ミカン木に寄り添うように這いつくばったアゲハチョウの幼虫。枝だけを残し、葉を奇麗に食い尽くして行く。鮮やかな緑のスーツに角帽を被ったユーモラスな
生き物は、見るからに愛くるしく、丸めた指でハジキ飛すことができず背中を撫ぜていた。屋内で飲んでいたコーヒーを持参して、ここでコーヒータイム。

  


    

サクララン                                サンニン(月桃)