どうして、こんなの事になったのか?
 光子郎は、その理由をちゃんと調べてくれると言ってくれた。

 誰も居なくなった部屋で、俺はただあいつの事を考える。
 忘れてしまった相手なのに、覚えているどんな人達よりも自分の心に深く入り込んでいる人物、石田ヤマト。
 どうして、あいつの事を考えると胸が苦しくなるんだろうか・……。
 そして、あいつの事を考えている俺の中で、声がする。

 『考えるな』と……。

 俺は、その声に従うように、ゆっくりと何も考えないように瞳を閉じた。


                                             届かない想い 03


「ヤマトさん、お時間宜しいですか?」

 バンドの練習に参加していたヤマトは、突然の来客に驚いたように瞳を見開いて相手を見る。

「・…僕が来たのが、そんなに珍しいですか?でも、こちらに僕が来た理由を、ヤマトさんはご存知のはずです」

 まっすぐに自分を見詰めてくるその瞳に、ヤマトは小さく息を吐き出すとその視線から逃れるように横を向く。

「……ああ、そうだな……悪いんだが、もう少し待っててくれないか、すぐ終わる」
「分かりました。すみません、練習の邪魔をしてしまって……」

 そっぽを向いたまま言われたその言葉に、光子郎は素直に頭を下げた。

「いいさ、今日は大した練習はしていない」

 光子郎の言葉に苦笑をこぼすと、そのまま仲間の元へと戻っていく。
 そんなヤマトの動きを目で追いながら、光子郎は小さく息を吐き出す。

『こちらも、大変そうですね……僕と言うライバルまで現れれば、気持ちは分からなくもないんですが・・…』

 自分が考えた事に、もう一度ため息をついて、光子郎はそのままヤマト達の練習が終わるのをそのまま黙って見守っていた。



「待たせて悪かったな、光子郎」
「いいえ、突然お邪魔したのは僕ですから・・…」

 仲間達に挨拶をしてから自分に誤るヤマトに、光子郎は『気にしないで下さい』と言葉を続ける。
 そんな光子郎にため息をついて見せると、ヤマトは自分の荷物を肩にかけた。

「…ここで、話す事じゃないんだろう、どうする?」
「僕は、何処でも構いません」
「だったら、近くに良い場所がある、そこでいいか?」
「ええ…」

 ヤマトの言葉に頷いて、学校を後にする。
 場所は、近くにある喫茶店。
 中学生でも入れる小さなお店である。
 その店に入って、一番奥に座ると、二人はコーヒーを注文する。
 そして、コーヒーが来るまでの間、重い沈黙が続く。
 ウエトレスがコーヒーを運んできて、お辞儀をして去って行くのを見送ってから、漸く重い沈黙を破ったのは、光子郎の方だった。

「ヤマトさん、単刀直入にお聞きします。太一さんが階段から落ちた時、誰と一緒に居らしゃったのですか?」

 漸く口を開いたそれは、断定の問い掛け。
 それは、まるで自分のことを責めているような強い口調であった。

「……そんな事聞いて、どうする?」
「太一さんが、ヤマトさんの事を忘れてしまった原因は、そこにあると思うからです」

 きっぱりとした光子郎の口調に、ヤマトは少し驚いたように相手を見つめる。
 そんなヤマトの視線を感じながら、光子郎は小さく息を吐き出した。

「ヤマトさんは、僕の気持ちをご存知ですから、はっきりと言います。僕は太一さんの事が好きです!ですから、太一さんを悲しませるあなたを許せません」

 少し強い口調で言われた事に、ヤマトは更に驚いたような表情を見せた。

「俺が、太一を悲しませているだと…」

 言われた事の意味がわからないと言うように、ヤマトは光子郎に視線を向けると、その真意を確かめるように問い掛ける。

「気付いてないとは、言わせませんよ。だから、聞いているんです、誰と一緒に居らしゃったのかを…」

 真剣な瞳が見詰めて来るのに、ヤマトは居心地悪そうに顔をそむけると、小さく息を吐き出した。

「……大輔の姉と一緒だった………」

 そして、ポツリと呟かれたそれに、光子郎は確信していたように大きく頷く。

「……やはり、そうでしたか……だから、太一さんは……」

 ヤマトが誰かと一緒だったと言うのは、既に確信していたのだ。
 そして、その相手が女性である事も…。
 自分の考えていた事が正しかった事に、光子郎はため息をつく。

「光子郎、もういいんだ。太一の気持ちはもう分かったから……」

 だが、そんな自分に、諦めたように呟かれたその言葉に、光子郎は眉を吊り上げた。

「何を分かっているんですか?あなたは、何も分かっていないでしょう!!」
「光子郎?」

 少し声を荒げて言われたそれに、ヤマトは驚いて瞳を見開く。

「ヤマトさん、そんなに簡単にあの人を諦められると言うのなら、僕は絶対にあなたを許しません」

 本気で怒っていると分かる光子郎に、ヤマトは何も言葉を返す事が出来なかった。

「……あの人を好きなのは、あなただけではないんですよ。そんないい加減な気持ちであの人を好きだというのなら、あなたにだけは太一さんを渡したりしない」
「……光子郎……」
「話はそれだけです。お時間を取らせてしまって、申し訳ありませんでした。……あなたの記憶がない今の状態は、僕にとってはチャンスなんです。だから、あなたに太一さんを渡しませんから……」

 椅子から立ち上がって、真っ直ぐにヤマトを見つめて言われたその言葉は、完全に自分に対しての宣戦布告である。 
 そして、光子郎は、伝票を手に取ると、そのままレジへといってしまった。

 その後姿を見送りながら、ヤマトはゆっくりと瞳を閉じる。

「……忘れられるくらい嫌われてるのに、どうしてそんな事を言われなきゃいけないんだよ・・…」

 肘をテーブルに付いて、その手に額を預けながら呟かれたそれは、誰にも聞かれることはなかった。
 喫茶店から外に出た光子郎は、店の中を振り返ってヤマトを見る。

「……言い過ぎてしまいましたね……でも、あなたは、分かっていらしゃらない。それにもう、僕に勝ち目なんてないんですよ……」

 自分の呟いた言葉に微苦笑を浮かべて、光子郎は小さく息を吐き出す。

「僕にとって、チャンスなんて、嘘です。記憶のない今でも、太一さんは、ヤマトさんの事しか考えていないんですから……」

 自分にとって、太一という存在がどれだけ大きいかを知っているかこそ、幸せになってもらいたいと言う気持ちは誰にも負けないくらい強いと自覚している。

「だから、あなたがしっかりしてくれなければ、困るんですよ、ヤマトさん……」

 テーブルに肘を付いて頭を抱えるようにしているヤマトを見詰めながら、呟やかれたそれは、その相手には聞かれる事はなかった。





「太一さん!」

 突然名前を呼ばれて振り返れば、嬉しそうに自分の所に走り寄ってくる姿が目に入る。

「タケル…」
「病室に居ないから、探しちゃいました」

 すぐ傍まで来た相手が、自分に笑顔を見せながら言った言葉に、太一は申し訳なさそうに頭を下げた。

「ああ…悪い、喉、渇いたから・・…そうだ!タケル、お前も何か飲むか?」
「いえ…悪いですから…それに、見舞いに来て、奢ってもらう訳にはいかないです…」

 自分の申し出を丁寧に断るタケルに、太一は思わず苦笑をこぼしてしまう。

「見舞いって、大した怪我でもないんだけどなぁ・・…」
「ええ、本当に、大した事無くって良かったですね、太一さん」

 嬉しそうに言われたそれに、太一はもう一度苦笑をこぼす。
 確かに、怪我事態は大した事はないのだが、怪我をした理由を考えると、素直に喜んで良いのか理解に苦しんでしまう。
 果たして、タケルが自分の怪我の理由を知っているのかどうかは、太一にとっては謎であった。

「それで太一さん、明日には退院出来るんですか?」
「ああ。検査の結果で、何も問題はねぇみたいだから、明日には退院できるだろうって言われてるけど…」

 病室に戻りながら話をしている中、突然尋ねられた事に、太一は医者から言われた事をそのまま伝える。

「本当ですか?」

 太一の言葉に、まるで自分の事のように喜んでいるタケルに、太一も笑顔を返す。

「ああ、大した怪我じゃねぇんだから、問題ないだろう」

 当然のように返したそれに、タケルは安心したように頷いて、もう一度嬉しそうな笑顔を見せた。

「良かった…・お兄ちゃんも、すっごく心配してたんですよ」
「…お兄ちゃん?」

 だが、嬉しそうに言われたそれに、太一は不思議そうに首をかしげる。
 自分が覚えている限りでは、タケルは一人っ子のはずなので、兄と言われても、誰の事か分からない。

「うん、お兄ちゃんすっごく太一さんの事心配してたよ」

 不思議そうに聞き返されたそれも、タケルには訳が分からなかったのだろう、そのまま頷いて返された。
 当然のように言われる言葉に、漸く太一はタケルの兄と言う人物が誰かと言う事に気が付く。
 
今、自分が忘れている人は、一人しか存在していない。
 タケルが当然のように話している人物は、彼以外の何者でもないと悟った太一は、小さく息を吐き出すと、一瞬躊躇しながら、その人物の事を尋ねる事にした。

「なぁ、タケル……ヤマト、どうしてた?」

 ヤマトの名前を出しただけで、胸がどきどきするのを感じながら、太一は出来るだけ自然に見えるようにタケルに問い掛ける。

「お兄ちゃんなら、バンドの練習があるって言ってましたよ」

 そして、自分の問い掛けにサラリと戻ってきたその言葉が、自分の考えた事があたっていた事を教えてくれた。

「…そっか…そうだよなぁ・・…」

 当然のように言われたそれに、太一は苦笑をこぼすと、ため息をつく。

 ヤマトのことを考えるだけで、こんなにもどきどきするのを止められない。
 タケルがヤマトの弟であると言う事に、何故か緊張する。
 自分が、ヤマトの事を忘れてしまったと知ったら、自分はヤマトだけでなく、タケルをも悲しませてしまうだろう。
 ヒカリに光子郎にまで迷惑を掛けているというのに、これ以上誰かを悲しませるようなことはしたくない。

「太一さん、どうかしたんですか?」

 何も言わなくなった太一を心配するように、タケルはその顔を覗きこむ。

「いや、何でもねぇよ・…それより……」
「太一先輩!!」

 心配そうに声を掛けられて、慌てて首を振って話題を変えようとした太一は、突然嬉しそうな声で名前を呼ばれて振り返る。

「大輔」
「大輔くん……」

 病院の中だと言うのに、嬉しそうに自分に手を振っている相手を確認した瞬間、太一とタケルは一瞬顔を見合わせて苦笑をこぼす。

「先輩、大丈夫なんですか?」
「ああ、大した怪我じゃないからな。明日にでも退院決定みたいだし…心配掛けて悪かったな、大輔」
「本当ですか?!良かった……」

 嬉しそうに満身の笑顔で笑う大輔に、太一も笑顔を返した。
 そして、3人で病室に入ると、太一は大人しくベッドに戻る。

「とっ、そうだ!タケル、冷蔵庫の中にジュース入ってるから、飲んで良いぜ」
「えっ?でも、太一さんさっきジュース買いに行ってたんじゃ……」

 太一に言われた通り備え付けの冷蔵庫を見ると、確かにジュースが何本か入っているのが確認できた。
 そんな冷蔵庫の中身を見て、タケルは不思議そうに太一を見る。

「母さんから、果物系しか飲むなって言われてるんだ。今、果物系は入ってねぇから、買いに行ってたんだよ。だから、お前らその中のモノ飲んでいいぜ」

 タケルに言われた事に苦笑をこぼしながら答えて、太一は自分が買って来たオレンジジュースを見せると、それにストローを挿す。

「あっ!んじゃ俺、コーラー貰います!」
「ああ、明日には出て行くんだから、片付けてくれ」

 元気良く冷蔵庫の中からコーラーを取り出す大輔に、太一は笑顔を向ける。

 冷蔵庫の中には、差し入れと称されて持ってこられたジュースが数本。
 そして、生物系のお菓子がいくつか入っていた。

「ついでに、そのお菓子も食っていいぞ、大輔」
「本当ですか?」

 嬉しそうに自分の事を見詰めて来る大輔に、太一は楽しそうに笑いながら頷いて見せる。

「ああ、タケルも遠慮する事ないぜ」
「でも、これって、太一さんへのお見舞いの品なんじゃ……」
「……タケル、俺一人に、これ全部食えると思うか?」

 自分の言葉に躊躇しているタケルに、太一はため息をつくと苦笑をこぼして聞き返す。
 確かに、太一一人で食べるには、結構な量がある。

「…流石に、無理ですよねぇ……」

 太一に言われた言葉に、もう一度冷蔵庫の中を覗いたタケルも、思わず苦笑をこぼしてしまう。
 それだけ、お見舞いの品があるのである。それは同時に、太一がどれだけ皆から慕われているのかと言う事を表しているのだ。

「それじゃ、いただきます……」

 言われるままに、お菓子を貰う。
 先に食べ始めていた大輔は、嬉しそうにお菓子を食べては、コーラーで流し込んでいるようだ。
 そんな二人を見詰めながら、太一は苦笑をこぼして、自分も買ってきたジュースのストローに口をつける。

「ところで、タケル……」

 一通りお菓子を食べて満足したのか、大輔が口に残ったモノをコーラーで流し込んでから、タケルに声を掛けてくる。

「なに、大輔くん?」

 突然名前を呼ばれて、タケルは不思議そうに大輔をみた。
 普段、大輔が自分に声を掛ける事は少ない。
 自分が、大輔から余りいい存在に取られていないと言う事を自覚しているだけに、声を掛けられたのが、意外だったのだ。

「お前の兄貴、一昨日ウチの馬鹿女とデートしたんだってな……」
「お兄ちゃんが、大輔くんのお姉さんと、デート?!」

 だが、続けて言われたその内容に、タケルは驚いて素っ頓狂な声を上げてしまった。
 そして、信じられないと言うように大輔の事をマジマジと見詰めてしまう。

「ああ、あの女、嬉しそうに言ってたぜ」

 自分の事を驚いたように見詰めて来るタケルに、大輔はサラリと言葉を返してくる。
 それに、タケルは何も返せずに、思わず太一へとその視線を向けた。
 そして、向けた視線が信じられないモノでも見たように、驚きに見開かれる。

「た、太一さん?!」

 自分達が話している間何も言わずに話を聞いていた太一は、シーツを握り締めたままじっと前を向いていた。
 そして、その瞳からは、透明の液体が溢れている。

「先輩!気分でもわるいんですか?」

 大輔もタケルの声に、太一を見た瞬間、心配そうに声を掛けた。
 しかし、当の本人である太一は、突然心配そうに声を掛けられて、不思議そうに首を傾げて見せる。

「…どうしたんだ、二人共?」

 そんなに心配そうに見詰められる理由が分からなくって、太一はそのまま真っ直ぐに二人を見詰めた。

「…あれ?…俺、何で……」

 そして、自分の手に落ちてきた水滴に、漸く太一は自分が泣いている事に気が付いて、また首をかしげる。
 泣く理由なんて、一つもないのに、涙は後から後から溢れてくるのだ。

「…太一さん……」
「ご、ごめんな……俺、何で泣いてるんだろう……」

 止めようと思って目許を拭うが、自分の気持ちとは反対に、涙は一向に止まってはくれない。
 そして、胸を締め付けるあの痛み。

「悪い、二人共……本当に、ごめんな……」

 自分の心が、分からない。

 どうして、胸が苦しいのか?
 何が、こんなにも悲しいのだろう……。

 その答えは、自分の中に存在しているのに、太一はその気持ちから、目を逸らしている。

 心配そうに見詰めて来る二人に、太一は申し訳なさそうに謝った。
 自分が今、何で泣いているのか分からないから……。

「太一さん……やっぱり、お兄ちゃんの事……」
「タケル!今日はもう帰ろうぜ、太一先輩疲れてるみたいだし……」

 何か言いかけたタケルの言葉を遮るように、大輔がその腕を掴むと慌ててドアへと急ぐ。

「ちょっ、大輔くん!」
「そ、それじゃ、太一先輩、お大事に……」

 慌てて部屋を出て行く大輔に引っ張られるように、タケルも病室を出て行く。

「だ、大輔くん、離してよ。ボク、太一さんに話が……」
「お前、今の太一先輩に、ヤマトさんの事なんて言えるのかよ!!」

 病室を出るなり、戻ろうとするタケルに、大輔は強い言葉でその行動を遮る。
 大輔に言われた事に、タケルは一瞬言葉に詰まって息を吐き出した。
 確かに、今の太一にヤマトの話など出来るはずもない。
 それは、太一が自分の気持ちに気付いていないから……。

「…今、先輩に何を言っても、意味なんてねぇよ!」
「……大輔くん……」

 辛そうな大輔の言葉に、タケルもようやくいつもの冷静さが戻ってくる。
 そして、小さく息を吐き出すと同意するように頷いた。

「……そうだね…ごめんね、大輔くん……」
「な、何がだよ・…」

 突然誤られて、大輔は意味が分からないと言うように、タケルを見る。
 タケルはその視線を受け止めながら苦笑をこぼした。

「…太一さんの事、好きなんでしょう?」
「なっ!!」
「隠さなくっても分かるよ・…ボクも、同じだから……」

 自分の言葉に驚いて何も言えない大輔に、タケルは正直に自分の気持ちを伝えた。

「お前・・…」
「でも、相手がお兄ちゃんじゃ、勝ち目ないよね……」

 苦が笑う表情を浮かべるタケルに、大輔はそれ以上何も言えず、口を閉ざす。

「……でも、好きな気持ちは、止められない……」
「ああ…俺だって、太一先輩の事好きだ…・だから、あの馬鹿女とデートしたって言う、ヤマトさんが許せねぇ!」

 ばんっと壁を殴りつける大輔に、タケルはため息をついて頷いて返した。

 自分達が好きな人を悲しませた相手を、許せないと思うのは当然である。
 しかも、自覚なしに涙を流す太一の姿は、本当に苦しそうだったのだ。
 その苦しみから救ってやれる相手がヤマトだけしかいないと言う事に、二人は苛立たしげな表情を見せた。

「ボク、お兄ちゃんと話をしをしてくる!!」
「タケル、俺も行くぜ」

 あんな涙を流す太一は見たくないから……。

 二人は大きく頷き逢うと、病院を後にするのだった。



  






   お、終わりませんでした……xx
   よ、予定では、終わるはずだったんですけど……xx 本当に、ごめんなさい(><)
   しかも、お子様二人が出て来て、話がややこしく…・・タケルの言葉使いがイマイチ分からないし、
   しかも、大輔が偽者!!性格違うし、そんなに鋭くないと思うんですけどねぇ・・…xx
   まっ、今回は特別って事で・…xx
   おいおい、状態なんですが、次こそは終わる予定です!!
    (これって、ゴーレツの方でも散々言ってる内容です・…xx)

   でも、次回は太一が自分の気持ちに気が付くので、少しは話も進めやすいと思います。
   そして、次こそは終わらせよう!!じゃないっと、このままじゃ太一もヤマトも可愛そうで…xx
   今度こそ、HAPPY END になるように努力しますねvv