クィーンシャーロットのトーテムポール工房

クィーンシャーロットにはハイダ族というインディアンが住んでいる。トーテムポールに代表されるハイダの文化はハイダアートとして有名で、今回私は機会を得てハイダのトーテムポール工房を見せてもらった。

工房の中
私が訪れた時には一人のクラフトマンがおみやげ用の少し小さめのトーテムポールを制作していた。少々ギクシャクした英語で挨拶をすると
「好きに見ていきなよ」
と言って中にいれてくれた。

彼は話しながらも手を休めない
彼の作っているトーテムポールはどこかに立っている大きなトーテムポールのコピーに自分のアレンジを加えて作っているそうだ。このトーテムポールに刻まれている人の顔や動物にはストーリーがあって、インディアンの長老が話してくれた物語が元になっているらしい。

「写真を撮らして」と言ったら手を休めてくれたものの
なかなかこっちを向いてくれない
この工房にはグジョーという親方がいて(クィーンシャーロットでも名物男らしい)大きなトーテムポールも作っている。しかし、典型的な夜型人間だそうで昼間は工房に姿を見せない。どんな人物なのか会ってみたかった。


インディアンの居住地にあるトーテムポール


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