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■さて、ここまでで一応白地に黒の主線が描かれた線画が出来上がりました。しかし儂はいつも、主線にある程度の色味をつけてから塗りに入っております。絵を塗る時のメインカラーは、今回の場合『茶系のグレー』と決めていたので、主線も茶色くすることに。 ■右図のように、ファイル名の後には、そのファイルが現在どんなモードなのかが表示されています。主線を茶色にする前段階として、まずPhotoshopのメニュからイメージ→モードを選びます。するとグレースケールでスキャンした場合、『グレースケール』にチェックがついているハズ。そのチェックを『RGBカラー』に変えると、右図のように、赤丸で囲んだ部分が『グレー』から『RGB』に変わります。これでモード切り換えは終了。 ■モードを切り換えたら、イメージ→色調補正→バリエーションを選択します。すると、今度は下のようなウインドウが現れるので、主線が好きな色になるまで色調をいじり倒します。 |
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■右のウインドウで、上の小さな枠に表示されている2つのサムネイルは、『原画』とバリエーション適用後の『現在』。その下にある7つのサムネイル画像は、『現在』の状態を、グリーン、イエロー、シアン、レッド、ブルー、マゼンタの色味を加えたらどうなるか、というプレビューです。主線を茶色くしたいなら、イエローとレッドを2〜3回ずつ『原画』に加えると丁度いい感じ。 ■上でグレースケールからRGBモードに切り換えたのは何故なのかというと、グレースケールモードのままだと色がつかないからデス。何で色がつかないんだろうとついこの間まで悩んでいたおぽんち人間がここに約1名。 |
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■調整後が右図。いい感じに主線が茶色くなったので、ここで一旦ファイルを保存。Photoshopを使うのはここまでで、後はPainterで塗り作業を進めて行きます。塗り方はいつも通りということで、今回は省略。晏嬰さんの『いつもの塗り方』に関しては前回の講座を参照して下さいナ。 ■ちなみに、塗り作業を進めていく過程で主線の色は段々塗りつぶされて黒くなっていくので、色をつけた意味があまりなくなるんですが…。まあ、この主線の色を変える作業は晏嬰の個人的なこだわりということで(苦笑)。 |
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