7月6、7日に朝日連峰に遊びに行ってきました。
7月5日から6日は梅雨前線の影響で山形県全域で大雨が降り続き最上川、朝日川は増水し、ものすごい濁流となって流れていた。その雨の中朝日鉱泉口まで車をはしらせる。途中、何カ所か道が崩れていてなかなかスリルのあるドライブだった。
朝日鉱泉に到着し、結局その日は雨のため動きがとれず温泉につかり登山地図を眺めるだけで一日が過ぎていった。
次の朝はうってかわって青空がひろがった、しかし天気予報では午後からくずれるそらしい。朝御飯も食べずにとびだした。朝日鉱泉からの登山ルートは3種類、A:朝日鉱泉-鳥原山-小朝日岳-大朝日岳、B:朝日鉱泉-中ツル沢-大朝日岳、C:上倉山-平岩山-大朝日岳、今回はAコース鳥原山経由の一番一般的なコースをとることにした。
降り続いた雨のせいで登山道は泥だらけ沢も増水気味で歩きにくい。その上、風が全くなく蒸し暑い。思ったよりハードな山行になった。
とにかく、泥と崖崩れで手間取ったが3時間で鳥原山山頂にたどり着いた。ここから小朝日岳に向かう途中、高度計が上がりはじめ黒い雲が向かってくるのがみえた。多少時間が早いが引き返すことにした。
鳥原山山頂付近は沢山のトンボが飛び回る湿原になっていた。尾瀬のように橋板がわたしてある。
とにかく、暑くて喉が乾いた。山頂近くの鳥原小屋の水場は冷たくて思わず帽子ですくって頭からかぶってしまった。爽快な気分だった。