本当の自分を見てくれる人が、たった一人でも居てくれるのなら、この里を護ると誓った。

 どんなに歪んだこの里だとしても、信じていたから


 信じられる人が必ずいるのだと言う事を……。


 だからこそ、自分はココに居られる。


 例え、真実など要らないと言われようと、



 その真実を知ろうとしてくれる者が居る限り……。