夕闇迫る時間になると、時々右目が疼くようです。画面の透明感を出すのに一苦労。CGだけど手描きっぽさを残したかったので、そのへんの兼ね合いをどうするかでもひと苦労した絵。でもなんだね、やっぱ夕闇にヲヤヂに煙草の紫煙ってのはヲヤヂ描きの永遠のテーマだね!!(アホウか、儂…)ちなみに、『黒羽 恵馬』の名前の由来ですが、『黒羽』はもちろん堕天使ベリアルとの契約者として、『黒い翼(本当は青い翼なんだが、イメージよイメージ)』。単に名前に『黒』を使いたかったってのもありますが(^^;)。『恵馬』は『知恵』の『恵』と、『悪魔』の『魔』と同音の『馬』を当てました。なので、本当の名前は『恵魔』なのであります。
ベリアルと先生とは、つかず離れずのあっさりした契約関係にあります。時にツッコまれ、時にやんわりとツッコみ返しつつ。しかしベリアルは昔は熾天使階級に属していた大物だけあって、その強大な力を我が身に喚び込んで用いることはそんじょそこらの魔術師ではとうてい不可能。先生の霊的キャパシティーが先天的に大きかったことが、ベリアルの降神(いや、降魔か、この場合)を容易なものにしているというワケ。降魔した状態では、先生の肉体を通じてベリアルそのものが振舞うことになり、外見もベリアルに準じた姿に変化します。