台風が沖縄に接近、今年はまだ直撃を受けていない。5mに達したパパイヤの木は、玉汗を噴出すかのように、1本の木に
40個の実を付け垂れ下がった。昨年ビワの実が熟む前の青い時期に、大コウモリの仕業か、他の小鳥との共同作業なのか
総て食い散らされた。これだけ器用に果肉だけを食べつくすのは、喰い摘んだ後、地上で食するカラスか、山鳩であろう。
現場を見ていないので確証できないが、みごとに多数の種だけが散乱していた。この調子では、パパイヤもとあきらめて
いたが、無事に突かれもせず豊作。しかし、何個かの台風はやって来て、真っ先に被害を受ける植物である。
ある程度熟ませて採るつもりであったが、台風に倒される前にと30個を、折りたたみのアルミ梯子をパパイヤ木に立て掛け
手のひらで受けながら実を回転しもぎ取り、隣近所に配った。沖縄では島野菜として一般的に見られる代表格パパイヤ。
昔から、お産後に乳の出を良くする食材でもあった。台風が通り過ぎ、2週間はパパイヤ、シリシリが続く。

  


パパイヤ食べ尽くし料理。
旧盆のお中元に頂いた、コンビーフ、シーチキン。豆腐を加えチャンプルー。味噌汁にしたり、工夫をすれば
素人でも何種類もの献立が出来る。食費が相当にうく。飽きたら、他品を一品加えたりして、食べつくす。
体一杯にパパインが充満して??メタポリックが解消しないかと思ったりするのだが。

パパイン-脂肪燃焼を促進すると言われているタンパク質分解酵素

  

  

現在、windowXPの入ったノートパソコンと新規に買ったNECVistaのヂスクトップが自宅の卓上にある。
修理代が1万2千円で済んだので、自分が使う分には新しく買う必要はなかった。基盤を取り替えるとなると6万はかかると、
言うことだったので、それならと、買い換えるつもりで先んじて買ってしまった。後々は、窯場に置けば、いいかとも思うが、実は山中
にもかかわらず、ここ石川嘉手刈は6年前に光ケーブルが早くに敷かれていて、ゴーストタウンとなった自宅のあるコザ十字路は、
敷設が遅れ昨年ようやく、光ケーブルが入った状態。


  


10/1  13、14、15号と台風が発生し、先島は直撃を受けたが、本島をことごとく避け、本土への上陸が多くなった。
その影響で気温も下がり、窓越しの風がここちよい。窯場展示室の一角に設けた机で久方にパソコンを打っている。
近頃は創作と言える仕事とは程遠い、造形でもなく、定型の酒壺を窯に満たす分(二袋)、一袋はスタッフの貸し窯にして
各自の作品を入れ一緒に窯焚きをしている。焼き(窯変)一辺倒である。総ては焼きの良し悪しで決まる。
デザイン、フォルムに試行錯誤し、創作していく仕事とは相反して、いたって単純明快な仕事である。しかし、琉球南蛮作りを
続けるからには、確かな存在感のある酒甕を残したいもの。しばらくは、このスタンスで行って、なおざりになっている
個展もしなければと思っている。前回の個展は平成11年沖縄三越、9年前である。


  


10/3  アメリカのサブプライムローンから端を発した金融危機が1929年(世界大恐慌)に、匹敵する様相を呈し、株が
急激に暴落。ドル安で世界経済が連鎖的に悪化している。公的資金で不良債権買い、資本注入など躍起の対策。
しかし、株価は下げ止まらず、底が見えない状態。そんな冷え込んだ社会の中で日本人ノーベル賞受賞の一報が。

小生はスピーカーから連呼する「石焼イモ、、、、」の車を呼びとめ昼食に2個買う。

  


  


10/12  窯場からの帰り際、大粒の激しい雨が降ったりで、明日もこのまま降り続くのではとの思いで帰路に。
今のところ、電動ロクロ三台を使い、大壺を個々に、乾かしては繋ぎ作っていくだけで、時間的に余裕がある。
明日は湿気で繋ぐことができないかもしれない。無理に繋いでもヘタッテしまい、壊してしまう。


  

自宅裏座の倉庫になっている6畳を急いで相棒と2人で床板を張替えた。腰をかがめ鋸を使う度に、少々痛いなと
感じたが、大工仕事を続けた。仕事を終えた翌日、腰近辺の背骨が抜けた感じで、痛くてマトモニ起き上がれない。
仰向けからでは起きれず、うつ伏せになって、時間をかけ生汗をかきつつ起きる。ただ事ではない。
ビックリ腰か、あの椎間板ヘルニアか、病院に行く。レントゲン結果異常なし、痛み止めの薬と湿布薬を
処方してもらう。