リバース1t」

 複雑な気持ちで笹川京子を抑えているオレの耳に届いてきたのはリボーンの声。

「リ、リボーン?」

 その声に、が信じられないというように、リボーンの名前を呼ぶ。

「さっさとこの状況を収めろよ!」
「分かってるぞ」

 何を取り出したのか知らないが、状況を収める事が出来るのならさっさと行動に出てもらいたいものだと口を開けば、あっさりとリボーンから返事が返されて目の前に見えたのは1tと書かれたハンマーを振り上げるリボーンの姿。

「ちょ、それで京子ちゃんを殴る気……」

 それに気付いて慌ててリボーンを止めようと口を開いたの声も空しく、リボーンはそれで笹川京子の頭を殴りつけた。
 その瞬間、笹川京子の額から一つの銃弾が飛び出してくる。

「銃弾が……」

 飛び出してきた銃弾は、コロコロ床に転がり、次の瞬間には笹川京子の体から力が抜けたように崩れてしまう。
 力抜けて倒れた笹川京子に、ホッと息をついたオレと違って、は慌ててタオルケットを笹川京子の体の上に掛ける。
 それを横目に確認して、どっと疲れてその場に座り込んだ。
 正直言って、かなりの力でかなり疲れたんだけど……なに、あのバカ力、ヒバリさんよりも性質が悪いんだけど……

「リバース1tには死ぬ気弾を無効化する力がある。オレにしかできない技だけどな」

 そんなオレに、リボーンが1tのハンマーを軽々と肩に担いだ状態で説明してくれるのはいいけど、そんな事が出来るんなら初めから使えと文句を言いたい。

「これで、死ぬ気タイムを夢だったと思うはずだ」
「なら初めから使えよ!の部屋が大変な事になっただろう!!」

 そのお陰で、の部屋はグチャグチャで、ベッドも真っ二つの状態を考えると寝られないだろう、数日は……
 しかも、色々なものが壊されていて、くつろげる場所は皆無に等しい。

「服はオレが着せてやるから、綱吉が京子を家に送ってやれよ」

 この部屋の惨状をどうするべきかを考えている中、聞こえてきたその声に信じられない言葉を聞いたと言う様に思わずリボーンを睨む。
 確かに、オレやが笹川京子に服を着せるのは問題だから、こいつが着替えさせるって言うのは反対しない。反対しないが、何でオレが笹川京子を送っていかなくっちゃいけないんだ!

「何でオレが!!」
「なら、京子をここに泊めるのか?」

 それに素直に抗議の声を上げれば、逆に質問するように言われたリボーンの言葉に何も返す事が出来ない。

 確かに、オレが送って行くのが当然といえば当然。
 には、笹川京子を送っていくことは明らかに無理。

 だからと言って、笹川京子をここに泊める訳には行かないのだから、オレが送って行くと言うのが当然の流れになると言うことだ。

 リボーンの言葉に納得するのは癪だけど、どう考えても逆らえる内容ではないだけにしぶしぶ頷いて返せば、満足そうにリボーンが頷いた。
 更に、オレの部屋から笹川京子の服を持って来るように言うので、素直にそれに従って服を持ってくれば、それを素早く着せていく。
 リボーンが服を着せてからもまだ眠っている笹川京子をおぶってから、家へと送り届けたのは、本気で不本意な事だったけど……

 まぁ、せめてもの救いだったのは、見送りと出迎えをしてくれたの笑顔だけが複雑な表情ではあったけど、オレを労わってくれていた事だけだろうか


 そして、その晩は、部屋で寝られないを勿論オレの部屋に寝かせる事にした。

 当然、の部屋の修理はボンゴレへ請求。
 リボーンはオレの言葉に渋々と言った様子で本部に連絡を取り、の部屋はあっと言う間に元通りになった。
 オレとしては、もう暫くと一緒の部屋でも構わなかったんだけど

 ああ、勿論、階段の上り下りは、お姫様抱っこで連れて行ったに決まってるでしょう、それじゃなくっても、は足を捻挫してたんだから……
 って、そう言えば、自分が捻挫してる事、絶対忘れてるだろうね。

 もっとも、捻挫してなくっても、当然上り下りはオレがしっかりと面倒見るけど